アメリカABCテレビで『Who Wants To Be A Millionaire』 (日本タイトル『クイズ$ミリオネア』)が復活。5月7日(木)の放送回で、4大ネットワークのプライムタイム時間帯の全番組中1位となる高視聴率を獲得したことが明らかになった。
さらに、アメリカ版初の著名人回答者による獲得賞金は、コロナウィルス対応にあたる医療従事者へのチャリティーとして全額寄付されるという。
『Who Wants To Be A Millionaire』は、アメリカでは2019年5月に一旦放送終了となっていたが、ABCテレビが司会をジミー・キンメル(※アメリカの人気司会者・コメディアン)に変えて今年4月から放送が再開されていた。
通常、アメリカ版では一般人が回答者となるが、新型コロナウイルスの感染予防の観点から、アメリカ版としては初めて、女優のジェーン・フォンダをはじめとするセレブリティーやタレントなどの著名人が回答者として登場。
彼らが得た賞金は、今回の新型コロナウイルス対応に従事する医療関係者にすべて寄付するという新しい番組形式を作り、視聴率を押し上げる結果となった。
<『Who Wants To Be A Millionaire』 (日本版タイトル『クイズ$ミリオネア』)について>
1998年イギリスITVで放送開始となり、現在も続いているクイズ番組。翌1999年からアメリカABCでも放送開始となった。日本では、2000年から、みのもんたが司会者としてフジテレビ系で『クイズ$ミリオネア』として放送されていた(2007年にレギュラー放送終了)。
日本版でみのが独特のタメとともに回答者に投げかける「ファイナルアンサー?」というキメ言葉は、日本社会で流行語となり一般的にも使用されるように。そのほか、世界約40か国以上の地域でフォーマット化され、現在でもイギリス、アメリカなど10か国以上で放送中。