編集部おススメの“麗しい男性”を紹介する「眼福♡男子」Vol.87は、駒木根葵汰(こまぎね・きいた)さんが登場。
SNSにアップしていた画像が“イケメン高校生”と話題になり、現事務所からスカウトされ、芸能界デビュー。スーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日)の主人公を1年にわたって熱演し、次なるステージへ向かおうとしています。
そんな駒木根さんが、「駒木根葵汰 1st写真集 Key」をリリース。子どもたちのヒーローから一変、こちらではクールな表情やセクシーカットも披露しています。初めての写真集へ込めた思いや撮影の裏側を聞いたほか、22歳の素顔に迫りました。
「キュンキュンして♡」駒木根葵汰が3月の「イケドラ」に出演!
一番に見ていただきたいのは1年間お世話になったあの女性
――写真集の出版が決まったときの心境から聞かせてください。
まずは「僕の写真集!?」と驚き、その後に「いいのかな…?」と戸惑いを感じました。でも、いつもお世話になっているヘアメイクさんやスタイリストさんが参加してくださることに対する信頼感がありましたし、何より、普段の自分はもちろん、新しい姿を多くの方に見てほしいという気持ちがあったので、飛び込んでみようと思いました。
――タイトルの「Key」にはどのような意味がありますか?
これはスタッフの皆さんと一緒に考えて決めたタイトルです。特にこの1年は間違いなく僕の人生のキーポイントになったので、そんな意味合いでのkey。もちろん、僕の名前の葵汰にもかかっています。
――駒木根さん自身のやりたいことを詰め込んだ1冊になっているそうですが…。
ここ数年はほとんど旅行に行くことができず、気分転換にキャンプをしたいと思っていたので、キャンプ場での撮影を提案しました。そもそも、プライベートでキャンプへ行ったことがなく、いつか行ってみたいとずっと考えていたんです。フリスビーをしているカットはスタッフさんと素になってはしゃいでしまって、そんな自然体の僕を撮影していただきました。
カメラマンさんから「脱いでいこうか」って(笑)
――ワンちゃんたちと戯れているカットはとても楽しそうですね。
始めは10匹弱しかいなかったのに、ごはんを食べたワンちゃんたちが後からガーッと集まってきて、全部で20匹はいたんじゃないかな?ワンちゃんたちに囲まれて、とっても幸せな時間でした。公園で撮影したカットは、スタイリストさんの知り合いの方のワンちゃんで、最初はまったくなついてくれなくて。でも、コミュニケーションをとっているうちに抱っこさせてくれるぐらい仲良くなれて、別れるときは寂しかったです。
――スーツを着ているカットは大人っぽくて、とてもカッコいいですね。
ありがとうございます!仕事で着たことはありますが、プライベートでスーツを着たことがなく、そして、成人式に出席できなかったので、大人になった僕の姿を家族をはじめ、お世話になった方たちに見てもらいたいと思って着させていただきました。
――カラフルなダウンジャケットを着た元気いっぱいの姿に見慣れていたので、シックでダンディな姿に驚きました。
印象をガラッと変えるような衣装を…と、スタイリストさんにお願いしました。戸惑う方も多いかなと心配もありましたが、思いのほか好評でうれしいです。
――ビックリといえば、上半身を露出したセクシーショットもそうですね。
これは僕もビックリしました(笑)。その日最後の撮影で服を着た状態で撮影していたところ、カメラマンさんから「じゃあ、脱いでいこうか」みたいに言われて(笑)。若干の戸惑いもありましたが、結果的に楽しく撮影することができました。
――撮影に備えて、体を鍛えるなどしたんですか?
この時期は納豆とキャベツばかり食べていました。ハードな戦隊の撮影を乗り切るためにたくさん食べなきゃと思っていたのですが、写真集の撮影があることを考えると、食事をセーブせざるを得なくて。その他には、もずくをよく食べていましたね。
――写真集が完成したら、真っ先に見てもらいたいのはどなたですか?
『ゼンカイジャー』で共演した榊原郁恵さんには見ていただきたいです。上半身裸の写真をSNSにアップしたところ、郁恵さんが「キャーッ♡」っていうコメントを書き込んでくださったんです。どういう意味の「キャーッ♡」なのかわかりませんが(笑)、直接写真集をお渡ししたいと考えています。
ホリプロ初の合同イベントを先輩俳優の司会で開催
――3月30日には所属事務所の若手俳優が出演する「Horipro Actors live~episode1~」が開催されますね。
若手俳優が集まってイベントを行うのは今回が初めてなので、事務所にとっても歴史的イベントになるのではないでしょうか。普段は個別で活動している僕たちがその日限定で集結し、それぞれの現場で培ったものを発揮する。新しいホリプロの形をお見せすることができると思うので、僕自身も楽しみです。
――イベントはどんな内容になるのでしょうか?
