霜降り明星・チョコレートプラネット・ハナコが生むカタルシスに期待！「伝説を目撃している感を味わってほしい」 『FNS27時間テレビ』矢﨑裕明CPが語る今年の見どころ

フジテレビの超大型番組『FNS27時間テレビ』が今夏も放送。『FNS27時間テレビ 日本一たのしい学園祭！』として、7月20日（土） 18時30分～7月21日（日）21時54分に放送されます。

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今年は、総合お笑いバラエティ『新しいカギ』（毎週土曜20時～放送中）をベースに、霜降り明星（せいやさん、粗品さん）、チョコレートプラネット（長田庄平さん、松尾駿さん）、ハナコ（菊田竜大さん、秋山寛貴さん、岡部大さん）の3組7人が総合司会を務めます。

Snow  Manの目黒蓮さん、やす子さん（「超！学校かくれんぼ」）、ラウールさん（「カギダンススタジアム」）ら豪華ゲストも発表され、注目を集める今年の27時間テレビの見どころや裏側を、矢﨑裕明チーフプロデューサーに聞きました。

――今年のテーマ「日本一たのしい学園祭」に込めた思いを教えてください。

昨年、27時間テレビが4年ぶりに復活し、『千鳥の鬼レンチャン』を主体にした内容で放送されました。その放送の3週間後に「来年は『新しいカギ』主体で行う」という通達が私と総合演出の2人（田中良樹、杉野幹典）にありまして、もちろん社内の誰にも言えず（笑）。そこから1年ぐらいかけてじっくりと「学園祭」というテーマや内容を決めていきました。

テレビのバラエティ制作を目指す人って、学園祭みたいな仕事を一生していきたい人の集まりだと思っていて、特にフジテレビはそういう人間が非常に集まっている。だから「学園祭」というテーマは、実はテレビバラエティの本質そのものなのではという気がしています。

ーー今回のMC陣について、それぞれの特徴や役割を教えてください。

霜降り明星さんに関しては総合演出の2人と年齢が近いこともあり、番組に対する思い入れが強いと感じていて、収録内容などについても気兼ねなく意見をくださいます。

チョコプラ（チョコレートプラネット）さんは、長田さんが最年長責任者、松尾さんが次男坊という立ち位置で、チームのことを一番掴んでくれています。

ハナコさんは現場で一番スタッフと話しやすい空気を作ってくれていて、特に菊田さんは一部スタッフと友達レベルで接してくれています。この3組7人の絶妙なバランスが非常に良く、それぞれの個性が番組に活きています。

ーーMC陣が高校生ダンスチームと組んで一緒に競い合う「カギダンススタジアム」も注目されていますが、ダンス練習の様子はいかがですか？

皆さん本当に忙しい中、時間を見つけて練習に励んでいます。高校生との合同練習や、振付師の先生を呼んでの個別練習など、様々なかたちで準備を進めています。特にハナコの３人は真面目で、自分から積極的に練習したいと申し出てくれています。

皆さん、自分たちが下手だと高校生の足を引っ張ってしまうというプレッシャーの中で、本当に一生懸命練習しています。まさに青春そのものですね。

ーー深夜帯の企画について、言える範囲で教えてください。

深夜帯は、粗品さんを中心に企画を考えています。「粗品ゲーム」というタイトルで、優勝賞金100万円を粗品さんが自腹で払うという企画があります。その場にいる出演者の過去のをクイズ化したり、『27時間テレビ』の深夜帯ならではのゲームを用意したりと、かなり攻めた内容になっています。

27時間テレビならではの、「伝説を目撃している感」を視聴者の皆さんに味わっていただきたいと思っています。

――昨年話題になった「100kmサバイバルマラソン」の昨年との違い、期待することは？

「100キロを休みなく走ったら実際に何時頃にゴールするのか？」という結論は、昨年ですでに出てしまっていて。今年に関しては誰が優勝するのかを含めて、出場される方々のドラマが見どころになると思います。

昨年はハリー杉山さんが優勝しましたが、惜しくも2位だったワタリ119さんや、大倉士門さん、井上咲楽さんといった昨年のリベンジ組もいれば、初出場ではあるけれど優勝を狙える実力者の方々もたくさん参加します。

フルマラソンを3時間切るという芸人のモシモシ・いけさん、『オールスター感謝祭』のマラソンで優勝したOWVの佐野文哉さんにも注目です。個人的にはA.B.C-Zの塚田僚一さんの熱い思いがどこまでいけるのか、今年もいろいろなドラマが生まれるのではと期待しています。