今年の大晦日のRIZINは、米・総合格闘技団体、ベラトールとの対抗試合でさらなる盛り上がりが期待されている。その対抗試合の“大将戦”に登場するのが、今格闘技ファンたちを熱狂させている朝倉兄弟の兄・未来選手だ。対戦相手のジョン・マカパ選手(ブラジル)は、ベラトールの中でもトップレベルで、その激闘の行方に注目が集まっている。
12月28日(土)、試合3日後に控えたRIZIN.20の選手全員が記者団の取材に応じたが、朝倉未来選手は、いつも通り淡々とした口調でコメントした。
――現在の心境は?
朝倉未来(以下、未来):いつも通りですね。
――改めて対戦相手の印象は?
未来:強い選手なんじゃないですかね。世界的に僕よりも実績が上なので、力を試すいい機会だと思います。彼は今まで4敗していますが、トップの選手にしか負けていないんです、だからトップにかなり近いレベル。僕が(彼にとって)次の“負け”をつけてあげられればと思っています。
――どんな試合展開になると思いますか?
未来:打撃戦になると思います。
――先ほど行われた、ベラトールの選手と並びハチマキを巻いてフォトセッションにも参加しましたが、率直な感想は?
未来:うーん、なんとも思わないですね。計量もまだなので。あのハチマキもセンスが…付き合っているだけです(笑)
YouTubeの登録者数は「試合の結果と関係ない」
取材会ではクールな“未来節”がさく裂していたが、ベラトールとの対抗試合のフォトセッションは大いに盛り上がっていた。
また、記者からYouTubeの人気について聞かれると、「登録者数は試合の結果に左右されないが、YouTubeを見た人たちが僕たちの試合を見てくれるようになったらいいですね」と語った。
“再び”少年院へ…のVTRが話題に
RIZINのオフィシャルサイトでは、リングでは見せない選手たちの素顔に迫るRIZIN CONFESSIONSというコンテンツが人気だ。その#52の中で公開されたのが、朝倉未来選手が少年院を訪問するエピソード。
10代の頃に過ごした少年院―。今回未来選手は、自分の記憶を思い出しながら、施設を見学し、そして少年たちに講義をする。未来選手が少年たちに伝えたい思いとは一体なんだったのか。
未来選手の少年院訪問の模様は、12月30日(月)26時55分~RIZIN事前番組『大晦日は格闘技RIZIN』(フジテレビ)でも放送される。