1月31日(日) 25時55分より、フジテレビでは『村上信五∞情熱の鼓動』(※関東ローカル)が放送される。

今回は、リオオリンピック銀メダリストであり、東京オリンピック代表に内定している、柔道100kg超級の原沢久喜をゲストに迎え、強さの秘密、魅力に迫る。

日本柔道の最重量級といえば、山下泰裕、井上康生、鈴木桂治と、そうそうたる金メダリストを輩出してきた。全階級での金メダルを目指す東京オリンピックでは、個人戦の大トリとなる最重量級の原沢が重責を担う。2016年リオオリンピックでは、100kg超級の絶対王者であるフランスのテディ・リネールに敗れ、あと一歩のところで金メダルを逃した原沢。リオの雪辱を東京で果たすべく、トレーニングを積んできた。

世界中の猛者が集う階級で現在世界ランキング2位の原沢だが、自身の考える100kg超級とは、「全ての階級合わせて一番強い階級だと思うので、一番レベルの高い階級なのかなと思っています」と語る。

リオオリンピック73kg級金メダリストの大野将平は、「軽量級の選手をそのまま大きくしたような。技術もあるし技のスピード、キレ、重量級特有の力強さを兼ね備えているハイブリッドな重量級の選手」と、世界と戦う原沢を評価する。

というのも、原沢は、高校時代は軽量級の選手からスタート。入学時60kg程度の体重が、卒業時には、なんと50kgも増えていたそうで、軽量級でのスピード感覚が、重量級でも生きているという。

村上信五と原沢久喜が懸垂&反射神経対決!

原沢の練習拠点を訪れた村上は、原沢の筋力や瞬発力の秘密を探るべく、懸垂対決、反射神経対決の勝負に挑む。体力に自信のある村上は善戦するものの…。

さらには、入念な感染予防対策を行った上で、原沢に組んでもらうことに。だが、どんなに動かそうとしてもビクともしない。それどころか、身動きが全くとれず、「首を上げたいけど、上がらへんから、もう下ばっかり。ただ畳を見て終わったわ~」と、下ばかり見続けた村上。そして、必殺技の内股も少しだけ体験させてもらうが、そこでも…。

実は、原沢にとって、内股はもともと得意技ではなかったそう。「ある日練習でバンってきれいに決まって…。急に舞い降りてくるみたいな」と、得意技に変わった時の話を聞いた村上は「そんなマンガみたいなんアカンて。天才作曲家みたいな」と、驚がくのリアクションをみせる。

また、全日本男子監督・井上康生やリオオリンピック金メダリスト・大野などの柔道関係者や、俳優をしている弟から普段はなかなか聞けないエピソードも明かされ、さまざまな角度から原沢を徹底解剖する。