11月29日(月)放送の『ネプリーグSP史上初!全問音楽Q昭和平成令和のヒット曲を聴きながら解答!』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらい。

「敗北」という漢字を書く問題では、林修先生が解説を加えてくれた。「敗北」にはなぜ「北」という漢字が使われるのだろうか?

そもそも「北」という漢字は、2人の人間が背をそむけ合っていることを表していて、「北く」は「そむ−く」、「北げる」は「に−げる」と読むことができる。つまり「敗北」は、「敗れて敵に背を向けて逃げる(北げる)」という意味だ。

ちなみに「北」という字が方角を示す言葉になったのにも、理由がある。「天子南面」という言葉があるように、天子(皇帝)は南を向いて座るものだ。京都の地図を見ると「左京区」が向かって右側に、「右京区」が向かって左側にあるが、これは南側を向いて座っている天皇から見た左右に合わせて名前が付けられたためだ。

もともと「せなか」という意味で使われていた「北」という文字が、次第に天子の「せなか」が向いている方角を表す言葉として使われるようになったため、体を表す時に使われる「月」をプラスして「背」という漢字が作られ、区別して使われるようになったと言われている。

「クラシック」のもともとの意味とは?

西洋の古典芸術音楽「クラシック」という言葉を答える問題では、林先生が語源について教えてくれた。

普段「古典的・伝統的」という意味で使われる「クラシック」は、もともと「上級の・第一等の」という意味を持っていた。第一等のものは長く残るので、次第に「古典的・伝統的」という意味に変わっていったのだそうだ。

11月29日の『ネプリーグSP 史上初!全問音楽Q昭和平成令和のヒット曲を聴きながら解答!』では、「GENERATIONS from EXILE TRIBEチーム」と3時のヒロインたち「平成チーム」、長嶋一茂ら「昭和チーム」が、ヒット曲にまつわるクイズに挑戦した。