「あまりに素晴らしいのでビックリしております」
デビューから丸55年という歌手の水前寺清子はステージに上がると、何度も驚きの言葉を口にした。
「私は東京オリンピックの39年(昭和39/西暦1964)にデビューで、また東京オリンピックを見られるなと。江東区はいろんなことをやっていると聞きましたが、これだけの作品が揃っているとは思っていませんでした」
水前寺清子が特別ゲストとして参加したのは、東京・江東区で1月19日から始まった「Kotoハートフルアート展」。そこに飾られていた作品の数々を見て、そんな発言になったようだ。
「Kotoハートフルアート展」 は、区内在住・在勤・在学の障害者が、オリンピック・パラリンピック競技をはじめとするスポーツや誰もが安心して生き生きと暮らせる共生社会などをテーマとした作品を制作し、それを展示する取り組み。
東京・江東区は10の競技会場が整備され、オリンピック・パラリンピック合わせて20の競技が行なわれる場所なのだが、オリンピック憲章では「スポーツを文化や教育と融合させ、より良い生き方を創造すること」が根本原則となっている。
そのため、スポーツだけではなく、文化の面でも盛り上げていきたいとの思いから今回の展覧会が開かれることになった。
去年7月に募集を開始したところ、絵画、書道、ちぎり絵など様々なジャンルのアート作品220点が集まった。そのすべてを4つの会場に分けて展示することになっている。
初日となった豊洲文化センターの会場には、自分の見た夢の中を絵にしたものや、カラフルな色彩でスポーツの楽しさを表現したものなど、多様な作品が展示されていた。
19日に行われた表彰式では、東京・江東区の山﨑孝明区長が、佳作入賞者に対して表彰状を授与。「スポーツだけでなく、文化芸術で一生懸命頑張っている人がいるんだよと発信したい」と意気込みを語った。
式典終了後、受賞者たちに話を聞いたところ、「嬉しい」「スタッフの援助のおかげで、こんなに素敵な絵ができました」など喜びの声があがっていた。
また、表彰式では、水前寺清子が代表曲『三百六十五歩のマーチ』を熱唱。障害者も一緒になって歌い、会場は一体感に包まれていた。
♪しあわせは歩いてこない だから歩いていくんだね 一日一歩 三日で三歩 三歩進んで二歩下がる
江東区は、「本事業を通じて、東京2020パラリンピック競技大会に向けて機運を醸成するとともに、障害への理解を深め、障害者・障害児の社会参加を促進し、障害のある人もない人も地域でいきいきと生活できる社会の実現を目指す」としている。
共生社会への道は必ずしも順風満帆ではないが、こうした取り組みによって一歩一歩進んでいくことになりそうだ。
豊洲文化センターでの展示は26日までで、その後も4月にかけて各地の文化センターを中心に順次開催される。
5月16日からは、佳作に選ばれた46作品や来場者の投票で人気の高かった作品を、東京都現代美術館で展示する予定だ。
【地域展覧会】
第1回 豊洲文化センター(1月19日‐1月26日)
第2回 深川江戸資料館 (2月8日‐2月18日)
第3回 亀戸梅屋敷 (2月29日‐3月10日)
第4回 砂町文化センター(4月11日‐4月21日)
【総合展覧会】
東京都現代美術館(5月16日‐5月24日)
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