「孫の面倒を見るのは負担」と正直に言ってもOK？祖父母の気持ち

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キャシー中島さんが、孫と接する祖父母の気持ちを代弁しました。

女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ！』の金曜恒例コーナー「ノンストップ！サミット」。

7月8日（金）の放送には、キャシー中島さんが登場！「祖父母と孫のカンケイ」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、虻川美穂子さん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんと語り合いました。

まず紹介されたのは、「幼稚園のとき、祖母から『手や服の汚れは洗えば落ちる。洗っても落ちないのは、心の汚れ』と言われたことが忘れられない」という37歳女性のエピソード。

一方で、「母方の祖母とは仲がいいが、父方の祖母はダメ出しばかりで連絡を取らなくなった」という20代女性のように、祖父母に厳しくされて嫌な思いをした人もいるようです。

視聴者の意見を募る「せきらら投票」で「祖父母に厳しくされて嫌な気持ちになった経験、ある？」と問いかけると、
「ある＝34％」
「ない＝66％」
という結果に。

千秋さんは「手芸好きな母方の祖母に褒められた経験が、自分の手芸好きにつながっている」と経験を語り、竹山さんも「祖父が頑固で厳しく、座る順番なども決められていた」と思い出を振り返りました。

そんな中、虻川さんが「母が孫に甘すぎる。すぐにアイスを買ってくれて…」と語り始めると、キャシーさんは「それが、おばあちゃんとおじいちゃん！」。

キャシーさんも、娘さんに内緒で孫にチョコレートを食べさせて、娘さんから叱られるそうですが、「愛されて育った子と、そうでない子は確実に違う。ひたすら可愛い、大好きと抱きしめるのが私＝祖父母のお仕事」と熱く語りました。

そんなキャシーさんですが、「自分が疲れているときに、孫の面倒を見るのは負担だと、正直に言って良いものか？」と悩んでいるそうです。

「娘や息子が困っているなら助けたいけれど、万が一、孫にケガをさせたりすると心配」というキャシーさんに、「無理ならそう言ってほしい」と虻川さん。

千秋さんも、お母さんに娘さんを長期間預けたときに、「私が育児ノイローゼになるかと思った！」と言われて、反省した経験があるそうです。

千秋さんから「週に何日くらいだったら、負担にならない？」と問われたキャシーさんは、「私は夫と一緒に面倒を見るから、週に1日くらいお休みがあればいいけれど、預ける前に『預けても大丈夫？』と声をかけてほしい」と答えました。

「孫が成長して、年に1、2回くらいしか会えなくなった。距離ができてしまうことが寂しい」という祖母の本音についての話題では、孫とLINEで頻繁にコミュニケーションを取って楽しんでいる「デジタル祖父母」の声が紹介されました。

虻川さんは「祖父母が、孫からのLINEをこんなに喜ぶとは思わなかった。もっと送ってあげよう」とポツリ。

キャシーさんは、「孫が幼いころは、娘や息子を通した関係性だけど、孫が成長するにつれて孫と自分の直接の人間関係になる。もっと高齢になったら、孫からのLINEは今以上に心の支えになるのでは」と分析しました。

番組では、団地で一人暮らしをする87歳の多良美智子さんの日常を、高校生の孫・あーすさんが撮影して綴っているYouTube「Earthおばあちゃんねる」の撮影風景も取材しました。

自分の作品を動画で残したいと思い、孫をYouTubeに誘ったという多良さんが、「死に向かう覚悟はできているし、どう死んでいくかも撮ってもらいたい」と心境を語ると、あーすさんは「意思を聞いたからには、最後まで撮りたい」と約束。

「幸せではない、と愚痴ばかり言う人が多い中で、どんなことでも幸せにしようとする祖母はステキ」というあーすさんの言葉を受けて、キャシーさんは「1人で生きようと思ったら、幸せは自分で作らなければいけない」と祖母の思いを代弁しました。

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