4月12日、映画「死刑にいたる病」の完成披露試写会が行われ、阿部サダヲさん、岡田健史さん、岩田剛典さん、中山美穂さん、宮﨑優さん、鈴木卓爾さん、佐藤玲さん、赤ペン瀧川さん、大下ヒロトさん、音尾琢真さん、白石和彌監督が登壇しました。

本作は、阿部さんが演じる連続殺人犯から手紙を受け取った岡田さん演じる大学生が、独自に事件の真相を探るサイコサスペンス。

阿部さんは「監督とスタッフのアイデアがものすごく詰まっていて、映画として楽しいもので、お話も面白いと思います」とアピールしました。

本作で阿部さんと初共演となった岡田さんは「阿部さんの家に行きたいと思いました。どんな生活をしていて、何を食べて、どんな役作りをしているのか知りたくて」と興味津々。阿部さんは「(連続殺人犯役なので)実際に家に呼んだら『僕が殺す』と思ってるんですよね。まだ、役に入っちゃってるのかな」と答えました。

同じく初共演の岩田さんは「阿部さんに現場でお会いしたら、映画のポスターの目のまんまなんですよ。本当に殺されるかと思いました」と振り返りました。

阿部サダヲ&岡田健史「役に引っ張られることはない」

イベント後、阿部さんと岡田さんに、フジテレビ『めざましテレビ』の鈴木唯アナウンサーがインタビュー。

鈴木アナが「プライベートで、役に引っ張られることはないですか?」と質問すると、阿部さん、岡田さんともに「ないですね」と返答しました。

すると阿部さんが「鈴木さんだって、ずっとアナウンサーやってるわけじゃないでしょ?家に帰ったら違う人でしょ」と逆質問。鈴木アナは「もうスゴイですよ。すごくだらしないです(笑)」と告白しました。

阿部さん演じる連続殺人鬼は、計画性がある行動をとるということで、鈴木アナが「普段、自分の行動に計画性はありますか?」と質問すると、阿部さんは「俺、本当にないんですよ、計画立てられない人。立てちゃうとそれに縛られる気がして嫌なんです」とコメント。

鈴木アナが「旅行に行ったりしたらどうするんですか?」と質問を重ねると、阿部さんは「大変ですよ。11時くらいから『ランチしようかな』って言ってるのに、実際に食べるのは4時くらいで」と、ノープランぶりを明かし、「家族には嫌われますよね」と自虐しました。

また、「計画通りにする時期としない時期が交互かな」という岡田さんに、鈴木アナが「阿部さんとご飯に行ったら、阿部さんが決めてくれないから岡田さんが決める?」と聞くと、岡田さんは「いや、先輩なので(阿部さんに)『ちゃんと決めてください』と言います」とニヤリ。

「俺、決められないって言ってるじゃん」と嘆く阿部さんに、岡田さんは「そんな甘えちゃダメだと思う」と喝を入れました。

<作品概要>

「死刑にいたる病」は、5月6日(金)全国公開。

©️映画「死刑にいたる病」製作委員会
配給:クロックワークス