10月23日(金)の『ダウンタウンなう』は、特別企画「人志松本の酒のツマミになる話」を放送。
“酒のツマミになれば何をしゃべってもOK”というルールの下、MCの松本人志と千鳥、そしてゲストが普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合った。
今回は、ゲストに飯尾和樹(ずん)、城田優、鈴木紗理奈、中尾明慶、福田麻貴(3時のヒロイン)が登場。
名前を覚えてもらえない中尾明慶は本気で改名を考えていた!
まずは、中尾が「みなさん、改名って考えたことありますか?」と質問。中尾から「ちなみに僕の下の名前わかります?」と聞かれた鈴木は、「ええっ!?」と言葉に詰まり、絞り出した答えが「…たけし」で、一同笑ってしまう。
正解は「明慶(あきよし)」。だが、中尾は「誰も覚えてくれない」「(共演者やスタッフから)下の名前で呼ばれたことが一度もない」と嘆く。
そこで、「真剣に、僕は今改名を考えています」と言う中尾に、松本はこの番組の“人志松本~”のように「(姓名を逆に)変えちゃうってのはどう?」と提案する。
松本:「明慶中尾」に。
一同:あぁ!
城田:「今日のゲストは、“明慶中尾”さんでーす」って。
一同:(笑いながら拍手)
鈴木:かっこいい!
大悟:(名前がかっこよすぎて)なんか、スベれなくなるよな。
この改名案が、思いのほか好評で「ケン・ワタナベみたい」(ノブ)、「1年だけ変えてみたら?」(城田)、「なんなら“世界の”ってつけて…」(松本)と言い、みな賛同、大盛り上がりとなった。
「芸能人以外でやってみたい仕事ってありますか?」
芸能界に入る前に夢だった留学が諦めきれていないという鈴木からは、突然の告白が。
「芸能界の仕事がなくなったら、アメリカで寿司屋さんをやろうと思っていて」と野望を語り、一同から「いやいやいや…」と困惑の笑いが漏れる。
鈴木:和服着て、ちょっとセクシーにマグロさばいて…。
ノブ:行きたないなぁ。
鈴木:トランプさんが寿司が好きらしくて。寿司職人のビザはすぐおろす(発給する)らしいです。
松本:アハハハハハハ!ほんまかい!
ここから、芸能界以外でどんな仕事をしたかったのかという話題に発展。それぞれの秘めた願望が明らかになっていった。
城田:僕は、どうしてもエンタメから離れられないんですよ。僕、芸人さんだと思います。
松本:ちょっと気質あるもんね。サービス精神ある。
城田:やっぱり、笑いを取りたくなるし…プライベートでは、もう本当にただのバカなんで。人を笑わせるのが好きで。
松本:ちょっと、かっこよく生まれすぎたんやなぁ。
ノブ:もう5発くらい殴ったら、EXITのりんたろ-。になるよね。
城田:最近、言われます(笑)。
鈴木:男前すぎたらダメなんですかね?芸人さんって。
松本:めちゃくちゃ男前っておる?
鈴木:(チュートリアルの)徳井(義実)さんとか…。
これに対して芸人からは、徳井について「ちょっとダサいところあるよ。おっぱいだけBカップくらいあるのよ」(ノブ)、「シュッとしきれてないところあるな」(大悟)という声が上がり、松本も「だらしない身体やったりするよな。身体とお金にはだらしない…」と言って笑いを誘った。
ちなみに大悟は、「大人になってあんなに泣けたりとか、人のためにとか、それが毎年くるって、すごい商売」という理由で、高校野球の監督と回答。そして松本は…。
松本:ほんまのことを言うと、AV男優かな。
一同:えー!?
ノブ:いっぱいデキるからですか!?
一同:(笑)。
飯尾:中学生!
