坂口健太郎さんと杏さんがW主演を務める、月9ドラマ『競争の番人』に、小日向文世さん、黒羽麻璃央さん、大西礼芳さん、石川萌香さんが出演します。
本作は、現在放送中の月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した作家・新川帆立さんが、「小説現代」(講談社)で連載し、5月9日(月)に発売された待望の最新刊「競争の番人」(講談社)が原作。
<新川帆立インタビュー「まさか!」2期連続で月9に作品が起用され驚き>
坂口さん演じる、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏さん演じる、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していきます。
誰もが一度は聞いたことがあるものの、その実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”です。
<坂口健太郎&杏がW主演!7月の月9は『競争の番人』>
公正取引委員会にとって最大の敵
小日向さんが演じるのは、国土交通省の事務次官・藤堂清正(とうどう・きよまさ)。
国交省の官僚として、建設会社との黒いうわさがささやかれている人物。小勝負は、藤堂との過去に何やら因縁があるようで、一方的に藤堂に対して特別な思いを抱いています。
“ダイロク”にとって、小勝負にとって最大の敵となる藤堂。謎多き存在である藤堂は、第1話での登場から目が離せない存在となります。
小日向さんの月9ドラマへの出演は、『HERO』シリーズ(2001年、2014年)、『太陽と海の教室』(2008年)、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)、『コンフィデンスマンJP』(2018年)、『イチケイのカラス』(2021年)、『ミステリと言う勿れ』(2022年)と多数。
白熊の空回りを心配する彼氏
黒羽さんが演じるのは、白熊の彼氏であり、刑事の大森徹也(おおもり・てつや)。
刑事時代の白熊と一緒に捜査をしていた事件で、白熊が犯人を目前で取り逃がしてしまい、白熊が公取委に異動。
刑事に戻るためには、公取委で成果を出さなければならないと意気込む白熊ですが、力が入りすぎるあまり、空回りしてしまうことを常々心配しています。
黒羽さんは、2012年にミュージカル「テニスの王子様」で俳優デビュー。
その後も舞台・ミュージカルで数々の人気キャラクターを演じ、ミュージカル「るろうに剣心 京都編」では、主人公の宿敵・志々雄真実役を演じています。
『恋はつづくよどこまでも』(2020年/TBS)、SPドラマ『名探偵ステイホームズ』(2022年/日本テレビ)など、テレビドラマでも話題作に続々出演。
黒羽さんのフジテレビドラマへの出演は、月9『SUITS/スーツ2』第6話(2020年)へのゲスト出演以来、約2年ぶりのこと。フジテレビゴールデン・プライム帯連続ドラマへのレギュラー出演は、初めてのこととなります。
小勝負とは東大時代の同期の検察官
大西さんが演じるのは、検察官・緑川瑛子(みどりかわ・えいこ)。
検察庁から公取委に出向してきている緑川は、小勝負らと一緒に企業の不正を暴くために協力してくれる存在。
小勝負とは、東大時代の同期で、学生時代から天才だった小勝負のことを知っていますが、それゆえに、なぜ小勝負が公取委にいるのか疑問に感じています。
大西さんは、『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(2021年/日本テレビ)などテレビドラマへの出演のほか、数々の舞台にも出演。今作で、月9初出演。フジテレビ制作の連続ドラマへのレギュラー出演も初めてのこととなります。
デジタル解析チーム・DFTでデータを復元
石川さんが演じるのは、デジタル解析チーム・DFTに所属する紺野守里(こんの・まもり)。
企業が不正にデータを隠したり、破損させた際に、データの復元などを行います。企業があの手この手を使って隠そうとするデータを復元することができる守里は、“ダイロク”にとって重要な存在。
石川さんは、『姉ちゃんの恋人』(2020年/カンテレ・フジテレビ系)、『ソロモンの偽証』(2021年/WOWOW)、『ユーチューバーに娘はやらん!』(2022年/テレビ東京)、映画「地獄の花園」(2021年)や「KAPPEI」(2022年)など、話題作に出演しています。
『競争の番人』第1話は、7月11日(月)スタート!毎週月曜21時より、フジテレビで放送されます。
<小日向文世 コメント>
僕が演じる藤堂は、国土交通省の事務次官ということで、藤堂の軸としては公正取引委員会と対立する側で、どちらかというと悪役なのかな?と。
藤堂がどういう人物なのかが、最初のうちはみなさんにはわからないと思いますが、物語が進むうちに、かなりヘビーなシーンも出てきます。演じていて楽しいです。
藤堂は、“黒い面”を抱えている人物です。ただ、最初はその黒さをできるだけ見せないように。温和な雰囲気の中に、得体の知れないものがあるような雰囲気をまとっています。
その中で藤堂が、ときどきドキッとするようなことを言うんです。僕にとって、今までにない新たな役をいただいていますから、みなさんにも新鮮に見ていただきたいです。
<黒羽麻璃央 コメント>
このたび、大森徹也役で出演させていただきます、黒羽麻璃央です。
公正取引委員会。名前は、どこかで聞いたことがありましたけど、実際の業務内容までは把握しきれておりませんでしたが、社会でこんなにも戦っている人たちがいることを知りました。
自分は、杏さん演じる白熊楓さんの恋人の刑事を演じます。楓に対して真っ直ぐに向き合っていく徹也に、ご注目いただければと思います。よろしくお願いいたします。
<大西礼芳 コメント>
このドラマに参加させていただいて、公正取引委員会というお仕事が、実は私たちの生活に深く結びついていること、そして驚くほど地道な調査が必要であることを知りました。
私が演じる緑川は、公取委に出向し、第六審査のメンバーの調査に協力する検察官です。
仕事の進め方が公取委と異なる部分も多々あり、意見がぶつかることもありますが、一緒に調査に取り組む中で変化する心情や構築されていく人間関係を、楽しんでいただけたら幸いです。
真っ直ぐな性格がゆえ、不器用な緑川をどうぞ見守ってください。
<石川萌香 コメント>
初めての月9出演が決まり、とてもうれしく思います。
私が演じる紺野守里ちゃんは、データ分析にはとても自信があります。そんな自信満々の姿をお見せしたいです。視聴者のみなさんに、少しでも印象に残る演技ができるよう頑張ります!
個性的なキャラクターが集まったダイロクメンバーのやりとりは、絶対におもしろいと確信していますし、“弱い立場でも戦える!”そんな勇気をもらえる作品にもなっていますので、たくさんの方に見てもらえるとうれしいです。
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/
公式Twitter:@kyoso_fujitv
公式Instagram:@kyoso_fujitv