毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。
5月30日(日)の放送は、佐藤健、Taka(ONE OK ROCK)、映画監督の大友啓史が登場した。
映画「るろうに剣心 最終章 The Final」でそれぞれ主役、主題歌、監督を担当している3人が、出会いや制作への思い、結婚観など多岐に渡るトークを展開した。
「Takaの第一声を聴いたときに、電流が走った」(佐藤)
「最初は、純粋に僕がONE OK ROCKのファンだった」という佐藤とTakaの出会いは高校生のころ。佐藤は「Takaの第一声をイヤホンで聴いたときのことは鮮明に覚えてます」と回顧した。
佐藤:友達が「めちゃくちゃ格好いいから聞いてみ?」って言って、僕にこう、イヤホンで聴かせてくれたんですよ。当時、高校2年生ですかね。で、もうこの人の第一声を聴いたときに、本当に電流が走って。「なんですか、これは!」と。「めちゃくちゃ格好いいじゃないですか、この人たちは!」って。「今度うちの文化祭でライブやるから来る?」って言うんで、行ったんですよ。
Taka:その中で、健とも出会って、すごく親しい仲になって、今では親友と呼べるような仲になりましたけど。
佐藤:そこからもう、どんどんどんどん売れていくから、「だろ?」と。「格好いいって言っただろ」って(笑)。
大友:自分の先見の明を誇ってます。
佐藤:そう。先見の明を誇っていて。
Taka:いや、本当にすごいですよ。そういう部分に関しては。
佐藤:何ならこの人(Taka)が、自信なさげにずっとしてたんです。「俺は、大丈夫だろうか」みたいな。で、ずっと俺が「いや、お前らが一番格好いいから」って、「絶対売れるから」っていう話をしてました。
Taka:だから、「ファン」っていうくくりの中で言うと、たぶん一番のファンは佐藤健。たぶん、僕らのことを一番よくわかってる。
大友:幸せな関係だね。それで映画の主役と主題歌やってさ。
佐藤は、大きくうなずき「自分にとっての一番大切な作品の主題歌が、ONE OK ROCKに決まったときはうれしかった」と振り返った。
佐藤健は「唯一無二」の同世代の友達(Taka)
大友監督がプライベートでの遊び方を聞くと、「10代後半のときは、ひたすら僕がカラオケとかに連れまわして歌ってもらってました」と佐藤。
Taka:こっちはライブ終わって疲れてるのに、カラオケ連れてって、10曲ぐらい歌わせますからね。
佐藤:で、20代前半くらいのときは、本当にご飯行って飲んでっていうか、普通ですね。
食べに行くのは「和食が多い」という2人だが、佐藤によるとTakaが「僕の周りで、食には一番うるさい」そうで「最近では、自分でも作る」ことが明かされた。
大友:本当ですか。何作るんですか?
佐藤:すごいんですよ。
Taka:健がよく言ってくれるんですけど、カキカレーが得意なんですよ。
大友:カキってあのカキ?
Taka:はい。
大友:オイスター?
Taka:はい。
佐藤:今までは「人生で一番好きな食べ物なんですか?」って言われたら、寿司のコハダだって答えてたんですけど。
Taka:おしゃれ。
佐藤:最近は、Takaの作るカレーだって言って。
大友:マジか。
Taka:そう言ってくれるんですよ。
大友:それが一番好きなの?
佐藤:それが、世の中にある食べ物の中で一番好きです。
Taka:そう言ってくれるんですよね。ありがたいですね。
そんな2人の会話に、大友監督は「結婚したら(笑)?」とツッコミを入れた。
大友:面白いね。この2人の関係は。
Taka:唯一無二って感じですよ。自分に自信がなくて人前で歌うのも抵抗があるというか、そういう時代から自分を見てくれて、こういうところまで自分たちが登り詰めた瞬間まで、ずっと見てくれているので。なかなかそういう同世代の友達ってやっぱり少ないというか。
大友:そうだなぁ、それは。
佐藤:今、聞くと信じられないでしょうけどね、視聴者のみなさんとかは。
Taka:そうだろうね。
佐藤:(Takaに)自信がなくて歌うのもイヤだった、みたいな時期があるっていうのは。
大友:俳優・佐藤健にそういう時期はあった?。
佐藤:僕は、ないんですよ。僕は、自信が「ある」「ない」とかいう概念もないというか。「もうやるんでしょう」「やりましょう」っていう。
Taka:新しいっすね。
佐藤:基本的には、10代後半ぐらいのときから、ずっと堂々としてたとは思います。
大友:いや、俺だってびっくりしたもんね。やっぱり、『龍馬伝』(NHK)で若者入ってきて、結構そこそこのキャリアの俳優たちの中で、とってもマイペースな人。
Taka:うん。
大友:若いのに。
Taka:間違いないっすね。
佐藤:それは良くも悪くもだけど。
大友:「媚びず、群れず、自分のやるべきことだけに集中しようとしてるぞ、こいつは」みたいな感じ。
佐藤:そういった感じが、時にこの人(Taka)をヒヤヒヤさせるらしく。
Taka:めちゃくちゃありますからね。ヒヤヒヤする瞬間が。
