朝倉海、大晦日のRIZINは「楽な相手が来たな」対戦相手の瀧澤謙太の反応は？

12月31日（金）18時～『RIZIN』

めざましmedia編集部

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大晦日に開催される格闘技の祭典「RIZIN.33」（さいたまスーパーアリーナ）。その注目のカード発表会見が、11月30日（火）に都内で行われた。バンタム級トーナメント準決勝の組み合わせが、朝倉海選手 vs 瀧澤謙太選手、扇久保博正選手 vs 井上直樹選手に決定した。また、リザーブマッチとして元谷友貴選手 vs 金太郎選手の対戦が明かされた。

優勝候補と言われる朝倉選手の対戦相手となった瀧澤選手は「何も持っていない僕が、富、名声、力すべてを持っている朝倉海選手から全てを奪おうと思っています」と挨拶。朝倉海選手は、マイクを渡されると「準決勝、楽な相手が来たな、というのが率直な感想です。このトーナメントは優勝して当たり前。いかにダメージを負わないように戦うか、最後は気持ちの闘いです。他の3人とはレベルが違う」と余裕のコメントを。

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しかし、瀧澤選手は「いかにダメージをもらわないようにって言っていたんですけど、それを考えている時点で守りに入っているかと」と挑発した。

扇久保選手「5年前から心の底から幸せを感じていない」理由は井上選手

一方、優勝の有力候補とされる井上選手は「準決勝、決勝と勝って優勝して、いい形で締めくくりたい」と静かに挨拶。

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しかし対戦相手の扇久保選手は「5年前、あの時から心の底から幸せだと思ったことはありません。UFC（アメリカの総合格闘技団体）への切符をつかみかけました。でも、その切符をつかんだのは、当時19歳の井上選手でした。このトーナメントが始まってから井上選手しか見えていません。リングの上でやっと会えます。必ず勝ちます」と熱く語った。

金太郎選手「元谷選手は最近弱いと思う」

またバンタム級トーナメントのリザーブマッチ（決勝進出者が負傷などで試合ができなくなった時に、この試合の勝者が代わりに出場する）として参戦が決定した金太郎選手は「元谷選手は前に出てくる、決め力がある。しかし最近は弱いと思う。僕はどんどん強くなっているので絶対に勝てる」と強気のコメントを。対する元谷選手はいつもの通り表情を変えることなく「金太郎選手はアグレッシブで激しい選手。組みも寝技もそつなくできる。しっかり準備してぶつけたい」と語った。フォトセッションでは、2ショットの撮影が終わったあと、お互いに顔を向け闘志を見せていた。

ライト級王者・サトシ・ソウザ選手「相手が誰でもやる」

RIZIN初代ライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ選手も会見に登場。まだ対戦相手は決まっていないが、「RIZINに3年間いるけど、大晦日に出場するのは初めてです。誰が相手になっても絶対にがんばります」と語った。コロナの状況次第だが、外国人選手の入国が順調に進めばライト級タイトルマッチが実現するかもしれないという。　