「パンダの気持ちになり、竹を厳選」 パンダ飼育員・吉田倫子の“7つのルール”

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7頭のパンダが生活する、和歌山県にある「アドベンチャーワールド」。その数は、中国を除くと世界最多。そこで、パンダ飼育チームのリーダーを務めるのが、吉田倫子さんです。

自然豊かな和歌山の白浜にあり、140種、1400頭の動物が暮らすこの場所で、吉田さんは12年前パンダの飼育チームに配属され、昨年からチームリーダーになりました。

そんな吉田さんが気にかけているのは、2年前に「アドベンチャーワールド」で誕生した、フーヒン。野生のお母さんパンダは、子どもが1〜2歳になると突然攻撃的になるため、2歳になる前に、野生のパンダと同じように親離れをさせなくてはなりません。

＜「アドベンチャーワールド」パンダのフォトギャラリー＞

吉田さんが、フーヒンの独り立ちに向けて奮闘する姿や、パンダへの接し方などに迫りました。

ジャイアントパンダ飼育員・吉田倫子さんの“セブンルール”とは？

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1日に竹を30kg食べるパンダ。「アドベンチャーワールド」には週に4日、伐採されたばかりの新鮮な竹が運ばれてきます。

吉田さんは、その竹を1本1本水洗いし、茎の細さや葉つきによってパンダ用と他の動物用に選別。

パンダの気持ちになり、竹を厳選するものの、グルメなパンダもいるそうで、いまだに100%“当たる”ことはないそうです。

かわいい見た目でもパンダは、クマの仲間であるため、ときに凶暴になることも。そのため、飼育作業は2人以上で行います。

運動場への出入りも、扉の操作と誘導係は分担するなど、あらゆる場面でパンダと同じ檻に入らないように注意を払うそうです。

吉田さんは、パンダの飼育で難しい判断を求められたときに、20年前くらいから飼育員たちが記録してきたという日報を参考にします。

親離れの時期を決めたり、他にも飼育員が決めなければならないことがあるため、日々の積み重ねが役に立つそうです。

スタジオでは、「たびたび見返す参考書はある？」という話題に。本谷有希子さんは「子どもが生まれたときに育児の本を読み漁ることがルーティンになって、全部忘れるから定期的に（読み返す）」と説明し、「子育てが分からなくなったタイミングで読むから、3〜4ヵ月に1回のペースで読みます」と明かしました。

長濱ねるさんは「父が『ジョジョ（の奇妙な冒険）』が大好きで、新刊が出るたびに1巻から読み返すんですよ。実家の階段の段ごとに（漫画が）置いてある」と語ると、青木崇高さんは「（長濱）父と気が合いそうです」と微笑みました。

休日には、オンラインの中国語講座で勉強。

パンダの生息地である中国と情報共有するため、2週間に1度報告をしあうため、月に6回ほど中国語を学んでいます。

パンダチーム10人をまとめるリーダーである吉田さん、メンバーとは定期的に面談の時間を設けています。

面談中は、メモを取ってる感を出したくないそうで、話に集中。その内容は、あとで振り返りながらメモ。

いつも忘れないうちに書き出すそうです。

3歳の彩浜は積み木が大好き、5歳のお姉さん・結浜は、はしごを上手く登るなど、パンダによって個性や好みはさまざま。

独り立ちを控えた“タイヤ好き”のフーヒンのために、吉田さんはタイヤを使ったプレゼントを作成。

パンダチームでは、そのとき、その年齢の、その子にあったものをプレゼントするように心がけているそうです。

フーヒンの独り立ちお披露目の日、運動場の周りには多くのお客さんが集まりました。

「生まれたときから（フーヒンの母）良浜のサポートが仕事」と語る吉田さん、独り立ちしたフーヒンの姿を見守ります。

晴れたものの、「パンダには暑すぎる」と判断した吉田さんは、お披露目の時間を短縮。些細な変化を見逃しません。

吉田さんは、パンダの飼育について「手はかかりますけど、かわいいところを見せられると（疲れも）吹っ飛びます。やっぱり、1番（好きな動物）はパンダです」と明かしました。

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6月14日（火）放送の『セブンルール』は、料理研究家のSHIORIさんに密着。

人気料理研究家・SHIORIさんに密着。決して妥協しない、信念に裏打ちされた言葉で多くの女性の心をつかみ、オンライン料理教室の生徒数は2年間で1万人に。その人気の秘密は、彼女が「暑苦しい」と語る動画の中に？

納得の味をストイックなまでに追い求め、また作りたくなる唯一無二の味を発信し続けるSHIORIさんの7つのルールとは？