<吉高由里子&岡崎体育 コメント>
――CM撮影を終えて撮影の感想を教えてください。
吉高:すごく世界観があるセットの中で撮影したんですが、岡崎さんとひと言も会話することなく終わってしまったことが、ちょっとさみしいなと思いました。
今回は匠海くんとは違う視点が入って、この世界の物語がまた違う目線で始まっていくのが面白いなと思ったので、完成が楽しみです。
岡崎:こういう世界観で撮ったことがないので、僕のキャラクターがこの世界に馴染めるのか少し不安でしたが、いざカメラが回ると役になりきれたので、すごく気持ちよかったというか。違う自分を体験できている感じがして、とても楽しかったです。
――吉高さんと岡崎さんは初対面とのことですが、お互いの印象を聞かせください。
吉高:存在自体がマスコット的というか。キャラクターが強くて、こういう不思議な空間の世界にマッチしている方だなと思いました。
岡崎:カメラが回っていないところでも、エキストラの方やスタッフの皆さんとにこやかにお話されている姿をモニター越しに見ていて、とても明るくて朗らかな人なんだなという印象を受けました。
――Oliveを持っている人をCM内では「Oliver(オリバー)」と表現していますが、お二人がハマっていて、何か「◯◯er」と言えることはありますか?
吉高:「Watcher(ウォッチャー)」と言ったらいいんでしょうか。野球、バスケ、サッカーとか、いろんなスポーツをテレビや現地で観戦することに去年からハマっていて楽しいです。元気をもらえますね。
岡崎:僕は最近いろいろ家の掃除道具を買いまして。買うとやっぱり掃除したいという欲が強くなってきて、最近は毎日机をふきんで拭いています。だから、「Fukiner(ふきなー)」ですかね。
キャベツの千切りが残った台所とかも気になって全部拭きますし、水拭きも、空拭きもしています。水垢とかが残っちゃうので、特に空拭きは大事ですよね。
――Oliveのサービス開始から1年が経ちましたが、この1年間で変わったことはありますか?
吉高:初めてOliveのCMに出演した時と同じ場所で撮影して、前回はとても暑く、蒸し風呂状態だったんですけど、今回は逆に極寒で「こんなに違うの?」とびっくりしました。
寒暖差が30度ぐらいあるんじゃないかなと思って、改めて「あ、一年経ったんだな」と。Oliveの世界にも新しい季節が来て、そこに私がいることで、よりこの世界に住んでいる感じが出るのかなと思いました。
――今回吉高さんは整理整頓をしたり、真面目ではあるものの、結局あたふたしてしまう女性を演じましたが、ご自身の性格と比べるといかがでしょうか?
吉高:整理整頓が元々苦手なので、家にあまりモノを置かず、片付けようがないようにしていて。お母さんから「男の子の部屋みたい」と言われるぐらいスッキリしています。
あたふたという部分については、私自身せっかちではあるんですけど、人には急かされたくないので、そんなに焦らないタイプかもしれません。
――「心の手ぶら感がハンパない!」というセリフにちなんで、最近解放感を感じた出来事は?
岡崎:今住んでいる家に元々食洗機が付いていたんですけど、まだ信用しきれていなくて、ずっと手で洗っていたんですよ。でも先日、洗い物がすごく溜まった時、一回使ってみようかと思って。
そうしたら、明らかに自分で洗うよりきれいになりました。それから洗う手間とか時間が省けてライフハックになったので、なんで今まで使わなかったんだろうってすごく後悔したと同時に、洗い物という家事から解放されたという意味では、食洗機を初めて使った時は感動しましたね。
――でも、岡崎さんは「Fukiner(ふきなー)」なんですよね。
岡崎:そこは機械がやってくれないので、テーブルの上を拭いてくれる機械とかできればいいんですけど。
吉高:面倒くさくないですか?機械が拭いたふきんを底から剥がして、それを自分で洗うことになると思いますよ。
岡崎:だったら、自分で拭いた方が早いですよね。文明の利器は必要ないかもしれないです。
吉高:私は今、大河ドラマをやっていて、役がとてもロン毛なんですよ。長時間ずっとロン毛のままでいると、だんだん頭が辛くなってくるんですけど、撮影が終わって外した時は、「パッカーン !」「生まれてきた!」みたいな感じの解放感があって。
岡崎:体験したことがないけど、今の話を聞いただけで、すごい解放感がありました。
吉高:「あー、気持ちいい」と言いながら、ブラッシングしてもらっています。
――今回のCMでは、Oliveのよさを岡崎さんが吉高さんに教えたいけれども教えられないというシーンがありましたが、岡崎さんが吉高さんに教えたいことは何かありますか?
