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富司純子らが映画製作支援プロジェクトに参加!前田敦子「力を合わせて、大きな作品を作ることが今、必要なこと」

めざましmedia編集部

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株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けているクリエイター、制作スタッフ、俳優が継続的に創作活動に取り組めるように支援するプロジェクト「DIVOC-12(ディボック-トゥエルブ)」(※)が始動。

12人の映画監督による12本の短編映画が製作され、2021年に全国公開となることが決定した。

※「DIVOC」はCOVIDを反対に並べた言葉。「12人のクリエイターとともに、COVID-19をひっくり返したい」という思いが込められている。また、DIVOCのそれぞれの文字が表す下記の意味を軸にプロジェクトを進めていく。
Diversity(多様性)/Innovation(革新)/Value(新しい価値)/Originality(個性)/Creativity(創造)

3人の監督がそれぞれ3人の監督を集め、共通のテーマで映画を制作

「DIVOC-12」は、ソニーグループが立ち上げた「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」の支援活動の一環として、コロナ禍で映像制作活動において大きな影響を受けているクリエイターたちを支援していく。

本プロジェクトの中核となって映画制作を牽引していく3人の監督は、「新聞記者」で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめとした主要3部門を受賞した藤井道人監督、世界中で社会現象を巻き起こした「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督、第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞を受賞した「幼な子われらに生まれ」の三島有紀子監督

日本映画界を代表する監督たちのもとに集い、ともに映画制作を行うのは、“成長への気づき”というテーマを掲げる藤井監督チームの志自岐希生監督林田浩川監督廣賢一郎監督、“感触”というテーマでメガホンを取る上田監督チームのふくだみゆき監督中元雄監督エバンズ未夜子監督、“共有”というテーマで制作する三島監督チームの山嵜晋平監督齋藤栄美監督加藤拓人監督。世界を沸かす、日本映画界の新たなる才能たちが集結した。

ベテランの富司純子から、今回の作品で銀幕デビューする新人まで!さまざまなキャストが参加

そして、三島監督チームの作品に集うキャスト陣と各作品のタイトルが解禁となった。

三島監督作品のタイトルは「よろこびのうた Ode to Joy」。主演は、代表作に高倉健主演の映画「あ・うん」があり、「フラガール」、「舞妓はレディ」に出演、今年4月公開の映画「椿の庭」で14年ぶりに主演を務めた女優・富司純子

そして「his」、「佐々木、イン、マイマイン」にて第42回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞を受賞、「くれなずめ」への出演のほか、「明日の食卓」「のさりの島」の2本の主演作などが待機している若手俳優・藤原季節の2人が務める。

山嵜監督作品のタイトルは「YEN」。主演は、「朝が来る」で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、数々の映画賞を受賞、2021年度前期放送予定のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』にも出演する蒔田彩珠

そして共演には、舞台「アルプススタンドのはしの方」、同タイトルの映画にも出演、今回オーディションで出演の座を勝ち取った中村守里が抜擢された。

齋藤監督作品のタイトルは「海にそらごと」。主演は、映画「パッチギ!LOVE&PEACE」でヒロインを演じ注目を浴び、近年では映画「Fukushima50」やドラマ『天国と地獄 サイコな2人』(TBS系)など話題作に出演、「愛のまなざしを」などの公開も控える中村ゆり

そして、オーディションにて主演の座を見事掴み取り、本作で銀幕デビューを果たす髙田万作の2人に決定した。

最後に、一般公募から選ばれた加藤監督作品のタイトルは「睡眠倶楽部のすすめ」。主演を務めるのは、映画「旅のおわり世界のはじまり」で、日本史上初となる「第72回ロカルノ国際映画祭」のクロージング作品として上映され、第11回TAMA映画賞最優秀女優賞、第43回山路ふみ子女優賞を受賞した前田敦子

ベテランから旬の若手、そして「DIVOC-12」が掲げる若手俳優支援の一環で開催されたオーディションで選ばれた俳優まで、個性豊かな役者が顔を揃えた。

彼らが作品の中で一体何を“共有”するのか、そして日本の映画界を牽引していく4人の監督とともに、どんな作品を作り上げるのか、期待が高まる。

富司純子らが映画製作支援プロジェクトに参加!前田敦子「力を合わせて、大きな作品を作ることが今、必要なこと」_bodies

<キャスト コメント>

■富司純子
新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、数々の映画製作が延期や中止になり、携わるスタッフ、俳優、関係者の仕事が無くなり生活に困窮しているのが現状です。そんな中、有志が映画製作に取り組むお話をいただき、喜んで参加させていただきました。

三島監督はじめ、スタッフがコロナ感染に神経を使い無事に撮り上がりました作品です。皆、映画が好きな人々が集まりました。皆の映画への情熱を感じて下さればこの上ない喜びです。

■藤原季節
この作品のことを思い出そうとすると頭が真っ白になります。夢中でした。このコロナ禍において僕たち俳優もまた、とてつもない緊張感に晒されて生きています。いつ仕事がなくなるかわからない。新人が作品にチャレンジできる機会も減ってきたように思います。

このプロジェクトで三島組に出逢い、頭が真っ白になるような喜びを味わいました。この映画は出逢いの映画でもあります。まさに僕にとっても出逢いとなった、この映画を届けたいです。

■蒔田彩珠
脚本を読んだとき、短い物語の中にも、たくさんの意味が込められていると思いました。

どんなに親しい仲でも、共有できない思いがあったり、自分にしか分からない気持ちの整理の仕方があったり。

この作品を観てくださった方に、作品を通して伝えたいこと、が少しでも多く伝わったらいいなと思います。

■中村守里
コロナ禍で世界中が戦っている今ですが、作品作りを通して発信し続けることは大事なことだと、エンターテインメント界の一端にいる私も感じています。このプロジェクトに参加できること、感謝いたします。今回起用して下さった関係者の皆様、改めてありがとうございます。

山嵜監督の「YEN」は短編映画ならではの洗練された脚本です。そこに自分がどんな風にはまっていけるのか、監督の期待に応えられるのか、楽しみながら試行錯誤して撮影に挑みたいと思っています。楽しみにしていてください!

■中村ゆり
以前の生活とは変化した昨今、たくさんの過去の価値観の見直しを世界中がしている中で、孤独を感じる時も、新たな気付きがあったりする時もあります。

こんな今だからこそ、人間のふとした優しさや温もりを感じれるような作品にしたい思いで、監督とたくさんのお話をしながら作品に向き合っています。

髙田万作
初めて映画制作に参加させていただきます。今回の作品は、とても自分らしさを求められる作品だと思っています。立ち居振る舞いや後ろ姿だけで役の生い立ちまでを伝えられるような演技ができるように、映画の世界の中に入り込みたいと思います。

初めての経験ばかりで不安もありますが、とても楽しみです。自分の素を信じて、勝負したいと思います!!!!よろしくお願いします。

■前田敦子
みんなで力を合わせて、一つになって大きな作品を作るということが今、必要なことだと感じているので、このプロジェクトで監督3人がそれぞれチームを作って、新しい世界に導いてくださるのはすごく素敵なことだと思いました。加藤監督の作品に携わらせていただいて、とてもうれしいです。

「DIVOC-12」は、2021年公開。
製作・配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

最新情報は、「DIVOC-12」公式サイトまで。

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