「びっくりドンキー」VSローカルハンバーグ店！王者と個性派のこだわり紹介

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ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」と、ローカルハンバーグ店には、それぞれ強いこだわりがありました。

8月16日（火）放送の『所JAPAN』（カンテレ・フジテレビ系）は、「ハンバーグ」がおいしいと思うファミレスランキング（ねとらぼ調査隊）1位の“王者”「びっくりドンキー」と、「ここだけは負けない！」と語る個性派ローカルハンバーグ店が対決。

フジテレビュー!!では、番組に登場した、いくつかのお店を紹介します。

スタジオには、所ジョージさん、佐々木希さん、カズレーザーさん（メイプル超合金）、陣内智則さん、竹内涼真さん、若槻千夏さんが登場。

またVTRで、飯尾和樹さん（ずん）、田辺智加さん（ぼる塾）、横澤夏子さんが出演しました。

佐々木さんも「子どものころから行っていた」と語る、“王者”「びっくりドンキー」。

「びっくりドンキー」という名前は、「たくさんの人をニコニコ、ワクワク、びっくりさせたい」という意味だそう。

来店した瞬間に、お客さんをびっくりさせたいと、全国338店舗の外観と内装がほぼ違う作りになっています。

番組では、そんな「びっくりドンキー」の「びっくり戦略ベスト7」を紹介。

1位 子どもが食べれば食べるほどお得！？もぐもぐチャレンジ
2位 ハンバーグ店なのにみそ汁が大バズリ！？
3位 20円で食べられる！？コスパ最強メニュー
4位 食べたい味が絶対ある！種類多すぎメニュー
5位 中毒性倍増！魔性のディッシュ皿
6位 王者になれたのはマクドナルドのおかげ！？
7位 夜9時以降にしかパティを作らない

7位 夜9時以降にしかパティを作らない

「びっくりドンキー」のパティは、提供する前日の夜9時以降から作り出しています。できあがり次第、店舗に配送。

一度も冷凍をされないまま、焼き上げています。

6位 王者になれたのは、マクドナルドのおかげ！？

1968年にハンバーガーショップとしてオープンした「びっくりドンキー」。

その3年後、ファーストフードチェーン「マクドナルド」が、日本進出。「『マクドナルド』には敵わない」と方向転換。

ハンバーガーを分割し、ハンバーグ、野菜、パン→ご飯として丸いお皿にのせると「ハンバーグ定食でいけるんじゃ…」と考えたのが、現在の業態になったきっかけだったといいます。

5位 中毒性倍増！魔性のディッシュ皿

ゴムノキの老木から作られたディッシュ皿。真ん中が盛り上がっており、ソースが隣の食材に広がらず、味が混ざりづらくなっています。

4位 食べたい味が絶対ある！種類多すぎメニュー

全13種類のディッシュのうち、売上NO.1は「チーズバーグディッシュ（925円）」

※一部店舗では販売していません。価格が異なる場合があります。

3位 20円で食べられる！？コスパ最強メニュー

「びっくりドンキー」では、昨年から朝8時～11時でモーニングを開始。単品で頼むと1杯310円（通常時間の価格）のコーヒーに、プラス20円でトーストとゆで卵がセットで食べられます。

※一部店舗では実施していません。

2位 ハンバーグ店なのにみそ汁が大バズリ！？

数あるハンバーグを抑え、「びっくりドンキー」の人気メニューランキング2位である「みそ汁」。

出汁からとり、信州のこし味噌を使用したこだわりの一品です。

1位 子どもが食べれば食べるほどお得！？もぐもぐチャレンジ

子どもの好き嫌いをなくし、最後まで食べる喜びを体験してもらう「もぐもぐチャレンジ」。子どもが完食できたら、表彰状がもらえます。

表彰状のスタンプが2個たまると、次回来店時に「まきまきチョコ」か「まきまきイチゴ」のソフトクリームと交換できます。

群馬県太田市にある「ひしめき亭」は、2020年にオープン。「チーズのこだわりなら負けない！」と豪語します。

このお店で食べられるのが、「超粗びき炭火熟成牛ハンバーグ とろとろチーズソース Lサイズ」（1848円）です。

※値段は、2022年8月現在

「超粗びき炭火熟成牛ハンバーグ とろとろチーズソース Lサイズ」は、鉄板からあふれんばかりのチーズをかけていただくハンバーグ。

チーズをかけると、蒸気が発生し、ぼやレベルの煙が立ちます。

また、鉄板の熱でお好みの焼き加減が楽しめるように、ハンバーグはレア状態でお届け。

通常の粗びきよりも、12.8mmと大きい超粗びきで、ステーキのような肉肉しさが味わえます。

この「超粗びき炭火熟成牛ハンバーグ とろとろチーズソース Lサイズ」は、大量のチーズソースがかかっているのに、味はあっさり。

その秘密が、店内で手作りしているモッツァレラチーズにありました。

群馬県の提携牧場から取り寄せた、搾りたての牛乳を、培養、凝固、練り上げること6時間。

完成したモツァレラチーズに、数種類のチーズをブレンドさせ、フレッシュさとコクのバランスが考えられた飽きのこないチーズソースを作っていました。

ちなみに、鉄板にチーズが余ってしまったら、ごはんを加えてリゾットとして食べると、最後までチーズを楽しめるんだとか。

今では、お客さんの7割がチーズハンバーグを注文。毎月1.2tものチーズを使用しているそうです。

兵庫県西宮市にある「洋食とワインのお店 土筆苑」は、来年で創業50周年。「子どもへのサービスなら負けない！」と語ります。

このお店の自慢の料理が、「ハンバーグデミグラスソース」（1700円）。

マッシュポテトの上にのった、分厚いハンバーグは口当たりなめらかで、やわらかくジューシー。

デミグラスソースとニンニク風味のクリームがまろやかに絡み合う、“THE 洋食店”のハンバーグです。

料理長の大谷隆史さんは、「お子さまから年配の方に召し上がっていただくように、やわらかく。歯がなくても食べられる」と説明。

そんなやわらかさの秘密は、調理法にあります。

店舗とは別のハンバーグ専用の工房で、たっぷりの油で表面に焼き色をつけて、真空パックで保存。

さらに、スチームコンベクションオーブンで真空パックのまま、蒸しあげて火を通し、その後、急速冷凍していました。

そうすることによって、肉汁や旨味を吸い込ませ、ジューシーで口当たりがなめらか、やわらかいハンバーグを実現していました。

また、このお店では、お子さんが店内で身長測定をし、前回の来店時から1cm伸びるごとに、ハンバーグが1個無料でもらえる「成長ハンバーグ」というサービスを実施。

幼少期に、半年に一度、街の洋食屋さんに行くのが一番の楽しみだったという大谷さん。

「僕自身が、母子家庭で育ちまして。そのときに連れて行ってもらった、洋食屋さんのコックさんが、僕にとってスーパーヒーロー。小学生のときに、『日本一の洋食屋さんになって、子どもたちのヒーローになる』という夢を持ちました」。

さらに、「大切な時間を『土筆苑』で過ごしていただく。それだけで光栄なこと。一瞬でも子どもたちに楽しんでいただければ。おうちでしないお祝いを、『僕たちが一緒にお祝いできたら』と思って。目指すは、スーパーヒーロー」と語りました。

番組では、ほかにも静岡県藤枝市にある「MATCH BOX」、京都府京都市にある「京都挽肉製作所」が紹介されました。