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特別展 「外国奉行と神奈川奉行 ―幕末の外務省と開港都市―」Part1 「外国奉行―幕末の外務省」 開催のお知らせ【横浜開港資料館】
公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団
日米和親条約締結170周年を記念した特別展が開幕します!
今年は、安政元年(1854)に横浜で日米和親条約がむすばれてから170周年にあたります。この条約の締結によって、日本は欧米諸国と恒常的に外交をおこなう必要に迫られ、幕府は安政5年(1858)外国奉行(外国方)を創設します。一方、安政6年(1859)に開港された横浜には神奈川奉行が置かれることになりました。
外国奉行と神奈川奉行の研究・展示は、これまでほとんどおこなわれてきませんでした。外国方は外務省の前身にあたる組織で、幕末の厳しい国際環境のなか、幕府外交のかじ取りを担います。一方、神奈川奉行(所)は神奈川県(庁)の前身機関で、開港場周辺の行政をおこないつつ、居留地で外国人との折衝も担当したのです。このふたつの組織の検討は、近代の日本外交のルーツを考えるうえで非常に重要です。
今回の展覧会はPart1として外国奉行に、Part2として神奈川奉行にそれぞれスポットをあて、ふたつの組織の実態や幕末の「外交官」たちの姿、そして開港都市横浜の様相を、古写真・絵画・絵図・古文書など総計約150点の資料から紹介します。Part1 からPart2にかけては展示資料を全点入れ替えます。蓄積された詳細な研究の成果をより多くの歴史資料を通じて知っていただければ幸いです。
◆特別展 Part1 「外国奉行―幕末の外務省」 基本情報◆会期 令和6(2024)年9月21日(土)~10月20日(日)
開館時間 9:30~17:00(入館は16 :30まで)
観覧料 一般500円、小・中学生・横浜市内在住65歳以上250円
Part1・2共通入館券900円[前売800円]
毎週土曜日は高校生以下無料
毎月第2水曜日「濱ともデー」は市内在住65歳以上無料
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
会場 横浜開港資料館 企画展示室
主催 公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団(横浜開港資料館)
共催 横浜市教育委員会
後援 外務省 駐日英国大使館 朝日新聞横浜総局 神奈川新聞社 産経新聞社横浜総局 東京新聞横浜支局 日本経済新聞社横浜支局 毎日新聞社横浜支局 読売新聞横浜支局 NHK横浜放送局 tvk FMヨコハマ
Part1「外国奉行―幕末の外務省」 おもな展示資料と見どころ
「幕末の外務省」に関する初の展覧会
これまで、「幕末の外務省」である外国奉行(外国方)に焦点を宛てた展覧会はおこなわれてきませんでした。また、これまであまり研究がなされていないテーマでもあります。本展覧会では、外国奉行に関する資料調査を広範に実施し、丁寧な研究をおこないました。外国奉行(外国方)の全貌を知ることのできる初の展覧会となります。
現在の日本外交を考えるうえでも、そのルーツとなった幕末の外交機構の検討は重要ではないでしょうか。
1. ハリスの肖像写真 1863年
初代駐日アメリカ公使タウンゼント・ハリスは安政5年(1858)、横浜沖で日米修好通商条約を幕府と結び、日本を近代の国際体制に引き入れた著名な人物です。ハリスは帰国後にニューヨークのブレディースタジオで肖像写真を撮影します。展示資料は当館が今年入手したもので初公開。ハリスの肖像写真(原資料)は国内では本資料以外には知られておらずたいへん貴重なものです。
2. 外国奉行柴田剛中の資料群
昨年(2023年)、国立歴史民俗博物館に外国奉行柴田剛中に関する資料群が寄託されました。外国奉行に関する資料群としては質量ともに群を抜くものです。今回はこの資料群から30点余りをお借りして出陳します。
タウンゼント・ハリス肖像写真 横浜開港資料館所蔵
別手組の姿 元治元年(1864)横浜開港資料館所蔵
3. 外国人の警備に関わる資料群
幕末に外国人襲撃事件が頻発したため、幕府は外国人警備専門部隊「別手組」を設立します。今回、そのメンバーだった武島金三郎に関わる資料を目黒区めぐろ歴史資料館からお借りして展示します。資料からは別手組がどのように外国人の警備にあたっていたのか、その実態が判明します。
