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『うる星やつら』が復活するっちゃ!新旧レジェンド声優が超レアな本音トーク【めざまし未公開インタビュー】_site_large

『うる星やつら』が復活するっちゃ!新旧レジェンド声優が超レアな本音トーク【めざまし未公開インタビュー】

【前編】10月6日(木)放送『めざましテレビ』

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『うる星やつら』は、ダーリンこと高校生の主人公・諸星あたると、宇宙から舞い降りた鬼の美少女・ラムとのラブ・コメディです。その『うる星やつら』が令和に復活することに。

そこで『めざましテレビ』では、初代あたるを演じた古川登志夫さん、初代ラムを演じた平野文さん、そして今回新しくあたるを演じる神谷浩史さん、ラムを演じる上坂すみれさんの4人に単独インタビュー。まさにレジェンド声優による超貴重なトークとなりました。

ここでは、放送では入りきらなかった未公開部分を含め、前後編に分けてたっぷりお届けします。

古川登志夫&平野文が令和版『うる星やつら』に参加!「感謝でいっぱい」

今なお第一線で活躍する漫画家、高橋留美子さんのデビュー作にして不朽の名作となった「うる星やつら」。

その中から選び抜かれた原作エピソードが全4クールに渡って完全新作としてテレビアニメ化され、第1期が“ノイタミナ”ほかにて放送中です。

『うる星やつら』が復活するっちゃ!新旧レジェンド声優が超レアな本音トーク【めざまし未公開インタビュー】_bodies

好きすぎて「アニメ化やめろ!って思った」

――今回36年ぶりに『うる星やつら』のテレビ放送が復活します。昭和を代表するアニメが令和になって復活すると聞いたときの気持ちは?

平野:すごく楽しみだった。制作者の方も「うる星やつら」のファンで、好きで好きでたまらない方たちが集まって作るんですっていう話を聞いたので、ファンの方が表現するってどんな「うる星やつら」になるのかなって。新しい「うる星やつら」になるのは分かっているんですけど、それがどんな感じなるのか、楽しみで仕方がなかった。

古川:何でもいいから関わりたいと思った。端役とかでもね。

神谷:超前向き!

古川:遊び気分でオーディションないかなとか思ってましたね。

神谷:怖え~な、ベテラン(笑)。貪欲すぎて。

古川:今や人気者の二人だから、これは盛り上がるだろうなって思いましたよ。二人は上手いから新しい作品を作ると思うよ。

平野:初めて会った時の二人の佇まいが、自信がみなぎってる佇まいだったの。

神谷・上坂:そんなことないです!

平野:これはもう(新作が)楽しみすぎるって思いました。

古川:この二人はどうやったってウケると思う。ファンの数が違いますから。

神谷:猛烈にハードルを上げられちゃってる…。

上坂:どうしましょう…。

神谷:僕はアニメーション化するって聞いたときに、「やめろ!やめろ!」って思いました。

平野:え~、なんで?

神谷:僕も初代が大好きなんですよ。お二人のことも大好きだし。そういった意味では(初代を)超えられるわけがないんだから、やめたほうがいい。リメイクとかリブートとか響きはいいけれど、それでうまくいっている作品があるのかと。いいことなんか一つもないんだから、僕の思い出を壊すようなことはやめてくれと思った。

でも、オーディションありますって聞いたときは「頑張ります!何の役でもいいからとにかくやらしてくれ」と。この作品に関わりたくてしょうがないから。

しかも同じ事務所の古川さんが諸星あたるをやっていらして、他の事務所の方があたる役をやるなんて考えられない。とにかく(新作を)やるんだったら僕がやりたい。

初代と比べられてどうこう言われるのはしょうがない。でも、いろんな感想を含めて全部受けとめるから、とにかくやらせてほしいっていう気持ちでオーディションを受けさせてもらったんですよ。

そうしたら楽しくてしょうがなくって、オーディションの段階で。

『うる星やつら』が復活するっちゃ!新旧レジェンド声優が超レアな本音トーク【めざまし未公開インタビュー】_bodies

――オーディションに受かった時の気持ちは?

神谷:そりゃうれしかったですよ。オーディション受けてから、そればっかり気にしていましたから。

僕47歳ですけど、自分が学生時代に読んでいた作品で、すごく好きだったものがアニメ化する時に参加したいっていう憧れを形にすることができないまま、自分のキャリアがここまできてしまって。この先自分が声優になる前の作品がアニメ化するっていう機会に恵まれることは、もうないなって諦めていたんですよ。

だからこのタイミングで、しかも一番好きだった作品がアニメ化しますっていうチャンスに巡り会えたのは、そういう憧れが先行しているものに対して自分がアプローチする機会に恵まれたっていうだけで、やっぱりうれしかったんですよね。

