5月10日(月)放送の『ネプリーグSP 永野芽郁&広瀬アリスvsEXILEvsアインシュタイン!』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらい!

松尾芭蕉の俳句について答える問題では、林修先生が解説を加えてくれた。「五月雨を 集めて早し 最上川」という句は、最初は「早し」の部分に別の言葉が使われていたという。

この句が書かれた年はとても暑かったので、もともと芭蕉は「五月雨を 集めて涼し 最上川」と句をよんでいた。その後、「おくのほそ道」をまとめるために推敲した際に、最上川の川下りの凄まじさを表現しようと、「涼し」の部分を「早し」に変えたと言われているそうだ。

「●●時中」は「四六時中」だけでなく「二六時中」も正解!

数字の入った四字熟語を答える問題で出題された「四六時中」という言葉についても、林先生は解説してくれた。「四六時中」は「一日中」という意味の四字熟語だが、「二六時中」という言い方もあるのだという。

江戸時代は時間の表記が十二刻=12時間制だったため、昔は「一日中」を表す四字熟語は「二六時中」のほうが一般的だった。その後、明治に入って24時間制に変更したのに合わせて、「四六時中」という言葉が生まれたと考えられている。

ちなみに、江戸時代の人は「二六時=12時」のような数字を使った言葉遊びが好きだったそうだ。「十五歳=三五の年(3×5=15)」「櫛屋さん=九四屋さん=十三屋さん(9+4=13)」などの表現もあるそうなので、合わせて覚えておきたい。

5月10日(月)放送の『ネプリーグSP 永野芽郁&広瀬アリスvsEXILEvsアインシュタイン!』では、永野芽郁ら「映画『地獄の花園』チーム」と初参戦となった「EXILEチーム」、アインシュタインら「芸人チーム」が、常識クイズに挑んだ。