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2月13日、『R-1グランプリ2022』の決勝進出者が公式YouTubeにて発表されました。

2002年より続いているピン芸日本一決定戦『R-1グランプリ』。昨年の第19回目の大会から参加資格が「芸歴10年以内」に変更され、“新生『R-1グランプリ』”としてスタートしています。

3,199組が応募する中、31組（内、ヒコロヒーさんは動画審査）による準決勝の後、決勝に駒を進めたのは、kento fukayaさん、サツマカワRPGさん、金の国 渡部おにぎりさん、ZAZYさん、吉住さん、お見送り芸人しんいちさん、寺田寛明さんの7人。

MCから感想を聞かれた、それぞれの決勝進出者。

kentoさんは「ラストイヤーなので、（決勝に進めて）ホッとしました」と安堵の表情を見せました。

サツマカワさんには「ギャグは何個くらいあるのですか？」と質問。

頭を押さえながら「えー…すみません、ここがおでこです」と、古畑任三郎のマネを披露しました。それでもMCが「何個くらいあるの？」と質問を続けると、「すみません、2個です」とボケ返しました。

お笑いコンビ・金の国のおにぎりさんは「去年は準決勝の開始10秒でネタを全部飛ばしちゃったので、今年は決勝に行けてめちゃくちゃうれしいです」と頬をゆるませ、相方に感謝を伝えました。

「ネタは相方の桃沢（健輔）くんが書いてくれたので、ありがとう桃ちゃん」

今年ラストイヤーのZAZYの意気込みは「決勝でミスをしない」。秘策を聞かれると「秘策？秘策なんで、あったとしてもここでは言わない」と微笑みました。

ところが、吉住さんから「ZAZYさんから『もし決勝に行けたら、30万円やるから手抜いてくれ』って言われた」と“秘策”の暴露。ZAZYさんは「全員そうなんですけど、手を抜いてくれるんだったら30万円あげます」と開き直り、笑いを誘いました。

その吉住さん。女芸人No.1を決める「THE W」で優勝経験もある実力派ですが、「『THE W』はコンビとかトリオの方との戦いで、『R-1』はピン芸人の中で男女関係なく戦うので、ピンネタで優勝を狙っていきたい」と目標を掲げました。

しんいちさんは「これまで9回挑んできて、決勝に進めなかった」という苦労人。今回の決勝進出について「生きてきた中で、素直に1番嬉しかった瞬間です」と発言したものの、すぐに「嘘です。記事になるかと思って、すみません」と謝罪しました。

準決勝の勝因については、「今年ラストイヤーだったので、準決勝は『楽しもう』という気持ちで挑みました。それが良かったのかなと思います」と分析しました。

昨年の『R-1グランプリ2021』で10位だったという寺田さんは、「リベンジというよりは、仕返しに」と怖い発言。前回のR-1以来、テレビ出演が全くなかったそうで「（昨年に続き）2年連続決勝に出て、『ちゃんと面白いんだぞ』と見せたい」と誓いました。

盛り上がった質問は「負けたくないライバル」について。

kentoさんがあげたのは、自身と同じフリップ芸で戦うZAZYさん。サツマカワさんは「敗者復活戦から勝ち上がってくるであろう、角田信明さんですね」とボケ回答。

おにぎりさんも「小泉今日子さん」とボケたのですが恥ずかしくなって頬を赤め、改めて「お兄さん的存在のサツマカワさん」と答えました。

そこからは大喜利状態。

ZAZYさんは「敗者復活で上がって来ないであろう、ゴールデン仲里依紗さん。ラストイヤー組には負けたくない」。

吉住さんは「敗者復活から上がってくる、鈴木蘭々さん」。

しんいちさんは「敗者復活から上がってくるであろう、トリケラトプス」。

しんいちさんの答えは小声になってしまい、「ちょっと、この流れ誰からですか！きついです」ツッコミを入れていました。

ラストの寺田さんも「刑務所から出てくるであろう、おでんツンツン男」とボケたうえで、「普通に言っていいですか？サツマカワですね」と、大学時代からの友達でライバルの名前をあげました。

決勝戦の模様は3月6日（日）20時より、カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて生放送で放送されます。

【決勝のネタ順】
①kento fukaya
②お見送り芸人しんいち
③敗者復活枠
④吉住
⑤サツマカワRPG
⑥ZAZY
⑦寺田寛明
⑧金の国 渡部おにぎり