豪華絢爛で、煌びやかなスターが輝く宝塚歌劇団。
私もタカラジェンヌになってみたい、憧れのスターと同じ姿になってみたい…と思ったことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
そんな夢を叶えてくれるのが、メイク&フォトスタジオ「OPSIS(オプシス)」。宝塚風、ハリウッド女優風やオリエンタルビューティなどの変身写真や記念写真、プロフィール写真を、プロのヘアメイクと撮影で作り上げてくれます。
当サイトの連載「宝塚OG劇場」を担当する編集者・ユウコが、OPSIS日比谷本店に潜入し、その驚くべき世界を体験!
「私も本当に変身できるかしら…」と躊躇(ちゅうちょ)することなかれ。とにかく楽しく、意外な発見もあり、夢のようなひとときを過ごせます。
鏡の中の私はまるで“タカラジェンヌ”!?変身過程を公開
宝塚風メイクに挑戦すると決まってから、体験はすでに始まっている、とも言えます。
事前に雑誌「宝塚GRAPH」などを眺めながら、男役と娘役どちらにしよう、どの役が似合うかな…とあれこれ妄想し、自宅の鏡でベストスマイルを研究し…準備万端です。
お店を訪れると、店長の宇佐美聡さんがお出迎え。創業25周年を迎えたOPSISでオープン時から働いているベテランさんです。
まずは写真カタログを見ながら、どの役に変身するか決めます。
エリザベート風かマリー・アントワネット風かオスカル風か…さんざん迷った挙句、宇佐美店長の「女性が男性を演じていることが宝塚の魅力。どの役を選んでも似合うようにできます」という後押しを受けて、オスカル風に決定。
着替えたら、いざメイクスタートです。
すっぴんの状態から始めるので、ノーメイクもしくは薄化粧程度で行くのがおすすめ。まずは化粧水、乳液、ファンデーションを塗っていきます。ここまではいつものメイクとさほど変わらず。
しかしアイメイクに入ると一変!こんなに濃くて大丈夫?と不安になるくらい、ガッツリとシャドウやラインを入れていきます。でも徐々に、憧れのタカラジェンヌに近づいていきます。
眉下にピンク・紫系のシャドウが入ると「これぞ宝塚メイク!」とテンションアップ。通称「ダブルライン」を目と眉毛の間に引いてもらいます。
眉毛もしっかり描き足し、メイクさんから「凛々しく、男らしくなりました」と言われれば、私の男役スイッチがON。鏡をみつめる目線も、自然にキリッとします。
アイライン、頬のシャドウ、真っ赤なリップを加えれば…鏡の中にいるのはユウコではなく、タカラジェンヌ。もはや自分ではないような、何とも不思議な感覚です。
ちなみに宇佐美店長によると、OPSISのメイクは、いかに写真で美しく映えるかを第一に考えているとのこと。さらに宝塚風メイクでは、目が一重でも二重でも、顔立ちに関係なくバッチリ仕上げてくれるそうです。
メイクが終わったら、オスカル風の衣装に身を包み、ブロンドのウィッグを装着。
気分はオスカル様のよう!初心者も安心の“なりきり撮影”
ヘアメイクが完了したら、いよいよ写真撮影。隣の専用スタジオに移動し、プロのカメラマンさんが撮影してくれます。
カッコいいポーズが取れるか、役になりきれるか不安という方も大丈夫。カメラマンさんがポーズの指示を細かく出してくれるので、自然と決まります。
「顔は左向きで目線はもう少し右…バッチリ!」
「剣を持って『斬るぞ!』という気持ちで。カッコいい!」
「向こうにいる“マリー・アントワネット”を見て!胸に誓いを込めて!」
カメラマンさんのアツい言葉に、思わず心がおどってニヤけてしまいます。私、意外とカッコいいのでは…?と自信が湧いてくるほど。
スタジオ内の液晶モニターには、テスト撮影のカットが映し出されます。「あれが私!?」と自分でもビックリするほど、決まっているではありませんか。ポージングに、より気合が入ります。