武島金三郎の日記 慶応元年(1865) 目黒区めぐろ歴史資料館蔵
関連企画のご案内
○トークライブ「幕末の外交官を深掘りする」
2024年10月9日(水)13時30分~16時
講師:小野将氏(東京大学史料編纂所准教授)・福岡万里子氏(国立歴史民俗博物館准教授)
講師による各40分程度の講演のあと、幕末の幕府「外交官」について講師と展示担当者が語り合います。
司会:吉崎雅規(特別展担当者・当館主任調査研究員)
会場:当館講堂 参加費:500円 定員:40名(先着)
申込:https://teket.jp/3987/38352
○特別展関連講座
(1)10月20日(日) 1.「外国奉行―幕末の外務省」 吉崎雅規(当館主任調査研究員)
(2)11月16日(土) 2.「神奈川奉行―開港都市を治める」 吉崎雅規(当館主任調査研究員)
会場:当館講堂 時間:15時~16時30分
参加費:500円 定員:各40名(先着)
申込:1.https://teket.jp/3987/38328 2.https://teket.jp/3987/38350
○まち歩き「神奈川奉行所ゆかりの地を歩く」(横浜市歴史博物館との連携事業)
11月13日(水)14時30分~16時30分
案内人:当館・横浜市歴史博物館の学芸員
出発地:当館 解散地:京急「戸部」駅付近 当館から出発して運上所跡・神奈川奉行所跡など神奈川奉行所に関係する史跡をおもにめぐります。 参加費:500円 定員:20名(先着)
申込:https://teket.jp/3987/38351
○展示担当者による展示解説
9月29日(日)15時~、11月8日(金)10時30分~ ※それぞれ40分程度
予約不要 会場:企画展示室入口 参加費:無料(ただし特別展観覧料が必要)
展示関連新刊図書のご案内
横浜開港資料館編「外国奉行と神奈川奉行」
判型:A4判192ページ 価格:2,500円(税込) ISBN:978-4908548178
約250枚の図版で2つの組織について紹介します。専門研究者の論考も収載。
今後の記者発表予定のおしらせ
9月13日(金)予定 特別展Part1「外国奉行―幕末の外務省」プレス向け内覧会のお知らせ
10月4日(金)予定 特別展Part2「神奈川奉行―開港都市を治める」の詳細について
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日米和親条約締結170周年を記念した特別展が開幕します!
今年は、安政元年(1854)に横浜で日米和親条約がむすばれてから170周年にあたります。この条約の締結によって、日本は欧米諸国と恒常的に外交をおこなう必要に迫られ、幕府は安政5年(1858)外国奉行(外国方)を創設します。一方、安政6年(1859)に開港された横浜には神奈川奉行が置かれることになりました。
外国奉行と神奈川奉行の研究・展示は、これまでほとんどおこなわれてきませんでした。外国方は外務省の前身にあたる組織で、幕末の厳しい国際環境のなか、幕府外交のかじ取りを担います。一方、神奈川奉行(所)は神奈川県(庁)の前身機関で、開港場周辺の行政をおこないつつ、居留地で外国人との折衝も担当したのです。このふたつの組織の検討は、近代の日本外交のルーツを考えるうえで非常に重要です。
今回の展覧会はPart1として外国奉行に、Part2として神奈川奉行にそれぞれスポットをあて、ふたつの組織の実態や幕末の「外交官」たちの姿、そして開港都市横浜の様相を、古写真・絵画・絵図・古文書など総計約150点の資料から紹介します。Part1 からPart2にかけては展示資料を全点入れ替えます。蓄積された詳細な研究の成果をより多くの歴史資料を通じて知っていただければ幸いです。
◆特別展 Part1 「外国奉行―幕末の外務省」 基本情報◆会期 令和6(2024)年9月21日(土)~10月20日(日)
開館時間 9:30~17:00(入館は16 :30まで)
観覧料 一般500円、小・中学生・横浜市内在住65歳以上250円
Part1・2共通入館券900円[前売800円]
毎週土曜日は高校生以下無料
毎月第2水曜日「濱ともデー」は市内在住65歳以上無料
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
会場 横浜開港資料館 企画展示室
主催 公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団(横浜開港資料館)
