“松ちゃん”にかわる呼び名をめぐり大喜利状態に！CEO、筆頭株主、トップランナー…「めちゃくちゃダサいわっ」

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4月16日（金）フジテレビでは『人志松本の酒のツマミになる話』が放送された。

“お酒の席が盛り上がれば、何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うこの番組。

今回のMCを務めたのは、松本人志とアンタッチャブル（柴田英嗣、山崎弘也）。ゲストには、伊集院光、木村昴、鷲見玲奈、長谷川忍（シソンヌ）が登場した。

松本は、「そうしてほしいんじゃないんですけど」と前置きをしたうえで「かれこれ40年やってるんですけど、“師匠”って俺は言われない」と切り出した。

弟子の有無に関係なく「師匠」と呼ばれている人がいるため、不思議に思っているとのこと。松本の思いがけない告白に、山崎は笑みを浮かべながら「呼ばれたいんですか？」と確認する。

松本：呼ばれたいわけじゃないけど…もうさ、芸歴40年近くになって「松っちゃん、松っちゃん」。ありがたいのよ。

柴田：はい。

松本：でもこれ「松っちゃん」ってさ、「スギちゃん」みたいなもんでしょ。

一同：（笑）。

長谷川：いやいやいや…。

山崎：逆にスギちゃんが大出世！

松本：いつまで「ちゃん」付けで呼ばれるんだろうか。

これに柴田は「イメージ全然つかない」、山崎も「師匠っていう感じの厳格さは感じないですよね」と同調し、「いい意味でですよ（笑）」と付け加えた。

鷲見が「着物着てる人とか、師匠っていうイメージ…」と言うと、吹き出す松本。「これを機に着物着出したら、めちゃくちゃさぶいよね。『あいつ、どんだけ“師匠”って呼ばれたいねん？』」と言って笑った。

「師匠」と呼ばれることを諦めた松本は、あることを要求する。

松本：「師匠」はもういいよ。なんか、萩本（欽一）さんが「大将」、（ビート）たけしさんが「殿」と言われてるみたいに、なんかほしいな…って、ちょっと思うかな。

山崎：めちゃめちゃ尊敬されたいみたいな（笑）？

長谷川：まだ、ほしいんすか（笑）？

松本：なんかほしいな！！

ということで、ここから松本の新しい呼び方をテーマに徹底討論が展開された。

伊集院は「誰かに『松本人志』をあげちゃって、『先代』って呼ばれるのどうですか？」と提案。鷲見も手を叩いて好感触の様子。

松本が、誰かに後ろから呼ばれて「ん？」と言いながらゆっくり振り返りたいと主張すると、次々とかっこいい呼び名が提案されていく。

木村：僕は、事務所の社長を“ボス”って呼んでます。

松本：“ボス”ね。これ、でも矢沢さんも“ボス”ですもん。

山崎：じゃ、“キャプテン”とか。

松本：キャ…（笑）。川淵（三郎）さんとかだし、“キャプテン”は違う。“キング”もカズ（三浦知良）さん（いるし）。

山崎：（間髪入れずに）“大統領”！“大統領”は？

松本：中村雅俊さんが…。

長谷川：夕陽丘の！（ドラマ『ゆうひが丘の総理大臣』（日本テレビ）で中村雅俊が演じた役のあだ名が「ソーリ」）

山崎：“CEO”はどうですか？

伊集院：それだ！

松本が「ちょっと呼んでみてくれる？」と言うので、山崎が「CEO！」と呼びかけると、「ん？」と言いながらゆっくりと振り返る松本。だが、しっくりこない。

山崎：“株主”！“株主”どうですか？“筆頭株主”っていう。

松本：あはははは。「筆頭株主入りまーす！」って呼ばれるの（笑）？違うな…。

山崎：“トップランナー”！お笑いの一番先を走ってるっていう。

松本：ダサいダサい、めちゃくちゃダサいわっ！！

長谷川：僕らにしてみたら“パイオニア”でいいですよ！

「呼び方」大喜利がどんどん脱線して、みな大笑い。伊集院が「松本さん、こいつら、いじり始めてますよ」と言うと、松本はハッとしたように「いじってるよね！？」と立ち上がった。

番組終盤、伊集院は「飲んじゃってるんで…」と言いながら、あることへの不満をぶちまけ始めた。

「イラっとくるのが、いい間違えたり、いい足りなかった大御所に『俺はフォローしてるぞ』っていう顔する中堅のやつ」。

伊集院が「あれの、すげぇドヤ顔の人いる」と言うと、みなが笑い出し、松本も「いるいるいる」と同調。

伊集院：（ベテランが）ちょっと漠然とした言い方したときに、すかさずフォローみたいな。「最近、流行ってますけどね」とか「女子高生とかよく持ってますよね」とか言うじゃないですか。

酔いが回ってきたからか、伊集院は続けて「なくてもわかるから！それは全然っ！！」とヒートアップ。

そんな伊集院の急変ぶりに、みな大ウケ。松本は「誰のこと言ってんねん」とニヤニヤしだし…。

柴田に「まぁ、まぁ、まぁ」と諭されても、スイッチの入った伊集院は「それのすげぇ上手い人と、『ちがくね？』って人がいるの」と、止まらない。

そこで伊集院はまず、自身が思う“上手い人”を告白。それは、麒麟の川島明。画面に映らないガヤが「惚れ惚れする」そうで、「自分の手柄じゃないんだよね」「好きになっちゃうくらい（上手）」と絶賛。

さらに、川島を「本当に人のためにやっている」と褒め、逆に「俺、すごくね？」が出ちゃってる人がいると畳みかけた。

川島への評価については、みな納得の表情。だが、「すげぇドヤ顔の人」「俺、すごくね？」が出ちゃってる人の実名が気になって仕方がない一同。そこで、柴田が意を決して「誰？気になっちゃう」と尋ねると…。

伊集院：ほぼ共演もしたことないからあれなんだけど、ノンスタイルの井上（裕介）くんって…。

一同：（爆笑）。

長谷川：だから、伊集院さん！

山崎：帰りましょう！

柴田：お水くださーい！

伊集院：ノンスタイルの井上くん、「俺が救いましたよ」の顔までセットじゃん。

長谷川：それは、僕ら若手の中でも議題に上がってます。

同じ事務所の後輩である長谷川がフォローするのかと思ったら、かぶせるようにリアルな毒舌。騒然となる中「最悪やぞ！」（松本）、「フォローをしなさいよ」（山崎）、「後輩がダメでしょ」（柴田）という声が飛び交った。