しかし実際、男役のように凛々しく見せるためには工夫が必要。背筋と首を伸ばし、肩を開いて笑みを浮かべる…。体のすみずみまで気を配って、ようやく“奇跡の1枚®︎”が完成するのです。
本物のタカラジェンヌの皆さまの、見えざる努力に尊敬の念を抱きつつ、撮影は終了。
幸福感につつまれ…いいこと尽くめのメイク&フォト体験
「せっかくだから麗しい姿をもっと見ていたい!」という思いにかられながらメイクオフ。魔法が解けるような、なんとも寂しい気持ちになりますが、さすがにこのまま電車に乗るわけにはいきません。
最後は写真選び。店舗内の専用モニターで、カメラマンさんが撮影した12カットの中から、お気に入りのショットを選びます。お好きなサイズで注文、プリント印刷して手元に残せます。またはデータでの購入も可能とのこと。
OPSISでは基本的に写真の修正はせず、メイクとスタジオセット、カメラ撮影で“奇跡の1枚®︎”を作り出しているそう。そのこだわりと、技術の高さに驚きました。
最初は正直「本当に“タカラジェンヌ”になりきれるの?」と不安もありました。
ところが挑戦してみたら、カメラマンさんはじめスタッフの皆さんに褒められまくって自己肯定感がものすごく上がる、笑顔に自信が持てる、美意識が高まる…と、いいこと尽くめ。幸福感に満たされ、お店を後にしたのでした。
宝塚ファンの方も、そうでない方もきっと楽しめる宝塚風メイク体験。ぜひ、今年のゴールデンウィークにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
そして、会心の1枚が撮れたならぜひとも「なりきり写真展」にもエントリーを!日比谷本店ではなりきり写真の投票企画も毎年実施中です。(もちろんユウコもエントリー完了)
「最高にきれいな姿を残したい」撮影後には明らかな変化も
自己肯定感の爆アゲ体験をさせてくれたOPSISは、“宝塚風メイク”だけでなく、これまでさまざまな変身願望を叶え続け、昨年で25周年を迎えました。宇佐美店長はその歴史を「ほぼ毎日がドラマの連続」だと振り返ります。
母の日や結婚記念日、節目のお祝い、また「美しい遺影写真」を残しておきたいシニア女性のお客様も多いそう。
いろいろな思いがあって撮影に来る人たち。しかし、撮影後には明らかに変化が見られると宇佐美店長は語ります。
写真を加工するのではなく「完璧な理想の姿」を作り上げてから撮影するので、自分の姿を鏡で見た瞬間に歓喜の悲鳴が上がる光景がよく見られるそう。
憧れの大女優と同じメイクを施され、照明を浴びてカメラの前に出て撮影を進めると、緊張していた人も自然に自信あふれる笑顔になっていき、「来るときは杖をついていたのに、帰りには元気になって杖を忘れて帰るシニア女性も多い」と教えてくれました。
「どんな希望でも似合うようにプロデュースする」というプロの技。ゴールデンウイークもまだ日によっては空きがあるそうなので、気になった人はぜひチェックを!
現在、OPSISでは『母の日キャンペーン』を実施中です。母の日にお母様に「奇跡の1枚®︎」をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
<宝塚風写真 メニュー概要>
当日の所要時間:打ち合わせ〜写真選びまで約2時間(完全予約制)
料金:
フォトセッション(※1)+プリント料金またはスペシャルパッケージ料金(※2)
(※1)女性おひとり13,200円、男性おひとり9,990円/ヘア&メイク・スタイリング・撮影(上半身12カット)・撮影カットをモニターで選択+衣装込み
(※2)2,750円〜16,500円(サイズにより異なります。別売で台紙もあり)
予約状況、メニューの詳細は「OPSIS」オフィシャルサイトまで
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