Z世代を熱狂させる6人の”プリンス”！9bic圧巻のライブをレポート

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メンズアイドルグループ「9bic（キュービック）」が7月17日に、東京ガーデンシアターにて「9bic 3rd Anniversary Live ～ARK～」を開催。グループの進化を見せつける圧巻のステージパフォーマンスを展開しました。

メンバーは、市川慶一郎（いちかわ・けいいちろう）さん、双葉小太郎（ふたば・こたろう）さん、椚三波斗（くぬぎ・みなと）さん、四季涼雅（しき・りょうが）さん、仮屋瀬さつき（かりやせ・さつき）さん、六花清春（りっか・きよはる）さん。

9bicは、昨年12月のぴあアリーナMM公演と、今年3月に羽田でファイナルを迎えた全国ZEPPツアーを成功させ、6月に発表されたZ総研の「Z世代12万人が考えたネクストトレンド予想」にもランクインした、急成長中の6人組です。

7月17日に開催した「9bic 3rd Anniversary Live ～ARK～」では、昼と夜の2公演を実施し、演出、パフォーマンスにこだわった新曲を含む全24曲を歌い上げました。

フジテレビュー!!では、その夜公演を取材。熱狂のライブの模様をレポートします。

この日、東京ガーデンシアターを埋め尽くしたのは、立方隊と呼ばれるファンのみなさん。開演前からペンライトの準備をしたり、髪型やメイクを直したりしながら、ドキドキな様子で開幕を待ちます。

オープニング映像が流れると、マスクの下で歓喜の声をあげ、立ち上がって、メンバー一人ひとりの紹介にペンライトを振って反応しました。

9bicにとって、このステージは、コロナ禍の影響で最大数を動員することが叶わなかった昨年の2周年ライブの、ある意味リベンジとなる舞台で、その思いを知る立方隊の期待も高まります。

オープニングは、「ARK」。“ARK”（箱船）にちなみ、船をモチーフにしたステージセットに、6人が登場。

海賊をイメージした赤を基調とした華やかな衣装に、青いレーザーライトの演出、スモークなどド派手な演出と、階段を生かしたフォーメーションで「ARK」を熱唱し、オープニングを飾りました。

続く「gimme」では、メインステージから、ファンの間を縫ってセンターステージへ。そこから客席のなかに設（しつら）えられた、6つに分かれたお立ち台へあがり歌唱しました。

移動の際には、手を振ったり、ハートを作ったり、指差しや投げキスなどで、ファンのエール応えるメンバー。

限られたステージ内を可能な限り動き回り、会場の隅々まで楽しませたい、という思いを強く感じました。

“現代（いま）を生きる王子様（プリンス）達”というコンセプトを持つ彼らにぴったりな“お姫様”への思いを歌った「Aaliyah」では、「最後まで楽しんでいこうね！」と、煽（あお）りに定評のある椚さんが盛り上げます。

振り付けも完ぺきにマスターする立方隊のペンライトで会場が一体になり、曲中にはメンバーの双葉さんが市川さんをお姫様抱っこする一幕も。その様子に、ファンの歓声は止まりません。

9bic唯一のサマーチューン「love SPLASH」では、椚さんのアカペラから曲がスタート。会場に響き渡る伸びやかな歌声に、じっと聴き入るファンの姿もあり、ライブならではのひと味違った演出で会場を魅了しました。

続いて披露した「9bic melody」は、双葉さんが作詞を手掛ける9bicの自己紹介ソング。この曲は、毎年、歌詞がリニューアルされていて、今年は「〜ARK ver〜」が披露されました。

MCでは、双葉さんがメンバー紹介の歌詞について解説。「難しい言葉多くない？」という四季さんに、双葉さんは「たくさん辞書を引きましたから！」とアピールしました。

椚さんと六花さんが演出に携わった今回のライブでは、メンバーの個性を生かしたパフォーマンスが光りました。

仮屋瀬さんは、自身の生誕ライブでも初披露したソロ曲「ありのまんま」をお披露目。小学生やおじいさんなどに扮したダンサーを登場させ、一緒に踊るコミカルな演出にファンからは「かわいい！」という声があがります。

椚さんは、1周年ライブから披露しているバク転をさらにパワーアップさせ、キレキレのダンスに加えた、鮮やかな壁宙を初披露。

また、ロンダートバク転、バク宙など、身体能力の高さから繰り出すアクロバットで会場を沸かせました。

ダンスナンバーの「creature」では、双葉さんが初めてのバク宙に挑戦。椚さんとシンメトリーで息の合った可憐な技を決めました。

デビュー当初からの楽曲「secretlove」では、市川さんがドラムを披露。2周年ライブ以来のパフォーマンスで、練習期間は短かったといいますが、完ぺきな演奏で盛り上げました。