共催 横浜市教育委員会
後援 外務省 駐日英国大使館 朝日新聞横浜総局 神奈川新聞社 産経新聞社横浜総局 東京新聞横浜支局 日本経済新聞社横浜支局 毎日新聞社横浜支局 読売新聞横浜支局 NHK横浜放送局 tvk FMヨコハマ
Part1「外国奉行―幕末の外務省」 おもな展示資料と見どころ
「幕末の外務省」に関する初の展覧会
これまで、「幕末の外務省」である外国奉行(外国方)に焦点を宛てた展覧会はおこなわれてきませんでした。また、これまであまり研究がなされていないテーマでもあります。本展覧会では、外国奉行に関する資料調査を広範に実施し、丁寧な研究をおこないました。外国奉行(外国方)の全貌を知ることのできる初の展覧会となります。
現在の日本外交を考えるうえでも、そのルーツとなった幕末の外交機構の検討は重要ではないでしょうか。
1. ハリスの肖像写真 1863年
初代駐日アメリカ公使タウンゼント・ハリスは安政5年(1858)、横浜沖で日米修好通商条約を幕府と結び、日本を近代の国際体制に引き入れた著名な人物です。ハリスは帰国後にニューヨークのブレディースタジオで肖像写真を撮影します。展示資料は当館が今年入手したもので初公開。ハリスの肖像写真(原資料)は国内では本資料以外には知られておらずたいへん貴重なものです。
2. 外国奉行柴田剛中の資料群
昨年(2023年)、国立歴史民俗博物館に外国奉行柴田剛中に関する資料群が寄託されました。外国奉行に関する資料群としては質量ともに群を抜くものです。今回はこの資料群から30点余りをお借りして出陳します。
タウンゼント・ハリス肖像写真 横浜開港資料館所蔵
別手組の姿 元治元年(1864)横浜開港資料館所蔵
3. 外国人の警備に関わる資料群
幕末に外国人襲撃事件が頻発したため、幕府は外国人警備専門部隊「別手組」を設立します。今回、そのメンバーだった武島金三郎に関わる資料を目黒区めぐろ歴史資料館からお借りして展示します。資料からは別手組がどのように外国人の警備にあたっていたのか、その実態が判明します。
武島金三郎の日記 慶応元年(1865) 目黒区めぐろ歴史資料館蔵
関連企画のご案内
○トークライブ「幕末の外交官を深掘りする」
2024年10月9日(水)13時30分~16時
講師:小野将氏(東京大学史料編纂所准教授)・福岡万里子氏(国立歴史民俗博物館准教授)
講師による各40分程度の講演のあと、幕末の幕府「外交官」について講師と展示担当者が語り合います。
司会:吉崎雅規(特別展担当者・当館主任調査研究員)
会場:当館講堂 参加費:500円 定員:40名(先着)
申込:https://teket.jp/3987/38352
○特別展関連講座
(1)10月20日(日) 1.「外国奉行―幕末の外務省」 吉崎雅規(当館主任調査研究員)
(2)11月16日(土) 2.「神奈川奉行―開港都市を治める」 吉崎雅規(当館主任調査研究員)
会場:当館講堂 時間:15時~16時30分
参加費:500円 定員:各40名(先着)
申込:1.https://teket.jp/3987/38328 2.https://teket.jp/3987/38350
○まち歩き「神奈川奉行所ゆかりの地を歩く」(横浜市歴史博物館との連携事業)
11月13日(水)14時30分~16時30分
案内人:当館・横浜市歴史博物館の学芸員
出発地:当館 解散地:京急「戸部」駅付近 当館から出発して運上所跡・神奈川奉行所跡など神奈川奉行所に関係する史跡をおもにめぐります。 参加費:500円 定員:20名(先着)
申込:https://teket.jp/3987/38351
○展示担当者による展示解説
9月29日(日)15時~、11月8日(金)10時30分~ ※それぞれ40分程度
予約不要 会場:企画展示室入口 参加費:無料(ただし特別展観覧料が必要)
展示関連新刊図書のご案内
横浜開港資料館編「外国奉行と神奈川奉行」
判型:A4判192ページ 価格:2,500円(税込) ISBN:978-4908548178
約250枚の図版で2つの組織について紹介します。専門研究者の論考も収載。
今後の記者発表予定のおしらせ
9月13日(金)予定 特別展Part1「外国奉行―幕末の外務省」プレス向け内覧会のお知らせ
10月4日(金)予定 特別展Part2「神奈川奉行―開港都市を治める」の詳細について
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