女優の伊藤沙莉が出演するピップエレキバンの新CMが、4月3日(土)より放送される。

今回のCMには、伊藤演じる三女と、長女、次女の“コリコリ3姉妹”が登場。長女、次女は、ストレッチ、マッサージでコリを解消しようとするが、三女はコリを“放置”。なぜなら、人知れずピップエレキバンを貼っているから。そんなラクしてコリを解消している“ちゃっかり者”の三女を、姉たちが「要領いいわね~」とうらやましがる、というストーリーだ。

撮影が行われたのは昨年の冬。厳重な感染症対策がされた中、東京近郊のスタジオに作られた三姉妹の部屋は、キュートかつゴージャスな雰囲気に設えられていた。映像映えしそうなビビッドな色味と、かわいらしい家具や小物の数々。伊藤らの艶やかなドレスと相まって、絵本の中に入り込んだような世界観だ。

伊藤は、撮影の合間にも姉役のモデルたちと談笑したり、ダンスの振りを確認したりと楽しそう。実際、3人の息はピッタリで、シンクロが美しいダンスも披露していた。

フジテレビュー!!では、CM撮影を終えた伊藤にインタビュー。撮影の感想、“コリ”にかけて、体の“凝り”解消法やボディケアなどについて聞いた。

<伊藤沙莉 インタビュー>

――CMオファーを受けての感想は?

セットもかわいらしいですし、すごくオシャレなので、こういうテイストのCMに「私、選んでいただけるんだ」と思いました。お姉ちゃん役の方のように、もっとスラッとしたモデルさんみたいな方が出演するのかと思いきや…(笑)。純粋にすごくうれしかったです。

――撮影で心掛けたのはどんなことですか?

空気感でしょうか。3姉妹が登場するので、そのグルーヴ感みたいなものが出せたらいいな、と思いました。

――出せましたか

出せたかな(笑)。私だけ、凝ってないっていう設定なんですよ、ピップ(エレキバン)を貼っているから。お姉ちゃんたちがコリに苦しんでいるのを横目で、余裕で見ているという。そこでちゃっかりしている、末っ子ならではの調子のいい感じは出せたのかな、と思います。

――伊藤さん自身もお姉さん、お兄さんがいる末っ子だそうですね。今回の設定は、ご自身と重なるところもありましたか?

CMでお姉ちゃんたちに「要領いいわね」と言われるんですが、だいたい末っ子って要領がいいですよね(笑)。やっぱり上を見て、上が怒られていると「自分はやらないでおこう」と自然と思いますから。私も、基本的には不器用な性格ですけど、人の顔色を見るのがうまい、というのはあるかもしれません。ちゃっかりキャラですね(笑)。

――今回のCM、セットも衣装もとてもかわいらしいですね。衣装で気に入ってるところは?

私、こんな風にフワッとなっているスカートが大好きなんです。子どものころに女の子の絵を描くときでも、ウエストがキュッ、スカートがフワッとしたものばかり描いていました。その憧れが詰まったような衣装で、本当に全部気に入っています。

私がこれまで演じた役柄的にも、こんな衣装を着るものはなかったですし、もちろん、プライベートでもなかなか着る機会がないので、すごくうれしくて。グリーンは、ピップエレキバンのコーポレートカラーだそうですが、色味もスカートのブルーとの合わせも素敵だなって。お姉ちゃんたちのピンク、黄色のドレスもかわいいので、注目していただけたらうれしいです。

――伊藤さん演じる三女は、ピップエレキバンでちゃっかりコリをケアしているという設定ですが、若い伊藤さんは、そもそもコリ知らずなのでは?

それが、バッキバキなんです(笑)。普段、マッサージ店に行っても、「若いのに珍しいですね」と言われるほど、結構、ヤバいんです。首、肩、腰とか、かなり凝るほうで。時間があるときはお店に行けばいいですけど、なかなか行けないこともあるので、プライベートでピップエレキバンを使うこともありました。今回、久々に貼ってみたら、やっぱりいいんですよね。コリ解消もそうですけど、血行も改善されるというのが気に入っています。

――コリをほぐすように、気持ちをほぐすためにやっていることはありますか?

ストレス発散になっているのは、ヨガです。去年、最初の自粛期間が明けたころに、先生に来てもらって始めたのがきっかけでハマりました。まだまだ初心者ですけど、ヨガをやっている間は無心になれて、すごく気持ちがいい。メンタルが落ちているときでもスッと気分がラクになるんですよね。

あとはストレッチですかね。なるべくできるときは毎日でもやるようにしています。まず、体の緊張やコリをほぐすことがメンタルの健康にもつながるのかな、と感じています。

撮影:島田香

<CMメイキング&伊藤沙莉インタビュー>