冗談がウケなかった様を「スベる」と表現するようになったのは比較的最近で、1990年代後半頃、あるお笑い芸人が使い始めたことから広まったとされています。

そのため、英語では「slip(滑る)」と言っても伝わりません。

もし渾身のギャグがウケず、周りから「スベってる」などと突っ込まれてしまったら、“I can’t understand what you are saying.”と巻き舌で言い返し、外国人のフリをしましょう。友人との距離が広がること請け合いです。

今週は「つまらない冗談」というフレーズを英語でご紹介。

「雨のため、局内が大変滑りやすくなっております。つまらない冗談はお控えください」

これを英語でいうと…

“The floors in the TV station are extremely slippery because of the rain. Please refrain from a lame joke.”

Point:lame joke=つまらない冗談

逆に面白い冗談だった場合は“It’s a funny joke”が最も使いやすい表現です。

他にも“That’s a good one”というのも口語だとよく使われます。

「ウケる!」というのも「スベる」同様、日本語特有の表現です。これはスラングだと“cracks me up”や、“That’s hilarious”と言います。

これがメールだと“LOL”、“LMAO”、“ROFL”。文字だけ見ていてもよくわかりませんね。

それぞれ“Laughing Out Loud”、“Laughing My Ass Off”、“Rolling On Floor Laughing”。

日本語に訳すと“ウケる!”、“超ウケる!w”、“超絶ウケる!www”といった感じでしょうか。とても砕けた言葉なので、くれぐれもビジネスでは使わないようにしましょう。

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