会見前に行われた準決勝は配信も実施。出場者は33名。今大会では再び芸歴制限がなくなったことにより、実力者がカムバックしました。

R-1決勝常連組や、すでにメディアで活躍している芸人たちも多数準決勝に顔をそろえるし烈な展開に。ネタの見せ方も年々進化し、フリップ、映像、小道具の使い方も多種多様。会場は終始笑いが絶えず、今大会のレベルの高さをうかがわせました。

準決勝の審査員は、2007、2008年大会の王者・なだぎ武さん、2022年大会の王者・お見送り芸人しんいちさんが担当。オープニングでは、しんいちさんが「R-1を本当に愛しているので、しっかりとやらせていただきます」と真剣にコメント。R-1で唯一2連覇しているなだぎさんは「決勝の審査員かと思ったら準決勝かい。優勝もしてない陣内（智則）が堂々と座って！」と会場を笑わせました。

そして、今回の決勝には寺田さんが4年連続、サツマカワさんが3年連続、kentoさんが2年ぶり3回目、ルシファーさんが4年ぶり6回目、吉住さんが2年ぶり3回目の進出。

真輝志さん、街裏ぴんくさん、お抹茶さん、どくさいスイッチ企画さんが初の決勝進出となります。

決勝はこの9名で1stステージを争うことに。ネタ尺は昨年の3分から1分伸びて4分に変更。1stステージは審査員による得点審査。上位2名がFinalステージで、もう1ネタを披露して、点数ではなく、審査員5名の決戦投票で優勝者が決定します。優勝賞金は500万円です。