『NONSTOP!』で、女性ファッション誌「STORY」とのコラボ企画第2弾が放送されました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
4月1日(金)の放送は、雑誌「STORY」とのコラボ企画第2弾!
先週に続いて東京学芸大学附属世田谷小学校の沼田晶弘先生をゲストに迎え、「子供が『学校に行きたくない』親はどうする?」「思春期の子供のモヤモヤ」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、坂下千里子さんと討論しました。
<雑誌「STORY」とのコラボ企画第1弾!>
学校に行きたくないと子供が言っても、行くように促してしまう人が70%!
まず紹介されたのは、「小4の娘が学校に行きたくないと泣き出した。友達とケンカしたのが理由だというが、学校を休ませるべきか、付き添ってでも行かせるべきか迷う」という40代女性のお悩みです。
視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「子供が学校に行きたくないと言ったら、学校を休ませる?行くように促す?」と問いかけると、
「休ませる=30%」
「行くように促す=70%」
という結果になりました。
千秋さんが「休みグセがつくのが心配だから、行くように促す。何度も続くようなら、休みも考えるけれど…」と言うと、坂下さんも「1回目なら『行きなさい』とお尻を叩いちゃう」と同意。
番組公式SNSにも「今日は休んでもいいけど、明日は行ってみようっていうのはダメ?」「共働き世帯だと親も困るよな…」など、さまざまな意見が届きました。
しかし「不登校新聞」の編集長・石井志昂さんによると、「『休みたい』というのは子供からのSOSなので、『わかった』と言って休ませるべき」なのだそうです。
石井さんは「無理に学校に行かせようとすると、子供はSOSを断られたと感じてしまうし、休まなかった分、その後に長い休息が必要になってしまう」と語りましたが、千秋さんと坂下さんは「『雨が降っているから面倒』という理由だったりするし…怠け者になってしまいそう」と、戸惑いを隠せない様子。
沼田先生は「自分は生徒と交換日記をしているのだが、その中に学校に行きたくなくなる理由が書いてあるケースも多い。思っていることを吐き出せる場所があることが大切なので、まずはしっかり話を聞いて、先生とも情報を共有して欲しい」と、アドバイスを送りました。
「体調不良」の形で「SOS」を発信する子も多く、また「夜中にゲームをしていて遅刻が続き、不登校の卵状態になる」というケースもあるのだとか。
石井さんは「何か悩みがあって眠ることができず、ゲームをしている可能性もある」と、「ゲームだから」と片づけることの危険性を指摘し、竹山さんは「見極めが難しい。対話に時間をかけなければいけない」と語りました。
子供が3ヵ月学校を休んでいる…親の対応は?
「年明けから3ヵ月、息子が学校に行けていない。勉強の遅れやお友達との関係などが心配」という、40代女性のお悩みについても話し合いました。
千秋さんと坂下さんが「行事の準備に自分の子だけ参加できていなかったら…など、焦る気持ちはわかる」「勉強はオンラインで対応できるけれど、親も心配でストレスが増えて悪循環に陥りそう」と女性に共感を示す一方、竹山さんは「学習は、学校と別の場所でする、と切り替えるしかないのでは?」と提案しました。
竹山さんの言う通り、学校に行けない子を受け入れる「フリースクール」に通うというのも、ひとつの選択肢。
番組が取材した「フリースクール」では、「学校に行こう」と思うきっかけを作るために、それぞれの子供に合わせて多様な選択授業を準備しているそうです。
石井さんは「学習の遅れは子供がやる気になれば、数ヶ月で取り戻せる」と語り、実際に不登校の経験がある母親の「半年間学校に行けなかったが、その後大学にも行けたし、仕事もできている。振り返ってみれば、一瞬のこと」という言葉も紹介されました。
しかし千秋さんと坂下さんは「子供をやる気にするのが一番難しい…」と語り、沼田先生も「『学校でみんな一斉にやる』というのが、一番の“やる気スイッチ”であることは確か」と苦笑い。
竹山さんは「我々は学校の景色を知っているから『学校に行ったほうがいい』と思ってしまうけれど、行かない子にもそこでしか見られない景色がある」と語り、SNSには不登校経験者からの「無理に学校に連れて行かれると、トラウマになる」「学校に行かなくてもなんとかなる」などの声が届きました。
自分のことを棚に上げて子供を叱った経験…ある?
「思春期の子供のモヤモヤ」というテーマでは、「親は、自分のことを棚に上げて子供を怒る」という子供世代からの声を受けて、「せきらら投票」で「自分のことを棚に上げて、子供を注意したことあるかどうか」を調査しました。
千秋さんと坂下さんが「ある!」と言うと、竹山さんは「『大人だからいいんだよ!』と言われて、『早く大人になりたい』と思っていた」と子供の思いを代弁。
投票の結果も、
「ある=84%」
「ない=16%」
と圧倒的なものになり、沼田先生は「棚に上げないと、先生はできないです!」と断言しました。
「母がいろんなことを押しつけてくるタイプなので距離を置くことにしたのだが、『お母さんのことが嫌いなの?』などと取り乱すように。その状態が19歳になった今も続いている」という、先週の放送を見た視聴者・こいちゃん。さんのお悩みも登場しました。
沼田先生は「親と子供は“血の繋がった他人”。子供は自分とは違うし、自分と同じようにはならない」と、親が考え方を変える必要性を指摘。
千秋さんは、「若いうちに親と本気でケンカすることも必要。大人になってこじらせると取り返しがつかないこともあるので、今のうちにしっかり本音をぶつけてみては?」と助言を送りました。
番組を通して、「親が子供の話をしっかり聞いてあげること」の大切さを何度も繰り返した沼田先生。
SNSにも「子供は親の様子をしっかり見ている」「私も子供の話にもっと耳を傾けなければ」「新学期にありがたいテーマですね」などのメッセージが届きました。
番組公式HP:https://www.fujitv.co.jp/nonstop/
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