幾田りら＆あの 高校生100人を前に先生気分 緊張しないコツを伝授

幾田りらさんとあのさんが声優として初めて主演を務めたアニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』前章（2024年3月22日（金）公開）の、高校生を限定とした試写会が開催。
イベントでは主演の2人が登壇し､高校生からの質問に答えました。

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本作は、突如巨大な宇宙船が襲来し、絶望的に思えた緊急事態が次第に日常へと変化した世界で、青春を楽しむ少女たちの物語で、前章と後章の2部作として映画化。

主人公の2人が高校生ということで、この日の試写会には現役高校生約100人が集まりました。
参加者が全員高校生というめずらしいシチュエーションに、幾田さんは「みなさんが制服を着ているので先生になった気分」と興味津々な様子。

声の演技が初挑戦となったあのさんは「普段ぼくは早口に慣れていないのでセリフを何度も噛んだ。でもやっていくうちにそれが楽しくなって、気持ちがいいセリフも多かった。自分の成長も感じられた」と初のアフレコ収録にも手応えを感じたようでした。

イベントでは集まった高校生の質問に2人が答える場面も。

「今、高校生だったら何をしたいか？」という質問が上がると、あのさんからは少し意外な答えが飛び出しました。

あの：「ぼくは高校時代は学校生活を楽しめていたタイプじゃなかったので、行事を全力で楽しんでみたい」

幾田さんからの「一緒に体育祭とかしたいね！」という誘いにも、あのさんは「真面目に真剣にやり遂げたい」と意気込んでいました。

また「人前で緊張しないコツ」について聞かれると、幾田さんは自身のライブ前のルーティーンを伝授。

幾田：「緊張とどう向き合うかが大切。私もライブ前には瞑想して自分と向き合う1人の時間を作る。1人の時間をたっぷり作ると落ち着いてステージに上がることが出来るから」

あのさんも「ぼくもライブ前には1人になる時間を作ってもらって集中する。」とこのルーティーンに共感していました。

さらに、大学受験に失敗し予備校に通う予定だという生徒からの質問には、勇気づける一幕もありました。

ーー人生に行き詰まった時にどうやって自分を元気づけるのか？

あの：「でもさ、大学に落ちてここに来る行動力があるなら何でも出来るよ！もうなんでもやっていける。なんでもトライして！落ち込む必要はない」

幾田：「予備校に通おうとする踏ん張る力があるならば、もうなんでもできると思います」

ちなみに2人は「自分を元気づける方法」として、あのさんは「好きなものを買う。行きたい場所に行く」、幾田さんは「家族や親友と会って悩みを口に出して、自分が楽しいと思えることを目標に据える」と答えました。