俳優の志尊淳と松岡茉優を起用した株式会社スクウェア・エニックスの新CMが12月23日(水)より、全国で放送開始される。

「人生の選択 SPECIAL ver.」篇は、11月に公開した第1弾CM「人生の選択」篇 に続く、第2弾CM。

タクティカルRPG 「WAROF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」の世界と共通する“人生の選択”をテーマにした世界観とストーリーはそのままに、CM楽曲であるヨルシカの「盗作」を志尊・松岡がカバーし、歌声を披露する。

志尊の力強い歌声と松岡の透明感溢れる歌声に注目だ。

<志尊淳 コメント>

――収録を終えた感想を教えてください。

楽しかったですね。歌にコンプレックスは持っているものの、チームの皆さんが楽しく指示を出してくださったり、すごく乗せてくれたりしたので、自分としても気分を上げながら歌えました。

ヨルシカさんの「盗作」は、僕もすごく好きな歌ですが、簡単に歌える曲ではないというか、難しいですし、思いもたくさん詰まっている曲なので、しっかりと歌おうという気持ちでやりました。

――CM楽曲、ヨルシカさんの「盗作」を聴いたときの印象を教えてください。

CMの撮影現場で監督が流していらっしゃって、初めて聴かせていただいたのですが、フレーズや曲調が耳に残って、残像が見えるような感じがして、そこからすごく気になって聴いていました。

――プライベートではよく歌いますか。

やっぱりこのコロナの状況でカラオケに行くことがまずなくなったので、ほとんど歌わないですね(笑)。

仕事を(今回のように)いただいた時に、家でちょっと練習するくらいで。そう考えると、家で口ずさむことも減ってしまった気がします。

(撮影現場は)カラオケとは全然違うので、皆さんが見ている場で歌わなければいけないというプレッシャーはありましたが、(今回の現場は)それを感じさせない空気を作ってくださっていたので、すごく楽しかったです。

――どんなときに歌いますか。

車を運転している時とか、お風呂場とか、そういう時が多いです。誰かがいるときに歌うことがあまりないので。1人で狭い空間にいるときですかね。

――最近した「人生の選択」は何ですか。

2020年は「頑張る」って決めました。具体的にこれをやるとか、目標を定めるとかではなくて、最後まで駆け抜けるというか、これから入る仕事も今ある仕事も含めて全力で駆け抜けると決めました。

――選択の基準は何ですか。

自分自身ですね。結局自分にとって、その選択はどうなのかというのを自問自答して、周りに意見を聞くことはあまりないかもしれないです。

ただ、この仕事をしていると、主観だけではだめだと感じていて、いろんな意見を聞いて視野を広げることや、自分が絶対に「ないな」と思うこともやってみることで広がることはあると思います。

だからそのあたりはフラットに物事を考えて、選択しているつもりではいますね。

――2020 年を振り返って一言で表現してください。またその理由を併せて教えてください。

「考」って字かもしれないです。今年はコロナ禍で自粛期間もあって、自分自身で色んなことを考えたり、そうやって向き合う時間は(今まで)あんまりなかったと思うんですよ。

仕事に対して向き合ったり、いつも応援してくださるファンの方に向き合ったり、そういう時間を意図的ではなかったですが、自粛期間中に取れたことによって、いろいろと広がった部分があるし、今までやっていなかったことをやってみようというきっかけになりました。

その過程でも「考える」ということをよくしていました。

<松岡茉優 コメント>

――収録を終えた感想を教えてください。

ヨルシカさんの楽曲は、私自身普段からよく聴かせて頂いていまして、透き通るような、とても力強くて頼もしい歌声にいつも元気づけられたり、勇気づけられたりしています。

私が歌うということは本業ではないので、大手を振って「頑張ります!」というわけでもないのですが、今回はCMのコンセプトに沿ってということで歌わせていただきました。

(歌ってみて)やはり難しい楽曲だなとも思いましたけれど、私は俳優なので、演じるというつもりで挑ませていただきました。

――CM楽曲、ヨルシカさんの「盗作」を知ったきっかけを教えてください。

ヨルシカさんのアルバムをずっと聴いておりましたので、「盗作」は前から知っていました。

CM撮影の現場でこの曲がタイアップ曲になると伺ったときは、「ついこの間聴いていたあの曲だ!」と思いました。

――プライベートではよく歌いますか。また、どんなときに歌いますか。

お掃除をしている時は、いつも音楽を流しながら掃除をするので、そういうときにポロっと出たりはしているかなと思います。

――普段聞く音楽のジャンルについて教えてください。

集中したいときは、歌詞がないものを聴きます。クラシックとか、ジャズとか。歌詞があるとどうしてもそっちに気持ちが寄り添ってしまうので、台本を読むときなどは割と、歌詞がないものを選ぶことが多いかなと思います。

――最近した「人生の選択」は何ですか。

近いところで言うと、今回素晴らしいヨルシカさんの楽曲を歌わせてもらうという選択でしょうか。

「(自分自身が歌うことについては)どうなんだろう」と最初は思ったのですが、CMの世界観をさらに盛り上げるためとお話を伺って、確かに、志尊さんと私がそれぞれ歌っているCMというのも、きっと今回の「FFBE 幻影戦争」の世界観をより近くで感じてもらえるきっかけになるのであればと思って、自分なりに練習をしてきました。

――今回のCMは12月23日(水)より放映となりますが、今年のクリスマスのご予定は何かありますか。

クリスマスは、イブもイブイブも当日も、舞台に立っておりますので、クリスマスに(舞台を見る)時間を作ってくださったお客様への気持ちをみんなで共有できたらと思っています。

今まで舞台に立っていた中で感じたことのないくらい、感謝の気持ちでいっぱいです。

今までも感謝していたつもりだったけど、こんな大変な中に、時間を割いて、時間を合わせて来てくださったんだなと思うと、全公演やり遂げたくて仕方がないです。

――2020年を振り返って、どんな年でしたか。

もっと明るくて、楽しい年になるって思っていたんです。オリンピックもあって、「2020」ってすごく響きもよくて。

もっとみんなが元気になるような、今年はきっと楽しい年になるって思っていたので、なんてことだと思います。

でも、やはり娯楽側の仕事をしておりますので、ファイナルファンタジーの皆様もそうだと思うんですけれども、やっぱり皆様がちょっとでも明日が楽しみになるような仕事をしていくことが、私たちができる精一杯のことかなと思っております。

私を好きでいてくれる人はもちろんなのですが、私のことを知らない人や、私じゃなくてもいい人たちも元気になれるような作品の一つのパーツになれたら嬉しいなと思っています。

志尊淳&松岡茉優の熱唱風景