キャリアもある程度重ねて、精神の成長と肉体の衰えというのがちょうどクロスするタイミングで、自分に何ができるだろうって。

でも、この時期にこの作品がもう一回アニメ化して、自分のところに諸星あたるが来てくれた。こんな幸せな瞬間は二度と訪れないかもしれないって思いましたね。

実際にやってみて、自分が好きな作品なので難しいところはもちろんあるし、どうやったって古川さんがやっていたあたるを自分の中から消すことはできない。セリフを読んでいても、古川さんの声が聞こえてくる。

それが自分という肉体の中で音を出すと、全然違うところに着地してしまうギャップというものがあるので、気持ち悪いなって思う瞬間もあるんですけど、上坂すみれのラムちゃんが隣にいる中でしゃべらせてもらっているので、そのギャップが回を重ねる中で少しずつ埋まっていって、今は楽しくやらせてもらっているって感じですかね。

上坂:私はオーディションを受けて、ラムちゃんに決まったと聞いたときは、嘘じゃないかなって。

高校の時に毎朝CS放送で『うる星やつら』を見て、学校に行って、帰ってきてもまた見るみたいな暮らしをしてて。大学受験の時に勉強机にラムちゃんのフィギュアがあったんですけど、それを机に置いて勉強して、疲れたらラムちゃんを見て頑張ろう!って、それでどうにか大学に合格しました。

本当にラムちゃんは私の恩人でもあるので、そんなキャラクターに合格したっていうのはアフレコが始まるまでは現実感がなくって。そんなすごいチャンスに巡り会えたんだっていうのを、今ちょっとずつ実感しているところです。

でも、頑張らなきゃっていうのを忘れちゃうくらいアフレコが楽しいというか、ラムちゃんとして全力でダーリンを追いかけて電撃を放って、かと思えばふらっとどこかに行っちゃったり。

あのキュートさをいろんな人にまた見てもらえると思うと、すごくうれしいなっていう気持ちでいっぱいですね。

『うる星やつら』が復活するっちゃ!新旧レジェンド声優が超レアな本音トーク【めざまし未公開インタビュー】_bodies

神谷「上坂さんのラムちゃん、アリ!」

――『うる星やつら』を知ったきっかけは?

上坂:もともと昭和アイドルが好きで、CS放送は結構昭和のアイドルの歌番組とかを流してくれていたり、昔の映画、三船敏郎さんとか黒澤明さんとかが好きなので、そういう昭和の文化をいっぱい知りたいなっていうのでCSをざっと見ていたら『うる星やつら』に出会いました。

『うる星やつら』を初めて見たときはめちゃめちゃ衝撃的で、まずはラムちゃんの見た目から入ったんですけど、高校生の自分では頭がショートしちゃいそうなくらい情報量が多くて、かつダイナミックで面白くて夢中で見てしまいました。

――プレッシャーはありますか?

神谷:プレッシャーはそりゃ当然あると思いますけど、楽しまなきゃ損かなと思っています。せっかくこんな機会に恵まれたんだから、自分なりに努力して現場には向かいますけど、とにかくやれることは全部やって悔いの残らないようにしようという感じですね。プレッシャーとはうまく共存していこうと思っています。(プレッシャーが)ないと言ったら嘘になりますよ。

上坂:プレッシャーありますね。でもそれはいいことだとも思うというか、期待してくださっている方が多いというのを日に日に感じているので、期待に応えたい。

平野:お二人はどうですか?掛け合いをしていて…。

神谷:楽しいですよ。もう、ラムちゃんなんで。(初代の)ラムちゃんを前にしてこんなことを言うのも変ですけど、(初代が)好きなんで、耳がそういう耳になっているんですよ。これ以外認めないと。でも、上坂さんの声を聞いたら、「このラムちゃんはこのラムちゃんでありだね」って…。

平野:私もそう思った。あの映像だったら、この声なのねって。

上坂:平野さんにお聞きしたいんですけど、ラムちゃんのしゃべり方って特徴的じゃないですか。語尾が特徴的ですし、一人称も「うち」だったり。しかも平野さんはラムちゃんがデビュー作で、演じる時にどうしてたんだろうって直接お聞きしたかったんです。どうしたらラムちゃんになりますかって。

平野:私は『うる星やつら』のラムちゃんが声優デビューだったから何にも知らなかったし、オーディションでやったままやっていたので、特徴って言われても困っちゃうのね、何にも考えないでやっていたから。ただ、周りの方の上質な演技で私は上げていただいたっていうのが正直なところですね。

上坂:平野さんは本当にかけあいを楽しんでやってらっしゃって、あの天真爛漫なラムちゃんができていったという…。

平野:神谷さんとやってるから大丈夫だと思うわよ。すみれさんにとって神谷さんじゃなきゃダメっていうあたるになると思う。

上坂:頑張ってダーリンって呼ばないと…。

平野:無理することはないのよ!

神谷:無理しちゃダメだよ!違和感しかないからね(笑)。

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