<試写室>来週最終回!?とんでもない爆弾2個仕掛けられましたけど??
9月17日(土)23時40分~土ドラ『個人差あります』第7話
前回あまりにもしつこくあらすじを紹介し過ぎたので、反省して(?)、今回は超シンプル!!に、このドラマを紹介してみます…。
倦怠期を迎えていた主人公夫婦が、“異性化” (=突然性別が変わってしまう)によって、再び愛の行方を探し求めるヒューマンラブストーリー!―――
決まった…。決まりましたね!!(何が)いやぁー、いままでの、散々書き散らかしてきた長文あらすじ、一体何だったんだ!ってくらい(でもそれも、すっごい楽しかった!)、超シンプル!!そして、第7話を見終えて、ようやくたどり着いた、このドラマの本質…。そう!そうなんです!!(急に)このドラマ、ラブストーリーなんですよ!!??だって、今回のトピックス(結局これやる)
①スミレさん(大浦龍宇一)の秘めた思い
②真尋ちゃん(紺野彩夏)、告白の行方
③晶(夏菜/白洲迅)と苑子(新川優愛)の、やっぱ好っきゃねん!!
くぅー!なんちゅう濃厚ラブ3本立て!!!たまらんッ!!!
澤部長=スミレさんが“秘めた思い”を抱いて“噛みしめる”シーン…それがもう、すっごいの
まず「①スミレさん(大浦龍宇一)の秘めた思い」。
このセンテンスの並び、ドラマ見てない人(そんな人が「試写室」読むわけないけど)が読んだら、スミレさん=大浦龍宇一?どういうこと?っていうカオスみがとんでもないですが、もうね、なんつったってね、見てる人ならもちろんわかる!この大浦龍宇一さんがね、良過ぎなんよね。スミレさんは、主人公・晶の上司で、澤部長の女装時に使ってるお名前なんだけど、この第7話、澤部長=スミレさんってのを認識したうえで、改めて、澤部長の造形を観察すると、その背後にちゃんと“スミレさん”の姿!あるんですよ。だからこそ、澤部長の言葉には、どこか説得力や奥深さがあるんだな…って、再確認できます。
いやだって、普通、あんな、いつも誰かの言葉を借りて名言を言っちゃう、しかもゲーテの名言ばっかり引用する上司なんて、所詮ペラいじゃん?「あんたの言葉、響かねぇよ?」じゃん。だけど、澤部長の言葉には、そんなこと、一切感じなかったじゃないですか?スミレさんの顔を持つなんて知らなかった第1話の登場時から、澤部長の佇(たたず)まいにはどこか品があって、言葉に深み、あったじゃないですか?ねぇ?あったじゃないですか?(あと出しジャンケン感ある?)
で、今回、そんな澤部長=スミレさんが“秘めた思い”を抱いて、それを“噛みしめる”シーンがあるんだけど、それがもう、すっごいの。演技も、画面も、音楽もすべてが美しくて、視聴者の98パー、泣きます(たぶん)。でもって、その後、お約束の “ゲーテ”、放つんだけど、その言葉があまりにもな名言で、下手すると超絶ペラいセリフになっちゃう危険性山のごとしなのに、澤部長=スミレさんだからこその深みでもって、まさに“ゲーテ”を“自分の言葉”として金言を放つ、澤部長=大浦龍宇一さん…。圧巻です!必見!!
真尋ちゃんがようやくそのときを…このシーンもすっごく良いの!!泣くの!!
続いて、「②真尋ちゃん、告白の行方」。
主人公と同じく、女性へ“異性化”してしまった真尋ちゃん…。主人公とは違い、高校生のときに“異性化”したことで “青春”を奪われてしまった真尋ちゃん…。主人公は性行為によってリバース(元にもどる)したのに、自分も意を決して試み、結果リバースできなかった真尋ちゃん…。その背景の何もかもがせつなすぎる真尋ちゃん…。で、そんな真尋ちゃんの“せつなすぎる”の極み、なのが、女友だち・久美ちゃん(泉マリン)への思い…。知らぬ間に“好き”という気持ちが募っていって、その思い、伝えていいのかな?どうなのかな?本当の自分(?)は、男なんだけど、今は女…そんな自分だけど、久美ちゃんに、“思い”伝えていいのだろうか?…というマキシマム“せつなすぎる”この葛藤パートなんだけど、前回の晶のアドバイスもあって、ようやくそのときを迎えます…。
が…これ、何言っても、ネタバレになる!!リアクションすら書けない!!…うん、とにかく、このシーンもすっごく良いの!!泣くの!!98パー、泣くの!!(たぶん)真尋ちゃんの、これまでの“せつなすぎる”が、ちゃんと伏線となって、それまで“せつなすぎる”があったからこそ、の…。いやいや、おっと、これ以上はダメだ…とにかく、とにかく、この場面も必見!!
なぜ、“やっぱ好っきゃねん!!”に至るのか?
でもって、なんやかんやの「③晶と苑子の、やっぱ好っきゃねん!!」ですよ。
ラブストーリーのテッパン展開…好き?→好き!!→嫌い?→好き?→嫌い?→やっぱ好っきゃねん!!の、この展開ですよ(どういうこと!?)。僕ね、この“やっぱ好っきゃねん!!”に弱いんですよ(だから、どういうこと!?)。「お前ら、どうせ好き同士なんだから、あぁ!もう!しゃらくせぇ!!!早く一緒になっちまえよッ!!!」って、こっちのフラストレーションがマックスまで溜まりに溜まったあとに待ちうける、結局の“やっぱ好っきゃねん!!”に、僕、弱いんですよ。だけどね、普通ね、これ、結構“激情”に頼るコト多いんですよね。激情…つまり、考えてんじゃない!気持ちだろ!!っていう、それなんだけど(どれ!?)、さすがこのドラマ。「夫は女性になってしまって、私も女性…。私とずっと一緒にいるということは、夫の“今の姓”を強制することになってしまう…」という妻と、「妻は子どもを欲しがっている…。そんな妻と、“今の性”が女性の俺、一緒にいていいのだろうか…」という夫の、双方の葛藤=考えが丁寧に丁寧に描かれたうえで、結局、やっぱり、とどのつまり、(俺…/私…)“やっぱ好っきゃねん!!”へと突き進んでいくのです。
うん、つまりね、ここがね、まったく単純ではないのよ。なぜ、“やっぱ好っきゃねん!!”に至るのか?いや、本当に“やっぱ好っきゃねん!!”に落ち着くのか?、なんだかんだ“やっぱ好っきゃねん!!”とは何なのか?(そこ)って、その結末もわからないまま、来週!最終回!!!へと、なだれ込んでいくのです!!!
え…、来週?最終回?!?!ですって?!?!!?第7話のラスト、とんでもない爆弾2個、仕掛けられましたけど??“やっぱ好っきゃねん!!”??じゃないの??どういうこと???え??マジで、どういうこと??終わんの??来週?終わんの?!?!?いや、やめて!!終わらないで―――――――!!!!!!(どういう情緒)
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