小勝負(坂口健太郎)が藤堂(小日向文世)を追い詰める…?<『競争の番人』第9話完全版>
9月5日(月)放送『競争の番人』第9話
『競争の番人』第9話完全版
「東京湾岸地区再開発プロジェクト」の談合疑惑で「ラクター建設」などへの立入検査を行う予定だった、公正取引委員会第一審査だが、急遽中止になってしまう。
<ドラマ『競争の番人』これまでのあらすじ完全版>
父・誠(高橋努)の死の延長にある談合疑惑を独自で調査する小勝負勉(坂口健太郎)。そんな小勝負を本庄聡子審査長(寺島しのぶ)は止めようとする。
しかし、談合の黒幕と踏んでいる国土交通省の事務次官・藤堂清正(小日向文世)と本庄の繋がりを疑う小勝負には通じない。
そんな時、小勝負は「談合の件で」と国交省の者と名乗る人物に電話で呼び出された。待ち合わせ場所に向かった小勝負は、刃物を持った人物に襲われる。すると、小勝負を身を挺してかばった本庄が刺されてしまった。
この件で、小勝負は勝手に調査をしたとして謹慎処分に。また、殺人未遂事件として警察が動き出したため、公正取引委員会は談合についても警察の捜査が済んでから、ということになった。
そんな時、白熊楓(杏)に恋人の大森徹也(黒羽麻璃央)から情報が入る。それは、本庄と藤堂のつながり、そして本庄を刺した犯人が、白熊が公取へ異動するきっかけになったラクター建設の古賀康弘を殺害した犯人と同一人物の可能性もあるということだった。
白熊は徹也から得た情報を、桃園千代子(小池栄子)、風見慎一(大倉孝二)、六角洸介(加藤清史郎)に話す。小勝負が調べていたのはラクター建設であり、そして藤堂と本庄に繋がりがあることに第六審査(通称ダイロク)メンバーは疑念を持つ。
一方、謹慎処分になった小勝負は、本庄の病室に置かれた所持品から、手帳と怪しげな鍵を見つける。
小勝負は本庄の手帳に書かれていたラクター建設の木下健一(石井正則)との打ち合わせ場所へ向かう。
そこにいた木下に、小勝負は本庄が刺されたことを伝える。そして、自分が公取の小勝負だと名乗ると木下は突然、土下座をした。木下は、小勝負の父、誠が亡くなる原因となった談合にラクター建設の役員として関わっていたことを悔やんでいたのだ。
そして、木下は本庄にラクター建設の情報を渡していたと打ち明ける。また、木下は「藤堂の談合に関わる者たちは、人の命をなんとも思ってない」と小勝負に忠告した。
それでも小勝負は、再開発プロジェクトを取りまとめているのがラクター建設の樋山雄也(平原テツ)であることと、入札日を木下から教えてもらう。
小勝負は、謹慎中にも関わらずダイロクへ向かい、本庄の鍵のついた机の引き出しを開ける。そこには、15年にも及ぶ藤堂の不正を暴くための多くの資料があった。
検察官の緑川瑛子(大西礼芳)は、出ていこうとする小勝負に「公取をクビになったら、二度と藤堂を追うことが出来ない」といさめようとする。だが、小勝負は藤堂が再開発プロジェクトに絡んでいて、入札まで2週間しかないと言い去ってしまった。
白熊は、緑川に小勝負の事情を話してほしいと頼む。すると緑川は、15年前に本庄が行っていたラクター建設の調査と誠の死の関係をダイロクのメンバーたちに話した。
今までの小勝負の行動に納得した白熊。その時、本庄のスクラップにあるものを見つけた。
ダイロクを出た小勝負は、「小津建設」にいた。
小津耕介(竹財輝之助)の妻・環(前田亜季)を見つけた小勝負は、「藤堂事務次官の娘ですよね」と話しかける。しかし、環に「父親とは縁を切っているので、話すことはない」と突っぱねられる。小津は「自分も会ったことすらない」と言う。
