BiSH リンリンのストレス発散法「月に1度、枕に顔をうずめ大声を出す」

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6月10日、BiSH（アイナ・ジ・エンドさん、セントチヒロ・チッチさん、モモコグミカンパニーさん、ハシヤスメ・アツコさん、リンリンさん、アユニ・Dさん）初の主演オムニバス映画「BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK’N’ROLL」の公開記念舞台挨拶が行われ、メンバー6人が登壇しました。

BiSHは、 2015年3月に結成した“楽器を持たないパンクバンド”。 昨年12月には、2023年をもっての｢解散｣を発表しました。

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本作では、メンバー1人ひとりが6人の監督とタッグを組み、それぞれが愛を込めて全力で主演を務めます。また、どのメンバーの作品をどの監督が担当するかは、くじ引きで決められたそうです。

「物件の内見をする中で不思議な体験をする」というストーリーに出演したアイナさんは、「私はダンスが生活の一部になっているほど大好きで、（作中では）ダンスのルーツを辿っていくんですけど、（この作品を）『ダンスだけ』と考えてほしくなくて」とコメント。

続けて「仕事や生きていて嫌なことがあったときに、（気分転換になるのが）私の場合、引っ越しだったんですけど。皆さんも新しい1歩を踏み出してみたら、面白い出来事に出会ったり、新しい刺激になることもあると思うので、そういう風に観てもらえたらいいな」と呼びかけました。

ハシヤスメさんは「監督が過去のインタビューなどを読んでくれて、私に近い役だったので演じやすかったです。ただ、普段あまり怒ったり取り乱すことがないんですけど、（お芝居で）怒ったり感情を出すのがすごく大変でした」と苦労を。

また、「作中で無限ループすること」にちなんで、MCより「やり続けたいこと」を聞かれると、「お喋りするのが大好きなので、いっぱい喋りたい。あとBiSHでコントを作ってるんですけど、コントが好きなのでずっとやり続けたいなと思います」と笑顔。

ハシヤスメさんの発言に、隣のアユニさんは、手で壁を作って遮断していました。

そんなアユニさんは「6つの作品の中では、割とシビアでディープなものかなと思ってます。過酷な雪山でのシーンがあったり、皆さんの心に届いたら、少しショックを与えられたらいいなと思いました」と意気込みを。

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セリフのない作品で、コンテンポラリー・ダンスに挑戦したリンリンさんは、「ダンスは得意じゃなかったんですけど、監督から『コンテンポラリー・ダンスに正解はない』と聞いて心が軽くなりました」と回想。

また、作品のタイトル「VOMiT」にちなみ、普段のストレス発散方法を聞かれると、「1ヵ月に1回くらい、枕に顔をうずめてすごく大きな声を出します」と明かしました。

「学園コメディ作品」に挑んだモモコさんは、「モモコグミカンパニーと（WACK代表）渡辺淳之介監督のヤバさが重なって、カオスになってしまいました。校庭の中心で叫んだり、普段やらないことをやったので、観てる方はストレス発散になるんじゃないかな」と紹介。

「普段、殻が破れないタイプ」だというのモモコさんは、「映画の中では120％振り切ったので、かなり殻は破れたんじゃないかな」と振り返りました。

ラストのチッチさんは「作中で演じたチヨという子は、自然体でいられる女の子でした。撮影中は、覚悟を決めた中で、私らしくやらせていただきました。人間の醜い部分、美しい部分をモノクロの世界で描いてるので、真っ直ぐに受け止めてもらえたら」と語りました。

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「BiSH presents PCR is PAiPAi CHiNCHiN ROCK’N’ROLL」は、全国公開中。

配給：松竹映画営業部ODS事業室／新領域コンテンツ室
©WACK INC.