沢村一樹、本田翼ら「月9『絶対零度』チーム」と、“笑わない男”こと稲垣啓太ら「ラグビー日本代表チーム」。超豪華な面々が顔を揃えた1月6日(月)放送の『ネプリーグSP』。

新年初の放送で、地理担当の村瀬哲史先生と現代文担当の林修先生、英語のレイニー先生が教えてくれた、誰かに話したくなるウンチクは?

カンガルーとエミューは国の前進姿勢を表していた

首都「キャンベラ」を問う問題にちなんで、オーストラリアの国章について解説してくれたのは、満を持してラグビー日本代表のユニフォームで登場した村瀬先生だ。

オーストラリアの国章には、カンガルーとエミューという国を代表する動物が描かれている。なぜこの2つの動物が選ばれたのだろうか?

その理由は、カンガルーもエミューも後ろに進むことができず、前にしか進めない動物だから。

オーストラリアは1788年1月26日に建国された新しい国なので、若い国が前へ前へと進んでいくようにという思いを込めて、2つの動物が国章に採用されたのだそうだ。

「擬人法」の「擬」の意味は「擬える」という動詞にヒントが

林先生は、番組で出題された「擬人法」と「絆」という漢字の意味について教えてくれた。

まず、「擬人法」の「擬(ぎ)」という文字は「擬(なぞら)える」、「擬い物(まがいもの)」、「雁擬き(がんもどき)」などの読み方がある通り、「何かに似せる」という意味を持っている。

「擬」の書き方と一緒に漢字そのものの意味を覚えておけば、「擬人法」=「人ではないものを人に擬えて表現する技法」ということも忘れずにいられそうだ。

そして「絆(きずな)」という言葉が「人と人との結びつき、支え合い」などを表す意味で使われるようになったのは、実は最近のこと。もともとは別の意味で使われていた言葉だという。

「絆」を動詞にすると「絆(ほだ)す」。「絆し」「絆される」などという表現が指すように、もともとは「(相手に情が移って)自由を束縛するもの」「足かせや手かせとなるもの」というような意味で使われていたのだそうだ。

「How are you?」と質問されたときは、どう答えるのがスマート?

レイニー先生の「すぐに使える英会話」のテーマは、「How are you?(ごきげんいかが?)」と聞かれたときのスマートな答え方だ。

中学校などの英語の授業では「I’m fine thank you, and you?(はい、元気です。あなたは?)」と習った人が多いと思うのだが、英語圏の会話ではあまり使われないフレーズだという。

実は「I’m fine thank you, and you?」という言い回しは、あまりにも教科書的でとてもぎこちない表現。「I’m good, you?」と答えた方が自然に聞こえるそうなので、ぜひ覚えておこう。