浦井健治&望海風斗 初共演!お互いの印象は「かわいらしい」「やさしくて面白い」
浦井健治さんと望海風斗さんが、息ぴったりのトークを繰り広げました。
6月9日(木)より開幕するミュージカル「ガイズ&ドールズ」。日本でもたびたび上演されてきた人気コメディ・ミュージカルに、浦井さんと望海さんが出演します。
物語の舞台は、1940年代のニューヨーク。天才ギャンブラーのスカイ・マスターソン(井上芳雄)と、お堅い救世軍軍曹サラ・ブラウン(明日海りお)、スカイのギャンブル仲間ネイサン・デトロイト(浦井)とネイサンの婚約者で踊り子のミス・アデレイド(望海)という2組の男女が、恋物語を繰り広げます。
確かな実力で難役に次々と挑む浦井さん、そして元宝塚歌劇団雪組男役トップスターで、華やかさと歌唱力を誇る望海さんが演じるのは、14年間も婚約中のカップル。
フジテレビュー!!は浦井さんと望海さんに、本作への意気込みや、お互いの印象などを聞きました。
【写真 11枚】浦井健治&望海風斗
井上芳雄&明日海りお「繊細な方」「“帝王感”がある」初共演でイメージ変化
「憎めないし、いいよね」と思っていただけるように
――「ガイズ&ドールズ」への出演オファーを聞いたとき、どんなことを思いましたか?
浦井:井上さん演じる“カリスマ”のスカイと、僕が演じる“人間味”のネイサンということで、対比するような役を演じさせていただけることが、すごく光栄だと思いました。そして明日海さん、望海さんという元宝塚の大スターの方が参加されると聞いて、「とんでもないカンパニーだ!」とワクワクしました。
望海:宝塚在団中からぜひ出演したいと思っていましたが、ご縁がないまま退団して。まさか、辞めてから機会をいただけるなんて想像もしていなくて、本当にうれしかったです。
ただ、“ガイズ”ではなく“ドールズ”を演じるということで、ものすごく不安でした。というのも、宝塚時代にネイサンとアデレイドのお衣装を借りて扮装したことがあるんですが、アデレイドがあまりにも似合わなくて…。
でも、明日海とまた一緒に舞台に立てる喜びが大きかったですし、そうそうたるキャストの中に加えていただけたことが、本当にうれしかったです。正式発表されるまでちょっと信じられなくて、何回も資料を見ました(笑)。
――ギャンブラーのネイサン、踊り子のアデレイド、それぞれどのように演じたいと考えていますか?
浦井:ネイサンは不器用でだらしないですが、アデレイドに対しては一途で人間味あふれる男です。いわゆるイケメンとか財力があるタイプではないかもしれないけれど、アデレイドと何か共鳴するものがあって、心の中で支え合っているのではと思います。
でも14年間も婚約したままで、ちょっと逃げたり、追ったり…という関係が続いていて。そこがすごく滑稽で愛らしくもあるので、「なんか憎めないし、いいよね」と思っていただけるようなキャラクター作りが肝だと考えています。
望海:14年間ずっと婚約状態なら、普通は「ほかに結婚してくれる人を探そう」と諦めるのではないでしょうか。そうではなく、ずっと待ち続けられるところがアデレイドの一番の魅力かもしれません。ある意味変わり者の彼女を、一身に受け止めてくれるネイサンは、アデレイドにとって離れられない存在なのだと思います。
また、踊り子であるアデレイドと、お堅い救世軍のサラとの対比も、うまく出していきたいです。2人は普通なら出会うことのない、両極端な立場にいます。ところがスカイとネイサンがきっかけで出会い、お互いの恋の悩みを打ち明けていく。そこも、この作品の面白さだと思います。
「ワクワクする!」真彩希帆と同じ言葉を…?
――それぞれの役に共感する部分や、自身と違うと感じるところはありますか?
浦井:共感できるのは、スカイに対する憧れ。僕にとっては、井上芳雄さんへの憧れです。「あいつは最高のギャンブラーだ」というネイサンと、「あいつは最高のミュージカル俳優だ」と思う僕。相手に絶対的な信頼感があるところも、共通していると思います。
逆に、1人の女性を14年間も待たせ続けながら“なぁなぁ”にしているところは、僕は感心しません(笑)。
望海:私も、彼女のように待ち続けることはきっとできません(苦笑)。でも、感情がコロコロと変わるところは、すごくわかります。喜んだり、泣いたり、笑ったり、怒ったり…無理なく演じている気がしますね。
浦井:そこがものすごく、かわいらしいんですよ!
