5月16日(土)22時~古舘伊知郎の伝説的トークライブ「トーキングブルース」がYouTubeにて全編初解禁されることになった。

「トーキングブルース」は、1988~2003年に毎年開催してきたトークライブだが、今回、新型コロナウイルスの影響で自宅での時間を過ごすファンのために、2014年に行われた公演を“一夜限り”でプレミア公開することを決めたという。これは古舘が『報道ステーション』のキャスターを務めていた14年10月に開催した11年ぶりの復活公演だ。

※プレミア公開…あらかじめ指定された日時に配信。通常のYouTube同様無料で視聴可能。

実は今年7月に6年ぶりとなる公演を予定していたという古舘だったが、新型コロナウイルスで断念したという。「もう一度トーキングブルースで勝負したかったので残念だが、精神は変わらない。何か発信をしようといてもたってもいられなかった。若い方は知らないと思うので、(最初に過去の)フルバージョンを見てほしい。2時間以上もしゃべりまくって『バカじゃない?』と思われたい」とコメントした。

「 2時間以上もしゃべりまくって『バカじゃない?』と思われたい」

さらにトークライブのネット生配信にも意欲。しゃべり手の自身を乳牛に例え「今は(トークのネタで)お乳が張っていて、しかるべきときに備えている。今回出すのは青カビのチーズ(過去の公演)ですが、搾乳したお乳はその場で出すのが望むところ。生は生命線」と古舘節がさく裂した。

https://www.youtube.com/watch?v=zxEmPm7GLTI
5月16日(土)22時~こちらのチャンネルでプレミア配信される!

古舘といえば、4月28日と5月1日の2話限定でNHK連続テレビ小説『エール』 に窪田正孝演じる主人公・裕一に演奏会の開催を提案する興行主・鶴亀寅吉役で出演し話題になったばかり。

レギュラー番組もリモート出演になり、客員教授を務める立教大の講義もオンラインに変更されたといい「おしゃべりじじいが家族以外と会って話せないのは寂しい。でも、良い点もあり、オンライン授業では、いつも恥ずかしがっている学生から質問を受けることが多い」とも。「今後はコロナと共存して、労働形態も変わるだろう。リモートでできないのはオンラインセックスぐらいじゃないですか」と笑顔でコメントしている。