7月11日(土)21時より放送される、フジテレビ『世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編』 に、白洲迅の出演が決まった。
白洲が出演するのは、 凶器を持った見えない敵にじりじりと追い詰められる姿をそのままネット配信されてしまうという、超現代版ホラー「配信者」という作品。本シリーズに参加するのは『世にも奇妙な物語 25周年記念!秋の2週連続SP』以来5年ぶり、3度目の出演で、主演は今回が初めてのこととなる。
白洲が演じるのは、テレビ局で情報番組のADとして働く青年、赤城良太(27)。毎日こき使われるのに嫌気がさしている赤城は、憂さ晴らしにADという立場を利用して時々つまらないネタをネットで生配信している。
しかし、アクセス数が延びるわけもなく、痛烈なコメントばかりが届く。そこに一通の“バズるネタ教えてあげようか”というコメントとともに、とあるURLが届く。思わずURLをクリックすると、そこには今まさに勤務中のテレビ局の地下駐車場が映っている。
訳がわからないまま眺めていると、生配信を行っている誰かが、静止する警備員に包丁を持って襲いかかっている様子が映し出される。さらに、この配信者が少しずつ自分に迫っていることに気がついた赤城は、恐怖を感じ必死で逃げようとするが…。
少しずつ背後から恐怖が迫ってくる、というドキドキハラハラさせられる典型的なホラー作品だが、そこに現代社会が抱える闇が見え隠れする。扱い方によっては、味方にも敵にもなるインターネットという存在を、ストーリーに絡ませることによって、なんともリアリティが感じられるエピソードとなっている。
<白洲迅 コメント>
――『世にも奇妙な物語』出演の感想は?
放送があると、毎回楽しみにしていた番組なので、とてもうれしかったです。どんな奇妙な出来事に出合えるのか楽しみにしていました。
――「配信者」の脚本を読んだ印象は?
ストレートなサスペンスホラーなのですが、配信者が撮影する“配信動画”と共にストーリーが進んでいくのが、とてもタイムリーな作品だなと思いました。現場でどんなふうに撮影していくのか、とても楽しみになりました。
――どう演じられましたか?
“配信者”の配信動画を頼りに、逃げ回っていくので、基本的には相手の存在は見えません。一体誰に、どんな相手に追われているのかすら分からない、その恐怖とパニックを思いきり表現しました。
――今回のお話のように、現代の科学では説明できない現象などは信じますか?
超能力とかそういう話は大好きなので、ぜひ信じたいです!
――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。
“動画配信”というものが日常にある現代だからこそ、伝わる恐怖感が詰まった作品だと思います。純粋にこのドラマをテレビで見る目線、主人公目線、作中の動画配信の視聴者目線、いろんな見方で楽しんでもらえたらうれしいです。