パフォーマンス集団LDHの本社には、ファンを熱狂させる秘密が隠されていた。
11月23日(火)の『所JAPAN』(カンテレ・フジテレビ系)では、関口メンディー(EXILE/GENERATIONS)とTETSUYA(EXILE/EXILE THE SECOND)が中目黒LDH本社を案内した。
LDHは中目黒の街をパフォーマンス以外でも熱狂させていた
まずメンディーが番組スタッフと訪れたのは、おしゃれなコーヒーショップ「AMAZING COFFEE 中目黒店」。
実はこちら、TETSUYAがプロデュースするお店。TETSUYAは「EXILEのパフォーマーとして活動しているんですけど、コーヒーをいれるのが趣味で、好きが高じてお店まで作っちゃった」と明かした。
LDH本社のある中目黒には、TETSUYAがプロデュースする珈琲店のほかにも、LDHがプロデュースする飲食店や、NAOTO(EXILE/三代目J SOUL BROTHERS)がプロデュースするアパレルショップ「STUDIO SEVEN」などが多数存在。中目黒の街をパフォーマンス以外でも熱狂させていた。
パフォーマンス維持のための「暗黙の掟」がスンゴイ
そしていよいよLDH本社にお邪魔。まず、メンディーとTETSUYAが案内してくれたのが、LDHアーティスト専用のジム。本格的な設備がそろい、専属のトレーナーまで常駐している。
そこで、まず気になったのは、所属アーティストたちの上半身裸の写真が壁に貼られていること。メンディーによると「過去の自分に負けないように貼っている」とのこと。
そんなLDHには、パフォーマンスを維持するための「暗黙の掟」が2つあった。
ひとつ目は、ライブ前の体脂肪率は10%以下というもの。メンディーは「体脂肪率を意識していて、10%を以上になるとお叱りが…」と明かした。
そこで、TETSUYAから「メンディー、今(体脂肪率)いくつか測ってみる?」と提案。結果はまさかの…15%。暗黙の掟をガッツリオーバーしてしまっていた(ライブ前ではないので問題なし)。
ふたつ目は、上がった心拍数を1分以内に下げるというもの。TETSUYAによると「激しい曲が続くと心拍数が上がってくるが、限界まで上がった後にどれだけ早く心拍数を落とせるか」がパフォーマンスにおいて重要なのだという。
そこで、メンディーと番組スタッフが対決。30秒間バイクを全力でこいだあと、1分待ち、その変化を測定してみた。
番組スタッフ(元バスケ部)の数値は運動後、185まで上昇。その後、1分間休んだ後の数値は170とあまり変化が見られなかった。一方のメンディーの心拍数は、180から135まで低下。平常時とほぼ同じ心拍数になるという結果に。
この結果対して、TETSUYAは「心拍数を数字にして見ると、一曲目これくらいの数値がいいなとか、目安になっていくので僕は重要視していますね。ライブ中の組み立て方が明確になります」と語った。
心拍数を数値化することで、常に良いパフォーマンスができる状態を把握していることがわかった。
所属ボーカリストのレコーディングブースにも潜入!
続いては、パフォーマーの2人が滅多に入らないボーカリストの聖域へ。
TETSUYAによると「それぞれのボーカリストが、デザイナーさんと密に打ち合わせをして、自分のコンセプトを伝えて『こういう部屋にしたい』と作られた」、所属ボーカリスト専用の部屋(レコーディングブース)があるという。
まず最初に潜入したのは、何から何まで部屋中が真っ赤に染まったレコーディングブース。家具からマイクまで赤で揃えた徹底ぶり。
この真っ赤な部屋は、SHOKICHI(EXILE/EXILE THE SECOND)、ELLY(三代目J SOUL BROTHERS)の共同レコーディングブース。TETSUYAは「彼らたぶん、テンションをあげたり、情熱をパッションを歌に込めるというところで、真っ赤にしたんだろうと」と推測した。
続いて、登坂広臣(三代目J SOUL BROTHERS)専用のレコーディングブースも紹介。こちらは、シンプルでシックなデザインで統一されている。
さらに、PKCZⓇ(EXILE MAKIDAI、VERBAL、DJ DARUMA、白濱亜嵐)の専用のレコーディングブース。「日本の音楽を世界に届ける」という思いから、和をテーマにカスタマイズされている。障子や畳を取り入れて、照明には竹を使うなど細部までこだわりが詰まっている。
ボーカリストが自分でデザインした専用の部屋で、最高な状態で曲作りに取り組めるよう内装が工夫されていた。
LDH次世代スターを輩出する秘密
またLDHでは、次世代スター育成のために、昨年、高校卒業資格が取れる総合エンタメスクール「EXPG高等学院」を開校した。
TETSUYAによると、EXILE TRIBEのメンバーは、2003年に設立した「EXPG STUDIO」の卒業生ばかりだそう。
「アーティストになれるのは限られた子だけ。進学か夢か二択で迷う子もいて、ダンスをやめてしまった子もたくさん見てきた。その中で、高校卒業資格が取得できる場所を」と、開校の経緯を説明。
「EXPG高等学院」は、ダンス、ボーカル、演技などを一から学べるアーティストを育成する総合エンタメスクール。TETSUYAは、EXPG高等学校で学長を務めており、実際に学生を指導することもあるという。
スタジオでは、「実際は大変なことがあるんだろうけど、楽しそうですね」(所ジョージ)、「やってないことがないくらい全部やってますよね」(カズレーザー)、「みんながアイデアを出し合って新しいエンターテイメントを作っていますよね。それがかっこいい」(若槻千夏)と盛り上がった。
ほかにも、くっきー!が「チームラボ」の来館者数世界一の美術館&オフィスに直撃。制作現場を調査した内容を放送した。