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『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の軌跡、そして柱稽古へ』の公開記念舞台挨拶が２月2日に行われ、竈門炭治郎役の花江夏樹さん、竈門禰󠄀豆子（ねずこ）役の鬼頭明里さん、我妻善逸役の下野紘さん、嘴平伊之助役の松岡禎丞さん、不死川玄弥役の岡本信彦さんが登場。

花江さんは、「『鬼滅の刃』の作品がどんどん盛り上がっていくことを祈っております。」と作品の盛り上がりに期待をよせました。

その他にも追加で、キャストの5人が演じているキャラクターたちについてなどの質問も行いました。

花江さんと鬼頭さんは前作で海外の舞台挨拶に参加した際に感じたエピソードを教えてくれました。

花江：「（海外の）アニメファンの方は日本語をすごく勉強されているんですね。我々が日本語で語りかけても、その場ですぐ反応がくるのが一番驚きました。」

鬼頭：「通訳を待たなくてもリアクションが返ってくることが多かったです。」

花江：「英語だとミスター花江じゃないですか。でもみんなハナエサーンって呼ぶんですね。」

『鬼滅の刃』の作品でそれぞれ、個性豊かなキャラクターを演じられた5人。

それぞれが演じたキャラクターの中で、一緒に無人島に行くならば誰かという質問に対しての
5人の答えは…。

岡本⇒炭治郎　鬼頭⇒善逸　花江⇒伊之助　下野⇒炭治郎　松岡⇒伊之助

岡本：「この子(炭治郎)は本当にいい子で、俺が死にそうなとき絶対助けてくれる。必ず！自己犠牲の方なので。」

花江：「伊之助なんて絶対ね育ちが山なので、無人島で育っているようなものですから。」

下野：「善逸は…？」

鬼頭：「女性のためなら、オレがやるよ！、全部オレがやるよって言ってくれそう。」

続いて、それぞれが演じたキャラクターの中で、上司にしたいのは誰かと聞くと…。

岡本⇒禰󠄀豆子（ねずこ）　鬼頭⇒炭治郎　花江⇒玄弥　下野⇒炭治郎　松岡⇒禰󠄀豆子

鬼頭：「炭治郎はやさしい上司。」

下野：「上司よりも部下としての方が能力を発揮するかも…」

花江：「玄弥はもうね。お兄ちゃんを支えつつ、いわば（お兄ちゃんは）社長ですよね。社長を支えつつも弟妹（部下）に優しさをふりまける。」

岡本：「上司って中間管理（職）でもあるから考えたらそうかも！」

松岡：「消去法で禰󠄀豆子（ねずこ）になったんです。なんかにじみ出るOL感がある。」

花江：「働きはしますよね。バリバリね。」

キャラクターそれぞれが持つ特殊能力も魅力の「鬼滅の刃」。
もし、自身が身につけられるなら誰の能力が良いか、聞いてみると...

岡本：「寝ている間に行動ができるって、すごくないですか？」

鬼頭：「善逸？」

岡本：「気絶しながらアフレコしたら、スーパーパワーが出る訳じゃないですか？」

と仕事を意識して、なんとも現実主義な回答をする岡本さん。
これに対して花江さんは…

花江：「確かにな～！」

岡本：「『天才だ！』ってもてはやされて、クレジットはされていて、ギャラも貰えて！24時間仕事ができる。」

花江：「回復してる訳じゃないからね？いつか倒れる...」

共感しつつも、ツッコミを入れていました。

一方、鬼頭さんが欲しい能力は...？

鬼頭：「（鬼の）回復力」

全員：「確かに～！」

下野：「年々さぁ（傷が）治りにくくなっているんだよね」

花江：「気づいたらアザ！みたいなね」

下野：「ちょっと虫刺されとかを掻いて傷になってしまったら1ヶ月くらい本当に治らないのよ！40歳ってそういうところあるよ！」

花江：「気をつけなきゃね...」

鬼の『回復力』には、全員から同意の声。
特に最年長、アラフォーの下野さんは強く共感していました。

140以上の国と地域で上映される今作。
東京での舞台挨拶を皮切りに、ニューヨーク、ソウル、メキシコシティなど世界各地での舞台挨拶も予定しています。

鬼頭：「海外の方々って英語でメッセージをくれることが多いんですけど私のことを『禰󠄀豆子（ねずこ）ちゃん』と呼んでくれている方が多くて。
『鬼滅の刃』のおかげで私のことを知ってくれているんだなということが伝わりますね。」

春からは『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』が放送開始。

今回の舞台挨拶ではオープニング主題歌が、MY FIRST STORY × HYDEさんのコラボ曲「夢幻」に決定したことも発表されました。

©吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable