毎週木曜22時より放送中のフジテレビ『アライブ がん専門医のカルテ』。このたび、木下ほうか、藤井隆がクランクアップを迎えた。

松下奈緒が演じる主人公の腫瘍内科医・恩田心(おんだ・こころ)の上司・阿久津晃(あくつ・あきら)を演じた木下、心の同僚・光野守男(みつの・もりお)を演じた藤井。2人の存在は、つらい気持ちになる場面も多い劇中で、視聴者をホッとなごませてきた。

先にクランクアップした藤井の最後の撮影は、梶山薫(かじやま・かおる/木村佳乃)の見舞いに訪れるシーン。最後のカットを撮り終え、「藤井隆さん、オールアップです!」というスタッフからの声に「イェーイ!」と木村と共に歓声をあげる藤井。サプライズで登場した松下から花束が贈られると、藤井は「お世話になりました!」と深々と頭を下げた。

そして「こうして白衣を着せていただき、フジテレビの医療ドラマに出演することができてとてもうれしかったです。緊張したり失敗したりしてしまったこともあったのですが、出演者、スタッフのみなさんが優しくて救われました。ありがとうございました!」と挨拶。

すると、スタッフから不意にリボンを渡される。8話の“ホスピタルクラウン”で入院する子供たちを励まそうと、光野がリボン技を披露し子供たちに笑顔をプレゼントするシーンが話題となったが、この日も華麗なリボン技を見せながらスタッフが作った花道を通り抜けて『アライブ』の現場を後にした。

続いて、クランクアップを迎えた木下の最後の撮影は、国立がん医療センターへ心の移籍について相談に行くシーン。「木下ほうかさん、オールアップです!」とスタッフから声が上がると、花束を持ってサプライズで登場した松下と抱き合いながら自身のクランクアップを喜ぶ木下。

カメラを向けられると「コメントとか言うんですか?何も考えていないけど」と笑いを誘いながらも、「“イヤミ課長”などの役柄が多かったのですが、最後まで良い人で“理想の上司”とか“阿久津先生のセリフが心に響いた”とか言っていただける役でうれしくて…」と話し、感極まり涙する木下。

続けて、「このようなあたたかいドラマに出させていただいて、おかげさまでこれからの仕事も順調です!お疲れさまでした!」と最後は笑顔で締めくくった。