これに、佐藤は「意外なんですけど、(Takaが)誰よりも常識人」と明かす。Takaは、忖度なしの佐藤と自身を比較し「どっちがロックバンドのボーカルなのかわかんないとき、あります」と笑わせた。
「結果を求める演出はしてはいけない」(大友監督)
また、3人は作品作りへの思いも語り合った。
大友:芝居に関してだけ言うと、「用意スタート!」かけた瞬間から俳優のオリジナルが問われるっていう。つまり、向こう(アメリカ)で面白かったのって、リザルト演出っていうのは絶対しちゃいけないっていう。つまり、結果を求める演出はしちゃいけない。
※大友監督は、NHK時代、2年間ハリウッドで脚本や映像演出を学んでいる。
Taka:ああ、もうすごくよくわかりますね。
大友:そう。つまり泣いてほしいシーンで「泣いてくれ」って言うのは、良くないと。それだったら演出家としては「泣ける環境をどう用意するか」っていう方向に、自然にそうなるコンディションを作るべきであるっていうことが最低限のマナーであるという。そこからどういう芝居が出てくるかっていうのは俳優のオリジナルだと。
Taka:はい。ゴールに目指して何かを作っていくっていうのは、すごくクリエイティブとしては、やっちゃいけないことというか。
大友:そうだよね。うれしい、わかってくれて。
Taka:やっぱり、ヒット曲を作るために音楽やってるわけじゃないじゃないですか。あくまでも自分たちの内側から出た思いだったり、強さだったり、悲しさだったり、そういう感情があくまでもドレミファソラシドで表現されていて。
それがたまたま同じ境遇だったりとか、その歌を聴いて感動した人たちがその盤を買うわけですよね。だから最初からヒット曲っていうものを目指して作ってしまったら、そこに何も物語がないというか。
大友:そうなんだよな。
Taka:だから、賞味期限の短い作品で終わってしまう。そこに気づいて音楽をやってる人っていうのはやっぱり強いですよね。
大友:強い。何かさ、脚本作ったりしても「ここで泣かせにいこうぜ」みたいなことを言われた瞬間に反発したくなるのね(笑)。
佐藤:(笑)。
Taka:はい。
大友:「いや、それはさ、わかんないじゃん、人によるから。泣かせになんかいけないよ」って。「俺、全然泣けないけどね。ここで」みたいな。
佐藤:すっごいわかる。すごいわかりますよ。だから今、話を聞いていて、僕あまのじゃくだなと思うんですけど。台本に「ここで涙を流す」みたいなのが書いてあると、「うわ、もう、ここじゃ俺、泣かない」と思う(笑)。
Taka:あはははは。
大友監督は「絶対そう!」と納得の様子。佐藤の「そういうのが書いてないところで泣いたりする」という言葉を、Takaも興味深そうに聞いていた。
佐藤健を見ていると「青年実業家」がピッタリくる!?
また、2人の結婚観についても深掘りしていくと「これから走らなきゃいけないというモードなので、結婚している場合じゃないとも思うんです」(佐藤)、「同じです」(Taka)と、今は仕事に邁進する状況であることを明かした。
大友:今後の話とかはあんまり聞いたことないんで、興味あるの。だから、ここで聞きたかった。「じゃあ次、佐藤健は何をやりたいの?」って。もちろん僕は、俳優・佐藤健の顔しか知らないけど、たぶん、この前も舞台挨拶の裏で言ったけど、見てるとさ「青年実業家」っていうのがピッタリくるような気がして。
Taka:そうそう!もう本当わかります。すごいしっくりきますね。
大友:そう。「それで、役者は続けるんだよな、おい」みたいなことを、この前、裏で言って。
佐藤:「何をやりたい?」は、本当、真面目に「日本発の世界に誇れる作品を作りたい」が一番ですね。でも、1人の男としての人生を考えたときに、やっぱりいつか結婚はしたいじゃないですか。で、そういうときに、「いつ結婚すればいいんだろう?」みたいな。ずっと、何か悩みというか、考えても考えても解決しなさ過ぎて、もう最近は「占い師に言われた通りにしよう」と。
Taka:わはははは。
大友:それ、賢いかもしれない(笑)。
佐藤:占い師が「お前は何歳で結婚しろ」って言うなら、みたいな。そこに向けて。
Taka:そんくらいでいいっていう(笑)。
佐藤:そんくらいでいいんですよ。
Taka:この話になるときだけ、いつもガールズトークみたいになるんですよ。
佐藤:で、「俺はたぶん、もう結婚した方がいい」って言うと、不機嫌になるんです。
共通の友人、三浦翔平の結婚式では「次はどっちなんだろうな、と頭の中で考えながらふと健を見ると、健が泣いていた」とTaka。
Taka:それを見て僕が泣くっていう、よくわからない感じなんですけど(笑)。
佐藤:ふふふ。
Taka:それが、今度(佐藤が結婚したとして)、僕の横に目を合わせる人もいなくなってしまうと考えると、「おお、寂しいな」みたいな。
佐藤:だから、ずっと「お前には(結婚は)無理だよ」って言われるんですよ。
大友:すり込ませてるんだね。
そんな2人のやりとりに、大友監督は「ここまで一緒に走ってきてるから、しょうがないよね、この2人は」と笑っていた。
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