10月20 日(火)21時より、福士蒼汰主演、フジテレビ系5週連続特別ドラマ『DIVER-特殊潜入班-』最終話が放送される。

福士が演じる主人公の黒沢兵悟が秘密裏に結成された「潜入捜査官チーム」(通称“D班”)の一員として犯罪組織に潜入し、ともすれば命を落としかねない特殊な捜査に挑む物語。「悪を駆逐するためには手段をも選ばない」という兵悟の姿が「悪とは、正義とは何か」を問いかけるノンストップサスペンスだ。

9月某日、兵庫県警の刑事を演じた、りょう、安藤政信、正名僕蔵、正門良規、中山義紘が、一斉にクランクアップを迎えた。

最後の撮影となったのは、りょう演じる兵庫県警本部長・阿久津洋子が、テロ組織の一味である疑いをかけられた兵悟を見つけ出すよう、部下に捜査命令を出すシーンで、この撮影をもって『DIVER-特殊潜入班-』はオールアップとなった。

クランクアップを迎えた5人は、それぞれ作品への思いを語った。

<安藤政信 コメント>

コロナの自粛生活期間中、台本を読むだけの毎日を過ごしながら、役者という仕事がどうなっていくのか、今後も役者という仕事をやりたい、と強く思っていたところで、この作品の話をいただきました。

本当に現場に来るのが楽しかったです。視聴者のみなさんには、この作品を大事に見てもらいたいですね。

<りょう コメント>

「大変な状況の中での撮影、本当におつかれさまでした」と出演者・スタッフのみなさまにお伝えしたいです。

私も自粛生活が終わってから初の連続ドラマで、改めて私たちの仕事はとても素晴らしく、すてきなものだなと思いました。大好きなお芝居をやらせていただけたことに本当に感謝しています。ありがとうございます。

無事にクランクアップを迎えられたことは本当に貴重なことだと思います。視聴者のみなさんに届いて、作品を楽しんでいただけることを祈るばかりです。

正名僕蔵 コメント>

無事ゴールできました。いやー、あと3話は出たかったですね(笑)。現場では、とても楽しくやらせていただきました。

ただ、関西弁を喋るっていうのが本当にずっと課題で(笑)。途中でだいぶコツをつかんだかな、という妙な自信を持ってしまったんですけど、意外なところでやっぱり聞き取れていない音があると気づかされました。関西弁は奥が深いんだなあ、と思いましたね。関西弁のコツをつかみ始めてきたところで終わっちゃうので、正直もうちょっとやりたかったな、と思います。

見どころの多い、緩急のある作品ですので、視聴者のみなさんは頭から終わりまで、まばたきせずに楽しんでください!

正門良規 コメント>

短い間でしたが、すごく幸せで、貴重な経験をたくさんさせていただきました。僕にとって『DIVER』という場所は癒しであり、楽しくお仕事できる現場だったので、終わってしまうのはちょっと寂しいです。

クランクアップの2日前ぐらいからずっと「うわ~寂しいな」って言っていました (笑)。また『DIVER』のみなさんとご一緒できるように頑張ります!

中山義紘 コメント>

民放ドラマのレギュラーは、僕にとって初めてだったので、『DIVER』は自分にとってすごく大切な作品の一つになりました。

正名さんの方言指導もさせていただいて、本当に幸せでした(笑)。撮影の合間や待ち時間でも、正名さんが率先して僕や正門くんとの3人のいい雰囲気を作ってくださっていたので、そういう雰囲気がドラマを見てくださる方にも伝わればいいな、と思います。

また『DIVER』出演者のみなさんにお会いできることを楽しみにしています。

<最終話あらすじ>

リトレイド貿易の渡辺(戸田昌宏)の密輸取引現場で、警察に身柄を拘束された兵悟(福士蒼汰)。取り調べで阿久津(りょう)と面会した兵悟は、今回の一件が、かねてから阿久津を快く思っていなかった遠藤(小市慢太郎)の仕業だと知る。

遠藤はD班の存在をあぶり出し、数々の功績を上げる阿久津をつぶそうと考えたのだ。 その翌日、兵悟は警視庁への移送中に護送車から脱走。身を隠しながら反撃のチャンスをうかがっていると、テロ騒動の発端となった爆発事件の犯人について、あることに気付く――。

兵悟からメッセージを受け取った伊達(安藤政信)は、兵悟が遠藤に反撃するつもりだと直感。しかし、兵悟が遠藤を狙う理由はほかにもあり…。