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「cowcamo」編集長・伊勢谷亜耶子が自身に課す“セブンルール”「死ぬときは日記帳も一緒に棺桶へ」

9月15日(火)放送『セブンルール』

めざましmedia編集部

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視聴者が“今最も見たい女性”に密着し、自身が課す“7つのルール=こだわり”を手がかりに、その女性の強さ、弱さ、美しさ、人生観を映し出す新感覚ドキュメント『7RULES(セブンルール)』。

9月15日(火)放送回では、東京の中古・リノベーション物件に特化したオンラインマーケット「cowcamo」の編集長・伊勢谷亜耶子(いせたに・あやこ)に密着。リノベーションならではの自由な間取りや個性あふれる部屋の数々を紹介する「cowcamo」は、5年前の誕生以来、売上を伸ばし会員登録者数は現在20万人に迫る。

不動産業界では「マンションの世界を再編集した女」とも称される彼女。業界に新風を吹き込み、人々に「一点もの」の住まいを提供する、伊勢谷亜耶子のセブンルールとは。

ルール①:物件は植木まで見る

「cowcamo」のもとには、毎週100件ほどの中古の新着物件が集まるが、選定会議を行って、その中から記事にする10件ほどを選び出している。間取りや内装、立地だけでなく、周辺環境や日当たり、眺望など、Googleマップを使って事前にくまなくチェックした上で、掲載するか否かを決めているという。

ある日、選んだ物件の取材へ向かう道中も、街の様子に目を凝らし、ジムやカフェ、珍しい絵本店などを目ざとく見つけていく。決して車は使わず、歩いてみることで街の雰囲気を感じ取る。

物件に到着するとまず、掲示板の前へ向かう彼女。ここをチェックすることで、警告文やイベント開催のお知らせなどから、コミュニティの関係性や問題点が見えてくるという。

さらにチェックを欠かさないのが共有部分の「植木」。

1階であれば道路からの目隠しになるように密集して生えているか、など、植木の状態に、管理の意識が映し出されていると彼女は言う。「本当に管理体制はすごく重要なポイントだと思っていて。植栽とかがお手入れされているかどうかっていうので『いいマンションだな』っていうのは結構わかります」と語った。

「cowcamo」編集長・伊勢谷亜耶子が自身に課す“セブンルール”「死ぬときは日記帳も一緒に棺桶へ」_bodies

ルール②:部屋のデメリットは隠さない

ある日、彼女が取材に訪れたのは、築22年、白を基調にリノベーションされたナチュラルな内装の、2LDKの部屋。隣の部屋と引き戸で行き来できる箇所を見つけ、「プライバシーがないので人によっては嫌がるかも」と説明しながら、物件の特徴を洗い出していく。 

真横の大通りを走る車の音に気づくと、「通りが近いから、その分騒音しますよっていうことを記事に載せる」と、写真に収める。また、カーテンがあれば、景色が悪くても全部開けて写真を撮るという。

騒音や眺望の悪さなど、不利な情報も包み隠さず掲載するのが、彼女のルールの一つ。内見に訪れる客の時間も、案内するエージェントの時間も無駄にしないためにも、部屋に入り、感じたことをありのままに伝えきる。 

ルール③:自分の家は借りずに買う

東京・三鷹市に生まれた彼女。小学3年生の時、祖母の家を二世帯住宅に建て替えたことが、住宅に興味を持ったきっかけだった。大学を卒業すると不動産関係に勤め、売買仲介などを経験し、5年前、「cowcamo」の立ち上げに携わった。 

中古物件売買の仲介を行う彼女自身も、都心にある築46年の1LDKを購入し、自分好みにリノベーションして愛犬と暮らしている。

4年前まで暮らしていた部屋も、中古で購入してリノベーションしたものだったという。

売却を重ね、現在3軒目。「1日の内3分の1ぐらいを家で過ごしますよね。 そこが自分の好きな空間じゃないって、なんて人生の無駄をしてるんだろうと思って。誰かが用意した箱の中で自分が暮らすっていうこと自体が、人生の豊かさを損ねているように思ってしまって」と話す。

コロナの影響で、在宅時間が増えている今、家での過ごし方は、より重要性を高めている。彼女が家に求めるのは、何より“自分らしさ”なのだ。 

「cowcamo」編集長・伊勢谷亜耶子が自身に課す“セブンルール”「死ぬときは日記帳も一緒に棺桶へ」_bodies

ルール④:おもしろい靴下を履く

まだ売主が住んでいる中古物件を取材することも。壁一面の棚や、テラスにもつながる螺旋階段など、夫婦のこだわりが詰まった部屋の魅力を余すことなく伝えるため、シャッターを切り続ける。 

