佐藤健「この役がなければ今の自分はいなかった」映画「るろうに剣心」に込めた熱い思いと決意
映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」(2部作)4月23日(金)/6月4日(金)公開
3月24日(水)、映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」の「GLOBAL FAN SESSION」が開催され、佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、土屋太鳳、有村架純、高橋一生、江口洋介、大友啓史監督が登壇した。
本イベントは、2012年(第2作は2014年)に公開され大ヒットを記録した映画「るろうに剣心」シリーズの最終章2部作「るろうに剣心 最終章 The Final」「るろうに剣心 最終章 The Beginning」が、それぞれ年4月23日(金)、6月4日(金)より公開されることを記念して開催。
10年間続編の公開を待ちわびたのファンへの感謝を込めたイベントとなり、その模様は世界中のファンに向けてオンラインでも生配信された。
映画「るろうに剣心」は、和月伸宏作の人気コミックを原作に実写化され、シリーズ3作の累計興行収入が125億円以上を突破した人気作。幕末から明治にかけての動乱の時代を舞台に、“人斬り抜刀斎”として恐れられた主人公・緋村剣心の活躍を、迫力のアクションシーンを交えて描いている。
最終章となる本作では、これまで描かれてこなかった剣心の重要な過去が明かされるという。
ステージに登場した佐藤は世界中のファンに向けて、「待っていてくださってありがとうございます。熱い期待のコメントはちゃんと届いています」と感謝の気持ちを伝えた。
他の出演者も続けて、「ぜひパワーを受け取ってほしい」(武井)、「作品のいちファンとしても今日を楽しみにしていました」(新田)、「Thank you for everyone!」(青木)、「高校生のときに観て、この世界に行きたいと強く願っていました。本当に幸せです」(土屋)、「キャスト、スタッフの方々の熱量に負けないようにしたい」(有村)、「この日を楽しみにしていました」(高橋)
「こういう時代にこういったかたちで公開する、この映画の持った宿命だと思います。ぜひエネルギーを受け取って日常の活力にしてほしい」(江口)、「映画はお客さんに観てもらって完結する。10年間走り続けた結晶を早く観てほしい」(大友監督)と、それぞれに映画に込めた思いを伝えた。
背景のスクリーンに配信を楽しんでいる国内外のファンの姿が映し出されると、出演者たちは「おおー!」と驚きながら見渡し、手を振って応える一幕も。
シリーズ最終作への出演の感想を聞かれた佐藤は、「これで終わりだと思うと寂しさも感じますが、こういう喜びも悲しみもファンのみなさんと共有したい」と感慨深げに語った。
佐藤との共演は久々という武井が、「うれしかったですよ、目の前に剣心さんがいて」とほほ笑むと、佐藤は「武井さんと久々に会うのが怖かったんですよ、お母さんになって人が変わっていないかと」と、実は不安だったと吐露。しかし、「お会いしたら当時がフラッシュバックした。艶っぽさはありながらもそのままで安心しました」と武井に笑顔を向けた。
アクションシーンが見どころでもある本作について新田は、「この作品で見せるまで、他の作品でアクションを見せないでくれ」と、監督から頼まれていたと明かし、「できることは全てやった」と出し切ったと満足気な表情を見せた。
そんな新田について佐藤は、「どストイック、本番が始まる10秒くらい前まで筋トレしている」と新田のアクションシーンにかける姿勢に太鼓判を押した。
剣心たちが過ごす剣術道場のセットは細部まで当時と同じに再現されたそうで、「匂いが一緒だったので、五感で帰ってきたという感じがした」と青木がコメントすると、元々この作品の大ファンを公言する土屋は、「自分にとっては名所・旧跡巡りという気持ち」と、目を輝かせた。
シリーズへの初めての参加となり、剣心という人物に大きな影響を与える、剣心の元妻・雪代巴を演じた有村は、「剣心の役作りは巴から始まっているという言葉がとても心に残っている」と佐藤から告げられたと語ると、佐藤は「バラすなバラすな」と苦笑い。
そして、「巴を思って役に望むのは当たり前だし、大切なシーンの前には巴との日々を思い出してから挑んでいた。僕の中に巴は内包されているし、それが映像に現れていると思う」と、巴というキャラクターの重要性について熱い目線で語った。
有村はその重要な役について、「あそこまで自分が役に一体化したことはなかった」と振り返り、「この役の重要さというのを重々承知したうえで受けさせていただきました。剣心の寂しそうな背中が忘れられない」と心が揺さぶられた様子を明かした。
同じくシリーズ初参加となる高橋について佐藤は、「一生さんは色っぽい桂小五郎でした」と存在感を絶賛。
全てのシリーズに剣心の宿敵・斎藤一役で参加した江口について佐藤は、「斎藤一と剣心の戦いって激アツ。他のどの戦いと比べても江口さんとのシーンは特別」とコメント。
ここで、撮影場所であった熊本県と中継を繋ぐことに。「熊本の皆さんのご協力なくしては映画は完成しなかったので、少しでも恩返しをしたい」とサプライズで花火をあげると発表。佐藤が「くまモーン!」と呼びかけると、スクリーンには剣心の格好をしたキレのある動きのくまモンが登場した。
くまモンが剣を振って合図すると、剣心の顔の傷をイメージした「十文字」の花火が夜空に上がった。出演者たちは「素晴らしい!」と大喜びし、くまモンと花火の競演を楽しんだ。
佐藤はこの10年を振り返って「22歳のときにこの役と出会っていなければ今の僕はいなかった。最終章を迎えてひとつ肩の荷が下りたような、寂しい気持ちもあります。でも、この作品以上のものを自分はやっていかないといけない」と、自身にとってのこの作品が占める重要さとこれからの決意を語った。
イベントの後半では、国内外のファンから応募された喜びのコメント動画を紹介、そして質問コーナーが展開された。
日本の10歳と8歳の女子から、「撮影のときのハプニングは?」と聞かれ、新田は「あんまり面白くないんですけど」と前振りをして「アクションシーンが激しくて一瞬歩けなくなりました」とコメント。
その答えに対して反応が薄いことにやや慌てた佐藤が、「みんなで力を合わせません?仲間の絆を!これだけ一緒にいて面白エピソードがないはずないんだから!」と出演者たちを見渡すと、「撮影中に平成から令和になりました」と新田が思い出したようにつぶやいた。すると、大友監督が「令和に代わった景気付けに、あるものを壊しました。ぜひスクリーンでチェックしてください」と、映画を楽しむポイントをひとつ伝えた。
続いて、自分でもアクション動画を作成しているという男性から大友監督に、「感情を込めたアクションシーンの秘訣について」質問が及ぶと、「キャスト、スタッフのみんなのテンションが重なっていて、集団の芸術性はそこにある。500人くらい集めてやってみたら?」と、現場の熱量を伝えつつも具体的なアドバイス(?)を送った。
イベントの最後に佐藤は、「ともに戦った仲間たち、新たに加わった仲間たちと本気で映画を作りました。支えてくださった、この映画を愛してくださった皆さんがいるから我々はここにいます。劇場で我々のこの思いを受け止めてください」と熱いまなざしでメッセージを送った。
©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会
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