成田凌主演の映画「くれなずめ」の公開日が決定!「期待してもらって良い」
映画「くれなずめ」4月29日(木)公開
成田凌が主演を務める映画「くれなずめ」の公開日が4月29日(木・祝)に決定。合わせて予告映像、ポスタービジュアルが公開となり、主題歌がウルフルズによる書き下ろし楽曲「ゾウはネズミ色」であることが発表された。
本作は松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を映画化。友人の結婚式で余興を披露するために久々に集まった高校時代の旧友たちが過ごす、結婚式の“披露宴から二次会までの狭間”を描いた物語。
予告編は、高校時代から仲間である6人が、意気消沈して披露宴の会場を後にする姿から始まる。
ウルフルズの楽曲「それが答えだ!」をバックに、披露宴の余興として全員で“赤フン衣装”を身につけたダンスを披露するも大スベりしてしまい、招待客から一斉にドン引きされてしまった一同。
「あれやって二次会行けます?」と、動揺する大成(藤原季節)に対して、「俺ら素人なんだしさ、一生懸命やったんだからそれで良くない?」と、吉尾(成田凌)がのほほんと答える。余興後、披露宴会場の裏口にたむろする彼らはこのなんともやるせない“二次会が始まるまでの微妙な狭間の時間”を持て余し、他愛ないやりとりで時間をつぶす。
主題歌はトータス松本が書き下ろしのウルフルズの新曲「ゾウはネズミ色」
主題歌は、松居監督たってのリクエストで、本作のためにトータス松本が書き下ろしたウルフルズの新曲「ゾウはネズミ色」に決定。
松居監督は「ありがとう以上の言葉があればいいのにって何度も思いました。間違い続けて、映画『くれなずめ』を作ってよかったです」と熱い感謝を述べ、主演の成田凌も「初めて聴いた時は、身体に染み込みながら響ききった感じがして、映画終わった後のエンドロールの風景で、曲が入るのかって思ったら鳥肌が立ちました」と大絶賛。
トータス松本は、劇中で6人が赤フン姿でダンスを披露する曲「それが答えだ!」の「アンサーソングを意識して作りました」と言う。
ポスタービジュアルは久々の再会を果たした後、カラオケボックスで熱唱する6人の姿を切り取ったもの。「思い出にするくらいなら忘れてやる」「過去を書き換えろ」という寂しさを強がりで吹き飛ばそうとする男たちの熱情が感じられる、単なる青春ものとは一線を画す、インパクトのある熱いビジュアルとなっている。
<成田凌 コメント>
松居監督と2人で「やっぱ主題歌はウルフルズさんがいいよね」「バカなふりして聞いてみたらどうですか?」なんて話していました。
ドラマの現場で初めてトータス松本さんとお会いしたときに、「くれなずめ見たで」って言ってくれて、「どんな曲がいいと思う?」って言ってくれたんです。すごくおしゃれで最高な返事をしてくれて、とてもテンションが上がってずっと出来上がりを楽しみにしていました。
初めて聴いた時は、身体に染み込みながら響ききった感じがして、映画終わった後のエンドロールの風景で、この曲が入るのかと思ったら鳥肌が立ちました。
最後に面白い仕掛けもありますし、主題歌いいし、ほんとちょっとしか出てない人たちがものすごく豪華で最高の瞬間を与えてくれます。自分の作品にこんなことをいうのは照れくさいけど、期待してもらって良いと思いますので、観てください!
<松居大悟監督 コメント>
「ウルフルズは世界一だよ」
普段はモゴモゴしてるくせに、ウルフルズと岡本太郎の話をする時だけまっすぐな瞳で呟くアイツが、なんだか恥ずかしかった。
友だちへの手紙みたいな映画だから、そのバンドの曲で、下手くそなりに一生懸命、赤フンで踊りたかった。体はだらしなくて口が半開きだったのは、余裕がなかったからだよ。
過去を振り返ってばかりだからこそ、映画の最後にはそのバンドの最新曲が流れたらいいなぁなんて、成田君と夢みたいな未来を夢見ていた。
トータスさんは、ウルフルズは、この作品の編集版を見て、「書き下ろす」って言ってくれたんだ。『ゾウはネズミ色』なんてとんでもない名曲、どんだけお前のことわかってるんだよ。聞いた?なに?モゴモゴすんなよ。
お前へのラブソングじゃねぇよ調子乗んなよ。みんなに見られるのはちょっともったいないけど、「やっぱりウルフルズは世界一だな」ってなるよ、きっと。
本当にありがとうございます。ありがとう以上の言葉があればいいのにって何度も思いました。間違い続けて、映画「くれなずめ」を作ってよかったです。
<トータス松本(ウルフルズ) コメント>
劇中の「それが答えだ!」は、パパイヤ鈴木さんが振り付けを担当してくれた曲。PV用に皆で歌番組の現場とかでも空き時間に通路でずっと踊りの練習していた当時の思い出が蘇ってきました。
映画の登場人物が嬉々としている姿が、若い頃の自分達をみているようで、嬉しくもあり、自分のことのように恥ずかしく思いました(笑)。
主題歌「ゾウはネズミ色」はそんな「それが答えだ!」のアンサーソングを意識して作りました。あれから約20年経って、「答えとは何か」と言えるようになっているかというと全然そんなことはない。生活していく上で色んなことは学ぶけど、「答え」には辿り着かないということが、昔よりもさらによく分かってきた。だけど「そういうもんなんじゃないの」と思っています。
主題歌でかかる僕らの曲は、映画を観た後味を汚さないようにしないといけないのが大事。役者もみんなすごい良いし、ユーモアがあって面白い映画になっているので、この「ちょっとねじ曲がった青春群像劇」を楽しんでください。
<ストーリー>
高校時代、帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、5年ぶりに友人の結婚披露宴で「赤フンダンス」の余興をやるべく集まった!
めちゃくちゃ恥ずかしいダンスをやりきった披露宴と、二次会の間の妙に長い時間を持て余しながら、高校時代を思い出す…。
「しかし吉尾、お前ほんとに変わんねぇよな。なんでそんなに変わんねぇの?まあいいか、そんなのどうでも」6人は今までも友達で、これからもずっとずっと友達でい続けるのだろうと思う。
そう、僕たちは認めなかった。ある日突然、友人が死んだことをー。
4月29日(木祝)テアトル新宿他にて全国ロードショー
©2020「くれなずめ」製作委員会
最新情報は映画「くれなずめ」公式サイトまで。
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