小勝負が小津建設から出てくると、白熊がいた。白熊も環が藤堂の娘だと気づいたのだ。白熊は「自分も手伝う」と言うが、小勝負はいつになく弱気になっているようで、その申し出を断った。
小勝負は、自分のせいで本庄の15年に及ぶ、藤堂を追い詰めてきた努力を無駄にしてしまったと悔やんでいた。
病室を訪ねた小勝負は、ベッドで寝ている本庄に謝る。すると、本庄は目を開け、「黙っていた自分が悪い」と話しだす。これまでのダイロクの調査にも、藤堂とのつながりを探るものがあったのだ。
さらに落ち込む小勝負を、「生きていれば、まだチャンスはある」と本庄は励ました。
数日後、白熊は風邪をひいたと休んだ。
その頃、小勝負は談合場所を探ろうと樋山をつけていたが見つかり、数名のチンピラに囲まれて暴行を受ける。傷ついた小勝負に対し樋山は「二度と自分の前に現れるな」と言い放った。
そこに白熊から連絡が入る。小勝負が白熊に呼び出された場所に行くと、環が来た。白熊の度重なる説得に、環が協力してくれることになったのだ。環は藤堂が出張に出ている間に家に入り、談合の手がかりを探すことを認めてくれていた。
藤堂が出張に出かけたのと入れ違いに、環の案内で小勝負たちは家に入る。
そして、藤堂の部屋で手がかりを探すが、なかなか見つからない。そこに、藤堂が帰ってきてしまった。
小勝負は送ってきた樋山が藤堂にメモを渡すのを目撃。だが、のんびりしてはいられない。広げた書類などを戻す間に、藤堂が部屋へ向かってくる。小勝負と白熊は環が時間稼ぎしてくてている間に、部屋を元通りにしてクローゼットに隠れた。
環に呼ばれて藤堂が部屋を出た隙に、クローゼットから出てくる小勝負たち。その時、小勝負は藤堂が樋山から受け取ったメモをスマホで撮影して、家から抜け出した。
メモに書かれていたのは談合の日時と場所だった。白熊の協力も断った小勝負は、当日1人で談合場所に向かう。
すると、小勝負の前に1台のワゴン車が停まった。運転していたのは白熊。張り込みの手伝いに来たのだ。さらに、風見や桃園、六角も駆けつけた。
風見は立入検査の許可もとって来ている。本庄を傷つけられたダイロクメンバーたちの心は一つになっていた。
しばらくすると、樋山たちが到着。いよいよ談合が始まると、小勝負たちは立入検査に着手。しかし、藤堂の姿がない。
その時、1人の男が逃げ出そうとするのを白熊が捕まえた。男は小津だ。白熊が驚いていると、桃園はこの談合が再開発プロジェクトではなく、バイパス工事の件だと気づく。小津が入札に参加しようとしていたものだ。
そこに、警察が踏み込んでくる。樋山が古賀康弘殺人と本庄への殺人未遂容疑で逮捕されてしまった。
警察に別件で逮捕されてしまったため樋山の聴取は見送られるが、小勝負と白熊は小津を聴取する。駆けつけた環も同席するが、夫のしたことが信じられない様子。
家族や従業員のために手をつけてしまったと話す小津に、小勝負は自分の父親を思い出す。
聴取を終えた小勝負と白熊がダイロクに戻る。緑川は、樋山が談合を利用して私腹を肥やしていたらしいとダイロクメンバーに教えた。
そんな時、小勝負に面会人が現れた。それは、藤堂だった。藤堂は間違った談合場所を教えたのは自分だとほのめかす。また、樋山の逮捕についても…。
藤堂は自分を追っても無駄だと豪語。小勝負は自分たちはあきらめず、弱くても戦うと言い返した。
すると、藤堂は弱い者たちが生む悲劇を知らないだろうと決めつける。弱い者を排除するのが世のためだと切り捨てて、藤堂は去って行った。
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