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6月6日（日）、山﨑賢人が主演を務める映画「夏への扉－キミのいる未来へ－」の公開記念イベントが行われ、共演の清原果耶、藤木直人、夏菜、高梨臨、三木孝浩監督と共に出席した。

この作品は、1958年にアメリカで発表されたローバート・A・ハインライン著の小説「夏への扉」が原作。

罠にはめられ、すべてを失った科学者・高倉宗一郎（山﨑）が、かけがえのない存在である璃子（清原）と未来を変えるため、30年の時を超えて救おうとする純愛ラブストリー。

山﨑は「公開は延期になってしまったんですけど、なんとか6月に公開ができるというのは逆に良かったんじゃないかと…。やっと公開できるんだなと、ワクワクしています」と喜びを明かした。

お気に入りの胸アツシーンを聞かれると、山﨑は「時を超えるからこそ、普段の何気ないセリフがすごく粋になる。かっこよくなるシーンがありまして。それは果耶ちゃんとのシーンだったんですけど…。なんかすごく好きなところですね」と映画内容をぼかして紹介。すると、夏菜から「さっき、このセリフを言おうって覚えてたよね？」とツッコミが。

すかさず藤木が「配慮でしょ、ネタバレになっちゃうからって…」と助け舟を出すと、山﨑は「言っちゃっていいんですかね？セリフ的には『さっきはごめんね』っていう…。“さっきは”なんですよ。でも、（時を超えて）その間にはいろいろとあるので、なんてステキに聞こえるんだろう」と、感激したことを明かした。

藤木は「今回は、賢人くんとバディ役をできるというのが、オファーを受けた一番の要因。だから、賢人くんと別れるシーンがステキなシーンになればいいなと思いました。僕、ロボット役なので、そんなに感情のっけてないんですけどね（笑）」と笑いを交えながら語った。

本作の主題歌はLiSAが歌う「サプライズ」ということで、「最近周りで起こったサプライズ」を聞かれると、山﨑は「兄の子どもである姪が今2歳とかなんですけど、会うとずっと泣かれていたのに、この間会ったら『賢ちゃん』って呼んでくれて、めっちゃうれしかったです。サプライズでした」と告白。

清原は「ちょっと前なんですけど、撮影中に誕生日を迎えたときに、かわいい役のイラスト付きのTシャツをいただいて、本当にうれしいサプライズでした。申し訳なくもなるんですけど」とコメント。

藤木は「この間、娘が誕生日だったんですけど。娘が帰ってくる前に、サプライズで、誕生日の飾りつけをしてあげようと風船を注文してたんですよ。その風船が75個、膨らんでいない状態で届いて（笑）。慌てて口で膨らませて、半日かかったんですけど…。でも、娘が喜んでくれたんでやってよかったなと思います」と振り返った。

夏菜は「私事で大変恐縮なんですけど、結婚をさせていただきまして。海でサプライズのプロポーズをしていただいて…。めちゃくちゃロマンチックで…。でも、ちょうど5時のチャイムが鳴って。プロポーズされている最中に（笑）。それが一番サプライズでした」と明かし、笑わせた。

イベントでは、映画の内容にちなみ、東京タワーを“純愛”をイメージしたピンク色にライトアップする場面も。

ステージ中央に置かれた点灯用のスイッチを代表して押すことになった山﨑は、緊張した面持ちでカウントダウンを。無事に東京タワーがピンク色に染まると、登壇者から拍手が起こった。

最後に山﨑は「この作品はレトロでチャーミングでいろんな愛の形が詰まった、本当に心温まる作品です。最後に幸せなサプライズが待っています。いろんな世代の方に楽しんでいただける作品になっていると思います。ぜひ見ていただきたいです」と締めくくった。

映画「夏への扉－キミのいる未来へ－」は6月25日（金）より公開。

©2021 映画「夏への扉」製作委員会
配給：東宝 アニプレックス

最新情報は、映画「夏への扉－キミのいる未来へ－」公式サイトまで。