四季さんは、和楽器界で活躍する、ルックス、実⼒を兼ね備えた唯⼀無⼆のイケメン和楽器演奏集団「桜men」の花原秀正さん、古里祐一郎さんとコラボレーション。

和太鼓パフォーマンスに合わせて、空手の型や瓦割りに挑戦しました。

MCで、四季さんは「幼稚園の“ちゅうねんさん”から空手をやっていた」と紹介すると、メンバーから一斉に「“年中さん”じゃなくて？」とツッコまれる場面も。

ほかにも、9bicの派生ユニット「twi9star（トゥイックスター）」による「絶対的アンフレール」では、双葉さんが「ペンライトをあげて一緒に踊ってください！」と盛り上げ、さらに、市川さん、椚さん、六花さんは「別に嫌いじゃねーよ」を3人で歌唱しました。

個人でのパフォーマンスやユニット、また新たな挑戦など初物尽しで、見どころ満載なライブパフォーマンスになりました。

「3年間、いつもペンライトを振ってくれてありがとう。みんなが作ってくれた景色が、世界で1番綺麗です」と仮屋瀬さんの曲振りを経て、この日、初披露されたのは新曲の「カラフル」。

会場を6色のペンライトが埋め尽くす中で、“どんな色にだってなれる”“どんな夢だって描ける”と思いを込めたバラードを6人で歌い上げました。

そのハーモニーの美しさや、伸びやかな歌声は、彼らの頑張りを示すかのように会場に響き渡り、ファンと共に歩んできた3年間の想いの深さを感じさせるものでした。

アンコールを促す立方隊からの手拍子を受けステージに再登場した6人。

双葉さんが作詞・作曲を務めた、こちらも新曲の「僕らのインぺリアル」を披露しました。

約2時間半の公演を駆け抜けた6人。最後にファンに向けて、一人ひとり感謝を伝えました。

仮屋瀬：3年目も、たくさんの方が来てくれて嬉しいです。皆さんからは、たくさん力をもらっていて、みんなも前を向けない日もあると思いますが、横を向いたらみんながいるので、一緒に前に進みましょう！これからもよろしくお願いします。

六花：ライブのために新しい服を買ったり、お化粧をしたり、ワクワクした気持ちで来てくれたりする一つひとつが嬉しいです。“誰かのために生きれている”と感じます。

アイドルをやっていなかったら、自分のためにしか生きていなかったと思うので、皆さんに支えられて幸せです。いろいろな壁にぶつかることもありますが、皆さんのおかげで、乗り越えられています。

椚：最近では、メンバーで意見を言い合う、何かをするという機会が多くて、グループとしても個人としても成長していると感じています。

応援してくれるファンの方や、メンバーのおかげで、僕も3年間でここまで成長できたと思います。

四季：3周年ライブをメンバーで話し合いながら、ぶつかり合いながらも無事に終えることができて、すごく嬉しいです。

足を運んでくださった皆さん、近くに行ったらわかるんですけど、顔があたたかくて、幸せな気持ちになりました。4年目の9bicもよろしくお願いします！

双葉：アイドルを始めてから、人を笑顔にするために自分が動くというのがとても好きになりました。

みんなが頑張れているなら、辛いことも悲しいこともたくさんあるけど、「もう少し頑張って、みんなのために動きたいな」と思えるような3年間でした。

これからもいろんな人を幸せにしたいし、知りたいし、会いたいので、僕たちにずっとついてきてください！

市川：今日という日を実現できて幸せです。3周年ライブは、今日で終わってしまいますが、夏の9bicはイベントが盛り沢山で、まだまだたくさん会えるので、それを楽しみに毎日を過ごしていただければと思います。

同ライブでは、東京ジョイポリスでの初のコラボイベント、ファースト写真集の発売、さらに4周年ライブツアーの開催が発表されました。

ますます、6人のこれからの活躍に注目です。

フジテレビTWOでは、17日に生中継したライブの映像を20日（水）20時30分〜再放送。

8月には、ライブの模様に貴重な舞台裏映像などを追加した完全版、9月には初出しの過去映像に新規映像を追加した「9bic 3周年の軌跡」を振り返るドキュメンタリーの独占放送を予定しています。

『9bic 3周年記念ライブ～ARK～』生中継

放送：フジテレビTWO ドラマ・アニメ

放送日時：7月17日（日）17時30分～

再放送：7月20日（水）20時30分～※生中継時の映像を再放送

『9bic 3周年記念ライブ～ARK～』完全版　

放送：フジテレビTWO ドラマ・アニメ

放送日時：8月14日（日）21時～

『9bic 3周年記念ライブ～ARK～』ドキュメンタリー

放送：フジテレビTWO ドラマ・アニメ

放送日時：9月24日（土）20時～

公式URL：https://otn.fujitv.co.jp/9bic_ARK