2月12日(金)放送のフジテレビ『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』は、完成度の高いパフォーマンスで絶大な人気を集めるTravis Japan特集の最終話となる。
昨年10月、彼らが主演を務める舞台「虎者 NINJAPAN 2020」が初日を迎えた。会場は、伝統の新橋演舞場。新型コロナウイルスの影響により公演は休止していたが、この舞台をもって225日ぶりに再開された。松倉海斗は「皆さんの感染防止対策があって実現できた」と観客やスタッフに対する感謝の思いを語った。リーダーの宮近海斗は「歓声が気持ち良かったり、褒めてもらえたりっていうのがあるから、この仕事を続けていると思う。上を目指したい」と語った。常に感謝の気持ちと共に最高のパフォーマンスを届けたい、そんな思いで臨んだ本番とその舞台裏に迫る。
舞台「虎者 NINJAPAN 2020」は演劇を中心とした第一幕と、ダンスナンバーがメインの第二幕で構成される。彼らの抜群の身体能力とダンススキルが余すことなく発揮される究極のエンターテインメントだ。初日の本番直前、ステージ裏で中村海人は「足が不安で仕方ない。疲労が溜まっているっぽい」と話し、激しい稽古で蓄積した疲労を隠せない様子だった。
けが負ったメンバーを支え…7人の覚悟
迎えた本番、その不安は的中してしまう。舞台中盤で足がつってしまった中村は、それをかばいながらもパフォーマンスを続けていたのだった。さらに七五三掛龍也はウォールトランポリンの着地に失敗した際、強い衝撃を受け、首を痛めてしまう。そんな2人の状況を察知し、真っ先に動いたのはメンバーたちだった。振りの一部を変更することを提案し、すぐさま情報を伝えていく。激しい舞台ゆえにメンバーもこれまで同じくけがを経験してきた。だからこそ、けがをしたメンバーの状況や気持ちに寄り添うことができる。彼らは持ち前の結束力と対応力でその公演を最後まで走り抜けた。
「一人じゃないんだな」(中村海人)
終演後、中村は「メンバーの存在がすごく有り難い。ステージに出ない事もできたけど、次のこの振りはやらずにやってみよう、とか助けてくれた。一人じゃないんだなって思いました」と語った。痛めた首をサポーターで固定された姿で現れた七五三掛は「でもやっぱ楽しかったです。明日も頑張ろうってお客さんも思ってくれたら嬉しい。マスクしていても表情がわかる、嬉しそうにしてた」と笑顔で語った。
どんな状況であろうとパフォーマンスを成し遂げる覚悟を持つTravis Japan。固い絆で結ばれた7人は、観客の思いと熱をさらなる力としてステージで光り輝く。Travis Japan 特集最終話 Episode4 Grooveに注目だ。
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