岡崎:今まさに吉高さんがおっしゃっていた大河ドラマの舞台が、京都の宇治だと思うんですけど、実は僕、京都の宇治出身なので、もし撮影とかトークショーで宇治に行かれることがあったら、おいしいお店とか、きれいな景色を紹介したいなと思っています。
景色でいうと、百人一首の歌にも読まれている「宇治橋」という、宇治川に架かっている橋があって。そこから宇治川の上流側に見える大吉山とか、川の中にある塔の島という島とか、すごく風情があって素敵で、春夏秋冬いつ見ても美しい景色なので、ぜひ吉高さんにも体験してほしいですね。
吉高:京都って、どの場所もどの時期もいいんですよね。今度ぜひ行ってみたいと思います。
<北村匠海&岡崎体育 コメント>
――CM撮影を終えて撮影の感想を教えてください。
北村:3回目の撮影ですが、毎回セット、世界観に驚かされます。ほぼ自分一人だった世界に、前回は吉高さんが、今回は岡崎体育さんが参加されて、仲間が増えて、輪が広がっている感じが個人的にはすごくうれしいというか。
一年経って役柄的にもちょっと成長していて、最初は今回のCMの吉高さんみたいにあたふたして、周りの雰囲気に飲まれていたんですけど、今回役柄的にもちょっと成長していて、僕自身、プライベートや他の仕事で少し進んだ部分もあるので、OliveのCMとともに進んでいってるなという感じがします。
岡崎:北村匠海さんの一座に入ることができて、うれしい限りですね。今回の僕はセリフ自体なくて、心の声がコマーシャルに乗る感じだったので、顔のお芝居がすごく難しかったんですけど、楽しんで撮影できましたし、監督も納得なさっていたので、「あー、よかったな」と思いました。
――お二人は初共演とのことですが、お互いの印象を聞かせください。
北村:岡崎さんは「鬼才」というイメージがありまして。曲をアレンジして、ステージで歌われていたり、音楽的なアレンジが面白いですし、コードのプランニング、キャラクター、名前のセンスとか、何から何まですごいなと思っています。
岡崎:ありがとうございます。北村さんは音楽はもちろん、ドラマで拝見させていただく機会も多くて、全部に引き込まれますね。僕が今見ているネットドラマに主演されていて、実写化の作品なんですけど、これはアニメキャラ本人を超えてるぞと思うぐらいすごくて、どんどん学びをしていきたいなと思える、リスペクトすべき存在です。
――岡崎さんがサッとダイススタッキングを決め る北村さんの姿を見て、「かっこいい」とつぶやくシーンがありますが、最近思わず「かっこいい」「ステキ」と感じたエピソードがあれば教えてください。
北村:この間仕事でパリに行ったんですけど、街行く人が全員かっこよすぎて悔しかったですね。会社に遅れそうなのか何なのか、せかせか歩いている人すら絵になっちゃってて、うらやましかったです。
岡崎:みんなオシャレですしね、パリの人は。
北村: 着こなしちゃってるというか。かっこよかったです。
――Oliveを持っている人をCM内では「Oliver(オリバー)」と表現していますが、ハマっていて、何か「◯◯er」と言えることはありますか?
北村:ゲームにハマっているので、「Gamer(ゲーマー)」ですかね。現実を生きている中でつながれない海外の人とも、ゲーム内ではしゃべれたりして、すごくつながりを感じられるというか。
ただゲームをしているだけで、顔もわからないんですけど、友達といえる存在みたいな人もいて、ゲームっていいなぁ、と。僕らが作っている映画や音楽も世界に発信できるものですが、ゲームをしていると旅行しているような感覚になったりもするので、ゲームは好きですね。
――Oliveのサービス開始から1年が経ちましたが、この1年間で変わったことはありますか?
北村:岡崎さんがおっしゃっていたネットドラマに出演させてもらってから、海外の方からメッセージをいただく機会が増えて、ちゃんとそこに向けて発信しなきゃなという気持ちの変化がありました。
今までは音楽にしても、芝居にしても、目の前のものに必死だったんですけど、その作品をきっかけに視野が広がったというか。こういう作品をもっと世界に出していかなきゃいけないなという。そのためには仲間も必要だし、作品との出会いも必要ですが、可能性を感じた、すごくいい機会をいただいたなと思います。
岡崎:日本の方のコメントもうれしいんですけど、海外の人の応援コメントって、うれしいんですよね。
北村:びっくりするんですよね。日本語を使っていますし、僕を応援してくれる方たちのために、まず作品というものがあると思いますが、そこを飛び越えてブラジル、フランス、アメリカ、アジア圏などの人たちにも届くんだ、見えてなかったな、そこはという感じでうれしかったですし、自分の中では仕事ヘの向き合い方がすごく変わった一年だったなと思います。
――「心の手ぶら感がハンパない!」というセリフがありますが、北村さんが最近「解放感を感じたこと」はありますか?
北村:年末年始、おばあちゃん家に車で帰ったんですよ。7時間ぐらい運転していると、さすがにおばあちゃん家に着いた時の解放感はすごかったですね。お風呂に入った時も「うわ、すごい!」って。裸だし、足の疲れも取れるし、すごかったです。
――毎日寒い日が続きますが、この寒さを乗り越えるためにしていることはありますか?
岡崎:最近ずっとあったかいままにできるコップを買ったんですけど、1リットル入るので、音楽制作とか、友達とオンラインゲームをしている時、それに一回コーヒーを入れたら、作業部屋にこもりっきりになれるので、何度もキッチンに入れに行かなくてもよくなりました。
あったかいコーヒーを毎日飲むことによって、体が芯からあったまるようになったので、やっぱり飲み物はいいですね。
北村:自分も作業部屋があるんですけど、作業中はコ ーヒー必須ですもんね。僕の場合はけっこうコーヒーを入れるために行き来しちゃって、気持ちが途切れることがあります。
岡崎:それはそれで気分転換にもなりますからね。
北村:寒さ対策で言うと、僕たちの仕事は夏場に厚着したり、冬場に今回のような薄着で撮影することが結構あるんです。限界が来ると寒いんですけど、途中までは自己暗示でイケちゃいます。
現場で「暑いですねー」と言っていると、だいたい寒くなくて、変な人だと思われているかもしれません(笑)。スタッフの方に「ベンチコート持ってきましょうか?」と聞かれても、「いや、暑いから大丈夫です」と言いますから(笑)。
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