4月24日(金)のフジテレビ『ダウンタウンなう』に、山口智充が登場。
ダウンタウンと共演NG!?松本「うわ、ぐっさんや!」
ダウンタウンとは10年ぶりの共演となる山口は緊張した様子で「ご無沙汰しております!」と挨拶。
松本:ぐっさんは不思議で、同じ事務所にいながらホントに会えへんのよね。
浜田:いっとき一緒に番組はやってたんですけどね。
坂上:世間では共演NGの噂も…?
浜田:俺らは別に全然。
松本:ホントになくて。でも(今日は)久しぶりやから「うわ、ぐっさんや!」って。
山口:僕もそうですよ。「ダウンタウンさんや!」って。嫌ってるとかは僕はまったくない。
そう言う山口に向かって浜田が「ほんまか!?」と睨みをきかし、松本も「テレビ上そう言うしかないよね」といじわるく言ったが、山口は「それやったらここ来てないですやん」と笑い、世間での噂を否定した。
浜田がチッ!山口は「舌打ちの音をいまだに覚えてる」
山口はダウンタウンと初めて会った時のエピソードを披露。
若い頃、山口が松本のモノマネをしていると、月亭方正(当時:山崎邦正)が松本に紹介してくれたことがあったという。だが、本人の前では緊張しすぎて実力を発揮できず。
「浜田さんの舌打ちの音をいまだに覚えてる」と言う山口に、浜田は「ホンマか、お前」と言って頭をパチン。続けて山口は、そのときの舌打ちの音を「ピストルに弾(たま)入ってなかったときの、カチャっていう音みたい」と表現し、浜田は口を開けて大笑いした。
ワンナイで大ヒット!「宮迫は今、一人で“くず”」
その後、山口はモノマネや歌など芸達者ぶりでブレイクし、人気者に。バラエティ番組『ワンナイR&R(ロックンロール)』では、宮迫博之と組んだユニット「くず」の曲がオリコン1位になるほど大ヒットした。
松本:宮迫は今ね、一人で“くず”なんですけど。
山口:ほんまの“くず”になりましたけども。
このやりとりに、一同にじわじわと笑いが広がっていく。
また、当時「くず」の楽曲の作詞・作曲をしていた山口に、印税が入ってきたことを聞きつけた宮迫が、驚きの言葉を口にしたという。
山口:(宮迫のモノマネで)「ぐっさん、俺、曲つくるわ」って。
一同:(爆笑)
松本:それが、宮迫やねん。
山口:宮迫さんが、くしゃくしゃのレポート用紙に1行だけ書いて渡して来たんです。「あと、よろしく。俺の歌にしてな」って。
このエピソードに、一同ドン引き。「それが、“サコさん”なんです」(松本)、「設定やなくて、“くず”なんです」(山口)と言って笑い飛ばしていた。
松本「ぐっさんは、芸人の中で一番心がない」
最高4社と同時にCM契約していた山口。キリンビールのCMを9年続け、契約が切れたあと、数ヵ月後にアサヒビールからCMの依頼があったという驚きのエピソードを明かした。
キリンビールへの仁義を理由に断ったが、それが逆にアサヒビールの社長に気に入られ、期間をおいて再オファーがあり引き受けたという。
そんな山口だが、この4月に全国放送のレギュラーがなくなり、「大丈夫?」などと様々な意見がネットでも飛び交った。
それについて山口が「焦りはまったくない。依存もしてないし『芸能界でずっとやってくねん!』という感じでもない」と淡々と語り、これを聞いていた松本はうなずきながら納得の表情。
松本:もしかしたら芸人の中で一番、心ないよね。怒りとか悲しみとか関係ない人だと思う。
山口:そうですね、キレるとかないですね。
松本:逆に言うと、人の首を平気で絞められるタイプなんじゃない?
松本から振られた山口は「本気でやるときは“ヤル”ときなんだと思います」と真顔で肯定して、笑いを誘った。
山口が考案「性感帯瞬間移動システム」って?
そして、山口が「一番話したかったこと」がいよいよ登場。
「性感帯瞬間移動システムについて話したい!」
人に迷惑かけずに、いかにハッピーにエロを楽しむかを考えている山口は、「たとえば、女性と握手をした瞬間に、手のひらが性感帯になればいい」と理想の“システム”を提案。
山口:女性と握手した瞬間に、ここ(手)が性感帯になれば、僕は〇〇〇を握ってもらっていることになる。
浜田:(山口の頭をパチン)
山口: 手のひらが股間なんです。 向こうは、ぐっさんと握手しているだけ。でも僕は「…ホワッ」っとなっているわけです。ただ、僕の中でルール作りたくて。手が性感帯になったらは、股間は手になってるんです。
このシステムに、この日の飲み仲間・神田愛花は「やだー」と言って呆れ、坂上は「バカじゃねーの!?」と大笑い。
松本:引き換えやからね。
山口:ルールがほしいんですよ。
この、なんともバカバカしい、しかしかなり本気の提案に、一同は大ウケ。松本も「こんな男をキリンとアサヒが取り合いしてたんや」と言って笑った。