松本は、AV男優のことを「俺は、あのメンタルに憧れんねん。あの状況でできるってすごいメンタル。金メダリストと同じレベルの集中力」だとリスペクト。
俳優として話を振られた城田は、「絶対無理ですね。だって、撮られてるわけじゃないですか」と答え、中尾も「できないですね」とうなずいていた。
そこから、俳優は、ドラマで共演した女優を本気で好きになるのかという話題に。
中尾:僕は、奥さん(仲里依紗)とは、もともと共演して片思いの役だったんで…。そういうのもあるのかなって思いますけどね。
城田:僕は、意外とあまり相手役さんと付き合ったことはないですね。
役を演じていく中で「マインドは好きになっていく」と明かした城田は、「頭の中で整理するというか。『この作品をやってるから好きになってるんだよ』って自覚をするかどうか」だと俳優としての考え方を語った。
「女性はいつ鼻くそほじってる?」に中尾「奥さんは…」
続いて福田は「女性のみなさんって、いつ鼻くそほじってんねやろっていう…」と素朴な疑問を挙げ、男性陣も興味を示す。
福田から「どうですか?」と振られた鈴木が「私は…」と少し間を置いたあと「車の中!」と言い放ち、一同爆笑。
鈴木は、小指を鼻に当てながら「絶対車の中で」と言い、福田は寝ながらほじるクセがあることを明かした。
福田:奥さんの見たことないですか?
中尾:ないです。うちの奥さん、家でおならもしないんで。だから僕も気になるんですよね。
松本:でも、“寝屁(ねべ)”はあるやろ、寝屁!
中尾:(一瞬ニヤッとして)いや、仲里依紗、寝屁しないですよ!
一同:(大笑い)
中尾:だから「疲れないのかな」って思いますよ。「気を張ってるんじゃないのかな」って。
これに飯尾が「付き合った女性のおならを聞きたいんですよ。心を開くんじゃないかなと思って」と反応。
松本も付き合っていた女性が不意に出したおならに「めっちゃかわいいなと思った」というエピソードを語り、ノブと「あの愛おしさってないよね」と大きくうなずき合った。
天海祐希のオーラがすごすぎて、ずん・やすの前髪に異変!?
飯尾は、プライベートで天海祐希と食事をしたときのエピソードを披露。天海がお店に現れたとき、そのあまりの美しさに感動したというが、その横で相方のやすが、ないはずの前髪を整え始めたのだという。
飯尾:ハゲ頭なのに、前髪をそろえるようにササっとやったんですよ。
一同:(笑)。
大悟:ないのに?
飯尾:つるっつるなのに!
松本:時空を超えたんやね。髪あるころのアイツに戻ったんや。
飯尾:天海さん、0.7~8秒、やすに髪を生えさせたんですよ!
松本:美しいってすごいね。
この解釈に一同大笑い。飯尾は「すごいなと思って、天海さんの美しさ」と、思い出したように語った。
それぞれが会って感動した芸能人の話題になると、松本は「言い出したらキリない」としながら「『Santa Fe』(写真集)のころの宮沢りえさん」と回答。
松本は『笑っていいとも!』の本番前に会い「ああいう人ってクジャクみたいに(オーラが)出てるよね。妖精みたいな」と振り返った。
ミーハー心があまりないという福田は、イケメン俳優ではなく、オンオフが全く変わらず「こんな一緒なん?」とビックリした人物として、関根勤の名前を挙げた。
福田は、テレビ局の廊下で「ちょっとちょっと!こないだテレビ見たよ!!」とテンション高く話しかけられたことに驚き感動したという。
松本も「あれ、なんなんやろね?あの関根さんの感じね」と言う関根の人柄について、同じ事務所の後輩・飯尾は「芸人さんが大好きで。全部ほめてくれます」と乗っかり、「全然手応えがなかった2時間特番」の1週間後に会ったときのことを振り返る。
飯尾:「飯尾!見たよ」って。「どこあったんだろう?いいところ」と思っていたら「紺のスーツ似合ってたね」って言われたんです。
一同:(笑)。
飯尾:本気で反省しましたよ!紺って、だいたいみんな似合うでしょ。
飯尾は、関根に無理やり褒めさせてしまったことを今も反省しているようで、自分の不甲斐なさに苦笑いしていた。