芳根京子「理想のボス像は？」の質問に“棒読み”で回答し会場爆笑

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12月17日（土）、映画「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」の公開記念舞台挨拶が行われ、ムロツヨシ、多部未華子、芳根京子、宮野真守、乙葉、石田明（NON STYLE）が登壇した。

ボス・ベイビーの声をムロが、ティム（ボス・ベイビーの兄）の声を宮野が、タビサ（ティムの長女）を芳根が、今作より登場するボス・レディ（ティムの次女）を多部が、ボス・ベイビーとティムの両親を、乙葉と石田が演じる。

観賞後のお客さんを前に、ムロは「おはようございます朝早くからありがとうございます、ムロツヨシでございます。今日はわちゃわちゃした舞台挨拶をお届けしたいと思います、どうぞ楽しんでいってください」と気合十分。そんなムロに対し、石田は「テッド・シニア役とこの舞台挨拶中に暴走したムロツヨシを止める役できました、石田明です。よろしくお願いします」と挨拶。ムロは「助かるー」と喜んでいた。

映画の反響についてムロは、「昨日、妹から『DVDをよこせ』と連絡がありました」と暴露すると石田から「観に行く気はないんか！」とツッコミが。ムロは「一応説得して、『劇場に見にきてね』と伝えました」と、明かした。

今作から参加した多部は「私は今回新参者で、どうでしたか？」と尋ねると、会場から大きな拍手が上がった。「すごくまくしたててしゃべる女の子の役だったので、大変だったんですけど、楽しくやらせていただきました」と振り返った。

芳根は「どうしても（前作で演じた）ティムが出ちゃうので、軌道修正しながらやりました」とコメント。ムロが、作中で芳根の歌唱シーンについて「歌が素晴らしかった」と伝えると、宮野も「感動したね」と同意し、会場からも拍手が。芳根は「歌は習ったこともなく技術もないので、心を込めて歌わせていただきました」と恐縮していた。

今作のストーリーについて尋ねられた宮野は、「前作は子どのもの思いが詰まったものだったんですが、今回は大人目線が中心に描かれたストーリーだったので、大人の愛情を表現できればいいなと思ってました」と紹介。　

また、今作の魅力について、乙葉は「ティムの想像力を培っていたのが両親の愛情で、大人になったティムから子どもへ無限の愛が引き継がれていくという、一家の素晴らしさが描かれているなと思い、自分も再現したいと思います」とコメント。MCから「実生活に通ずる部分があるか？」と問われると、「我が家も毎日想像の中で生きているような感じで（笑）。朝食を喫茶店のようにいろんな役になりきりながら過ごしたりと、楽しく生活しています」と私生活をのぞかせた。

「今作は、パパには刺さりすぎる作品」と話す石田は、作中にある父のキスを避けるシーンについて「昨晩、一緒にいた1歳の三女から寝る直前に『父ちゃん嫌だ、ママがいい』と僕から逃げてったんですよ。そのときに、このシーンを思い出しました」と“父親あるある”を披露し、笑いを誘った。

「ボス・ベイビー」にちなんで、MCから“理想のボス像”について聞かれた多部は「多種多様な世の中なので、柔軟になんでも受け入れてくれるボス」と理想を答えると、ムロは「いいですね」と笑顔。

続く芳根は、何かを考えるようにまっすぐムロをみつめ続けた。その様子にたまらずムロは「アクリル板越しに見つめられても、何も見つかりませんよ」とギブアップした。

芳根は「ムロさんがいると安心だなと思います。今日とかもムロさんいるから大丈夫だ…」と“ムロの安心感”を話し続け、「いつも現場でも明るいし、救われてます」とその存在を称賛。そんな芳根に、ムロは「記者の方が書きやすいように、『理想のボス像はムロさんだ』ってことでいいのかな？」といい様にまとめると、石田は「一応、念のために言ってもらっていいですか？」と導いた。

すると芳根は、感情を捨てて「理想のボス像はムロさんです」と棒読みでコメントし、笑いが起きた。

2018年に公開され、あの“おっさん赤ちゃん”で世界的な大ヒットを記録した「ボス・ベイビー」。あれから25年。ボス・ベイビーは、見た目も中身も“エリートビジネスマン”になり、兄ティムと繰り広げた大冒険の記憶もなくしていた。 しかし、ベイビー社からやってきたボス・レディの指令により、ふたたび赤ちゃん姿に戻り、ティムと共に世界を救うミッションへと挑む。

映画「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」は、全国公開中。

© 2021 DreamWorks Animation LLC.All Rights Reserved.
配給：東宝東和、ギャガ

最新情報は、映画「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」公式サイトまで。