トークはもちろん、歌ったり、踊ったり、ちょっと笑えるコーナーなども用意しています。僕はピアノの弾き語りにチャレンジします。つい最近ピアノ始めたばかりなんですが。当日までにたくさん練習して、カッコいい姿をお見せできたらと思います。
――先輩の中尾明慶さんがMCを担当することも楽しみですね。
何度かお話したことがありますが、明慶さんは気さくに接してくださる素敵な先輩です。まだまだ頼りない僕たちですが、たくましくなった姿をファンの皆さんだけじゃなく、明慶さんにも見ていただきたいです。
マイブームは日本酒!地酒のおいしさを知ってしまいました
――「きいた」というちょっと変わった名前の由来を教えてください。
詳しいことは知らなかったのですが、先日聞いたら、母がパッと閃いて名付けてくれたそうです(笑)。昔は読み間違えられることが多く、イヤだなと感じることもありましたが、最近はこの名前で覚えていただけることが増えてきたので、自分の名前が好きになってきました。
――オフの日はどのように過ごしていますか?
この1、2年は整体やマッサージ、サウナへ行くことが増えましたね。10代のころに空手をやっていたのですが、大人になってから前ほど体を動かさなくなってしまったところ、ちょっと動いていないだけでこんなにも違ってくるんだって…。戦隊の撮影がハードだったので、休日は体のメンテナンスに徹するようにしていました。他にはゲームをしたり、家のことをしたり、時間があれば街に出て、ショッピングやカフェめぐりをしています。
――現在のマイブームがあれば聞かせてください。
あっちゃん(『ゼンカイジャー』で共演した増子敦貴)とドラマの撮影が終わってからお酒を飲むことが多くなりました。少し前に地酒のおいしさを知ってしまって、それ以来、おいしいお酒に出合うと、あっちゃんと情報交換をしています。
――「お気に入りの写真」はおさるのジョージのぬいぐるみですね。
たまたま見つけたフイルムを現像したところ、そこに写っていたおさるのジョージです。ゲームセンターのクレーンゲームにハマっていた時期があって、それはぬいぐるがほしかったわけではなく、達成感を味わいたかったっていうのかな…。たくさんのぬいぐるみをゲットしたのですが、このおさるのジョージだけ愛着がわいてしまって、2年ぐらい一緒に生活しています。
――そんな駒木根さんにとっての眼福な存在は?
僕にとっての眼福は、応援してくださる皆さんです。つい最近まで、東京ドームシティのシアターGロッソでヒーローショーに出演していて、毎回たくさんの方が応援に来てくださいました。小さなお子さんから大人の方まで、一生懸命手を振ってくれたり、拍手してくれたり…。客席で光るペンライトはものすごくキレイで、眼福だなと感じながら見つめていました。
――この1年、『ゼンカイジャー』の撮影に全力全開だったと思いますが、その中で自身が変化したことや成長したと感じる部分があれば聞かせてください。
役柄と向き合う時間が長かったので、役への思い入れはかなり強くなりましたし、台本に書かれていないことを自分で考える時間も増えました。そして、どうしたらこのキャラクターがもっと多くの人に愛されるようになるのだろうと、ひたすら考えていました。作品に入った当初は目の前のことに精一杯で、そこまで考える余裕がなかったので、僕なりに成長した部分だと思います。
そして、主人公を演じることは初めての経験だったので、現場での居方、共演の皆さんやスタッフさんとのコミュニケーションのとり方など、学ぶことばかりでした。それはすべて、郁恵さんを通して学ばせていただきました。郁恵さんには本当にお世話になりました。
――将来の目標を聞かせてください。
もともと細かく目標を決めるタイプではありませんし、今は目の前のことに向き合うだけでいっぱいいっぱいなので、その一つ一つに丁寧に向き合い、将来の自分が後悔しない仕事ができていればいいなと思います。将来のことは、将来の自分に任せます。将来は、僕を応援してくださる方が胸をはれるような、そんな人になりたいです。
<駒木根葵汰メッセージ&撮影メイキング>
写真集お渡しイベントの開催が決定!詳細は駒木根葵汰インフォメーションにて。
撮影:河井彩美