記事を読む人にワクワクしてもらえる、密度の濃い記事を作るため、写真は“具”が見えるようにすると決めているのだそう。彼女の言う「“具”が見える」というのは、シンクの広さがどのくらいあるか、コンロが何口あるのか、住む人のリアルな暮らしぶりが伝わる詳細を余すことなく見せるということ。

真剣な表情でカメラを構える彼女の足元を見ると、妙に愛らしい靴下を履いていることに気づく。以前の取材時も、キャラクターものの靴下を着用していた彼女。「面白いものを身につけてたほうがツッコむきっかけになるから」と、物件取材の際は、いつもおもしろい靴下を履くのだという。

ルアーで手作りしたピアスで耳元を飾り、オンラインイベントに出る時には着物姿になることも。「この人なんか面白いな」と思ってもらうためのこだわりだ。彼女は、不動産屋のイメージも自分らしく変えていく。 

「cowcamo」編集長・伊勢谷亜耶子が自身に課す“セブンルール”「死ぬときは日記帳も一緒に棺桶へ」_bodies

ルール⑤:休日は一日中東京を歩く

「街歩きは死ぬほど好きだし、マンションが死ぬほど好き」と話す彼女は、休日、炎天下を歩き続ける。

「無計画に歩いていると新しいものに出会えたりする。この前は気づいたら山手線を一周してた」と、地図を見ながら、その土地ならではのお店や建物を観察する。

休日は1日中東京を歩き、頭の中の地図を更新する。日頃から蓄積した街の情報が、生きた記事を生んでいる。 

「cowcamo」編集長・伊勢谷亜耶子が自身に課す“セブンルール”「死ぬときは日記帳も一緒に棺桶へ」_bodies

ルール⑥:日記帳を持ち歩く

街歩き中、喫茶店に立ち寄ると、1冊のノートをバッグから取り出し、黙々とペンを走らせた。 彼女が書いていたのは、日記。心が動いたときに書くようにしているが、いつ心が動くかわからないため、常に日記帳を持ち歩いているという。

編集部のメンバーと面談の時期ということもあり、「最近、亜耶子さんまたイラついてますね」と言われたことを受け、気をつけよう、という自戒の念を書き記したというこの日。

過去には「仕事に疲れすぎて、会社辞めようか」というような本音を書き残したことも。動いた感情を日記にぶつけることで、自分を鼓舞しているのだとか。

そして、自宅に備えている避難バックには、防災グッズと一緒に大量の日記帳が。「これだけは絶対に一緒に逃げる。日記帳は私自身だから。一緒に避難するし、死ぬ時は遺言に『これを棺桶に入れて一緒に焼いてくれ』って言います」と真剣な表情で明かした。

ルール⑦:古い建物を慈しむ

街を歩き回る彼女は、住民に大切にされた建物を見るたびに、声を弾ませる。 

「こういう素敵なマンションを見るとなんて素晴らしいお顔立ちって思う。人間と一緒で、いい歳の取り方をしているおじさんとかおばさまって、とても素敵じゃないですか」。

「管理の良いマンションを見てると すごくうれしくなるんですよね。ちゃんと住民の方々が愛情をもって建物と接していることがわかるので、安心する」。

建物は、住んできた人たちの思いが宿るものであり、街の個性をも生み出すものだからこそ、愛され、手入れされ、寿命を全うして欲しいと彼女は願う。

「古い物をきちんと慈しんで、それを大切に一緒に生きていくことのほうが大事だと思っている。古き良きものをきちんと次の世代に受け渡していくっていう風に、世の中がなればいいなと思ってるんですよね。そういうものの良さを色んな人にわかってもらいたい」。そう語り、彼女は歩き続ける。建物がこの先も愛されるよう、誰かに受け継いでいくために。 

「cowcamo」編集長・伊勢谷亜耶子が自身に課す“セブンルール”「死ぬときは日記帳も一緒に棺桶へ」_bodies

※記事内、敬称略。

<『セブンルール』はカンテレドーガで見逃し配信中(無料)>

次回、9月22日(火)の『7RULES(セブンルール)』は、漁師・川内谷幸恵(かわうちや・さちえ)に密着。会社員から転身し、北海道・余市で極上のウニを収獲する彼女の7つのルールとは。

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