舞台「少年たち あの空を見上げて」の公開稽古と初日前会見が、9月11日に行われ、ジャニーズJr.のHiHi Jets(髙橋優斗、井上瑞稀、橋本涼、猪狩蒼弥、作間龍斗)、美 少年(岩﨑大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)と、内博貴さんが登壇しました。
この作品は、1964年の初演以来、上演のたびにアレンジを加えられながら進化を遂げてきた「少年たち」シリーズの最新作。昨年に引き続き、HiHi Jetsと美 少年が主演を務め、看守長役として内さんが参加しています。
2年連続の主演に髙橋優斗「全員でジャニーさんが愛した『少年たち』を」
公開舞台稽古終了後に、HiHi Jets、美 少年、内さんが記者からの質問に答えました。
髙橋さんは、「昨年から引き続き、HiHi Jetsと美 少年が、ジャニー(喜多川)さんが愛した『少年たち』という舞台を任せていただけたことを、光栄に思います。さらに今年は、新橋演舞場だけでなく、名古屋の御園座にも行かせていただきます。約2ヵ月ほど、全員でジャニーさんが愛した『少年たち』をお届けします!」とあいさつ。
岩﨑さんは、「こうして僕たち美 少年とHiHi Jetsが、2年目も『少年たち』を任せていただきました。さらに内くんをはじめとする新しいキャストと一緒に、よりパワーアップをして、刺激し合えたらと思います」と語りました。
内さんは、「ジャニーズJr.の内博貴です」と自己紹介し、他登壇者から「いやいやいや!」とツッコミを受け、笑わせました。
それでも、内さんは「どこからどう見てもフレッシュでしょ!」と返しつつ、「この作品は昔から知っているんですけど、僕自身は出演したことがなかったんです。『みんなのお芝居のサポートをできればいいな』という風に思っていますし、ジャニーさんが愛した作品ですから、みんなにはこのステージに立てることが当たり前と思わないでほしい」とコメント。
続けて、「この作品に出られる、HiHi Jetsと美 少年は、『自分たちは選ばれし人間なんだ』という気持ちを持って、1公演、1公演を大切にやっていただけたらと、“お父さん”は思っております」と呼びかけると、周りからは「ありがとうございます!」と感謝の言葉が。
ダンクシュート演出に、作間龍斗「さぞかし気持ちいいだろう」
前回に引き続き、主演を務める、HiHi Jetsと美 少年。
「昨年からお互いに変わったと思うところ」を聞かれると、髙橋さんは「美 少年は毎年夏のドラマに6人全員で出演しているので、一人ひとり感情の動きがより繊細(になった)と感じました」と分析。
浮所さんは、「(HiHi Jetsは)より移動速度が速くなったと思います」と答え、猪狩さんは「ローラー(スケート)履いていないから!」と即座にツッコミ。
また、浮所さんは、「1年の時を経て、皆さん個々のお芝居をやられているので、声の出し方や、表情など細かい動きが進化していると、ステージに一緒に立たせてもらって感じます」と語りました。
今年の見どころの一つが、昨年にはなかったバスケットボールでの対決シーン。
髙橋さんは「全然(練習が)出来ていないんです」と明かし、井上さんも「練習時間が、2日くらいしかなかった」と同調。
髙橋さんは、「(バスケの演出が決まって)絶望したよね?僕たちの前に『少年たち』をやられていた、SixTONESさんとSnow Manさんがやられていた演目なんです。あれは、2組の身長の高さがあるから出来ることなんです。でも、『今年はやるぞ!』という話になったので…」
「(練習の)1日目とかヤバかったんです。(メンバーでパスをつなぎダンクシュートを決める技は)1回も決まらなかったんです。2日目くらいから、入るようになったんです。今年の『少年たち』は、バスケの演目があることによって、チームワークが深まりました」と説明。
最後のダンクシュートを決めた作間さんは、「最後に(シュートを)任せてもらったのは、うれしかったです。みんなが前で応援してくれていて、気持ちいいですよ。これから初日を迎えますけど、お客さんも見ていると考えると、さぞかし気持ちいいだろうと思います」と笑顔を見せました。