3月30日(火)、女優でユニセフ親善大使でもある黒柳徹子の自伝的小説「窓ぎわのトットちゃん」刊行40周年記念オンライン記者会見が行われた。
本書は、主人公のトットちゃんが小学校を1年生で退学になり、トモエ学園に入学してから東京大空襲で学園が燃え落ち、疎開先へ向かうまでを綴った作品。
トモエ学園の、子どもたちの心をつかんだユニークな教育と、そこに学ぶ子どもたちの姿を描いた感動のストーリーだ。
小林先生に会ってなければ、今の私はなかった
黒柳は刊行40周年を迎えたことについて、「もう40年も経ったんだなと思って、ビックリしてしまいます。周りから『トットちゃん』と言われて『はい』なんて言ってますけど…。たくさんの皆さんに読んでいただいたということに関して、本当に心からお礼を申し上げたいと思っています」と述べた。
本書について、「女の人が初めて出したベストセラーということでしたが、(当時)本職の本をお書きになる男の方々は、読んでなかったみたいなんです。しかし、その奥様方に『読んでみて』とか言われて読み始めたら、とっても驚いたと。『(本書を読んで)いろんなことを考えた』という批評がたくさん出ました」と振り返った。
また、「(本の内容は)実際に、私が小学校に通っていたころのお話を書いたものなんですけど、本当に忘れられない小学校時代。よく子どものころを覚えてないって方いらっしゃいますけど…。私はトモエ学園の思い出がなければ、私の人生はお話しできないです」とも明かした。
「小林校長先生という素晴らしい人に会ったのが、生涯のめぐり逢い。それがラッキーだったと思います。小林先生に会ってなければ、今の私はなかったと思っています」と告白した。
そして、「小林先生が毎日、『君はいい子なんだよ』と言ってくれたことが、私にとっては何よりも代えがたい、ありがたいお言葉だったと思います。小林先生の言葉がなかったら、きっと違う人生を歩んでいたんだろうと思います」と感謝を述べた。
最後に「私の人生、いろいろなことをやってきましたけれど、いつもトモエ学園で始まっているなと思っています。これからもこのまんまで、いければいいなと。難しい芸能界に今、68年いるんですけど、その中で私は何か1つ変わることなく“トットちゃん”でいられたのもトモエ学園のおかげだと思っています」としみじみと語った。
さらに、新企画として黒柳自身が朗読した本作のオーディオブックが発売されることが発表に。90年に発売したカセットテープに記録されたものらしく、「だいぶ前に録音したものですから…。でも聞いてみたら、そんなに下手でもないなと思ったりしまして、やっぱり私が書いたものをトットちゃんが読んでいるんだなと思っていただければ」と呼びかけた。
「『徹子の部屋』が50年で終わると思うんですね」
イベント終了後、記者からの質問で「今やりたいこと」を聞かれた黒柳は、「実行できるか分かりませんけど…。91歳くらいでちょうど『徹子の部屋』が(放送開始から)50年で終わるだろうと思うんですね。50年でもし終わったら、政治の勉強をして、政治記者になりたいと思います」と笑顔で希望を明かした。
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