望海:おぉ(笑)!
――浦井さんと望海さんは今回初共演ですが、お互いの印象はいかがでしょう。
浦井:お会いする前から変わらず「お歌もお芝居も、なんでもできるトップスターさん!」という印象です。でもお稽古場は初めましての方だらけで、きっと緊張されているのでは…。さらに男役から、踊り子の女性役ということで、いろいろと多感な時期を過ごされているのだろうと、見守っています(笑)。
望海:多感な時期(笑)。私はいつも舞台を観るとき、役を通じて、その役者さんのお人柄を想像していて。浦井さんの舞台もいろいろ拝見しましたが、きっと優しくて面白い方なんだろうなと、すごく興味がありました。実際お会いしてみたらその通りで、とてもワクワクします!
浦井:それね、真彩希帆さん(※)にも同じこと言われた(笑)。
(※)元宝塚雪組トップ娘役として、望海さんとコンビを組んでいた。
浦井:望海さんは人懐っこくて、いい距離感でいてくださいます。あとは共通の知り合いが多いからこその、信頼感や安心感があります。たとえば実は今ここに、朝夏まなとさん(※)もいるんじゃないかと…(笑)。
(※)元宝塚宙組男役トップスター。浦井さんとは「王家の紋章」(2021年)などで共演。望海さんとは宝塚で下級生時代から10年近く同じ花組に所属していた。
望海:たぶんいるよね(笑)。
浦井:こっそりピースしてたりして(笑)。
――お稽古場の雰囲気はいかがですか?
望海:芳雄さんと浦井さんの、本読みでのやり取りがすっごく面白くて笑っちゃいました。台本にあるようでないセリフや、間合いがぴったりなんです。「ちゃんとやらなきゃ!」と思っていたけれど、リラックスできました(笑)。
浦井:あれは“福田(雄一)組”の呼吸感が出ちゃったなと反省したけれど、望海さんの心のハードルを下げたから、良しということで(笑)!
そしてこれは、宝塚ファンの方には萌えポイントだと思うのですが(笑)…お稽古初期に望海さんと明日海さんが、緊張から身を守るかのようにずっと寄り添っていらっしゃって。なんだか微笑ましかったです(笑)。
望海:本番直前には変わっていたり…。
浦井:「おい、行くぞー!」みたいに。
望海:言っているかもしれない(笑)。
「充実感を味わっちゃうとやめられない」
――「ギャンブル=勝負事」にかけて、ここぞという時に力を発揮するために、心がけていることはありますか?
望海:ここぞという時…「私は今、これをやらないと終われないんだ!」と自分に言い聞かせることでしょうか(笑)。舞台初日は特にそうですが、毎日その繰り返しです。
浦井:でも何だかんだで楽しめちゃうし、充実感を味わっちゃうと、やめられないんだよね。
望海:そう。終わると「あぁ、やってよかった」と思うんです。でもやっぱり、初日はいつも怖いですね。
浦井:僕はそんなに緊張はしないタイプですが、劇場に入ったら初日から毎回、同じものを食べたりしています。そうすれば同じ声が出るかな、と思って。食事以外にも、マッサージをして体を整えてもらうとか。同じルーティーンをしますね。
望海:じゃあ今度、いつもと違う差し入れをしてみようかな。
浦井:もしかすると、それで新しいお芝居ができるかもしれない(笑)。
――最後に改めて、作品の見どころを教えてください。
望海:時代感ですね。演出家のマイケル・アーデンさんも、「ニューヨークの一角を切り取った感じにしたい」とおっしゃっていて。観て楽しんでいただくのはもちろん、なかなか海外旅行ができないこのご時世だからこそ、少しでもニューヨークの香りを感じていただけたらと思います。
浦井:このカンパニーならではの「ガイズ&ドールズ」が出来上がると思います。従来のイメージをしっかりと残しながらも、この座組・振り付け・台本・メンバーだからお届けできる世界を、楽しんでいただきたいです。
<浦井健治&望海風斗 メッセージ動画!>
撮影:河井彩美
ヘアメイク:荒井秀美(浦井健治)、久慈拓路(KIBI/望海風斗)
スタイリング:吉田ナオキ(浦井健治)、早川和美(望海風斗)
衣装協力:シャツ(CULLNI)27,500円/Sian PR 03-6662-5525、その他/スタイリスト私物(浦井健治)
ブルーストライプワンピース(divka)¥60,500(望海風斗)
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